老後のお金:節約と意味あるお金の使い方

子供が結婚して落ち着くまで親は子供のためにお金を使う。貯めてきた貯蓄残高がどんどん下がって行く。子供が結婚して初めて自分たちの老後生活のためにお金を使う事が出来る。残り少ない貯蓄から老後の生活を維持する。何とかして収入を増やす事を考え、行動を起こすのもこの頃かもしれない。

子供が結婚するまでは、どうしても子供のために何やらお金が出て行ってしまう。シニアの老後を金銭面で困らないようにするしかない。お金を貯める基本は(1)お金を稼ぐ、(2)節約する、(3)お金を運用するである。1と3は特別な才能が必要になる。2は努力次第でなんとかなる。

私達夫婦は今の生活水準をできるだけ下げないで無駄なお金を使わない節約の生活に努めている。求められる能力は自問自答である。物を買う前に自問自答する。

老後の生活は現実の自分を受け入れることから始まる

現実に起きている変化は必ずしも自分にとって都合の良い物ばかりではない。高齢者としての生活でもビジネスを展開している経営者でも現実に起きている変化には逆らえない!これに逆らうと精神的なストレスが増して体調を崩す。酷いケースでは鬱病になる。

人生は紙飛行機!365日いつも空を飛んでいられる訳がない。時には地上に着陸して翼を休ませる必要がある。 今の生活が永遠には続かない。年々年老いて行く体。出来たことが出来なくなる自分に驚く。そんな自分を直ぐに受け入れられない。

勢いよく階段を上ると息が切れる?

駅の階段を勢いよく駆け上る事がある。若いころは、あまり息が切れなかった。67歳の今、息が切れているのが分かる。歳を取るに従い筋肉に酸素を蓄える力が減少してきているのだろうと思っている。私のノートパソコンのバッテリーと同じだ。1年経過して使い続けると満充電容量が使い始めと比べて10%以上少なくなる。電気を蓄える力がバッテリーの劣化で減少する。

人間の体(筋肉)も同様に老化と言う劣化が発生して、体を動かすときに必要な酸素の体内蓄積量が減る。階段の上り下りで息が切れるのは普通のシニアにとって当たり前なのかもしれない。

ジョギングをする運動習慣があれば、息切れを和らげられる。酸素を多く体に取り入れる筋力が出来上がっているからだ。階段の上り下りで息切れを感じたら、運動不足か、呼吸が浅いためかのどちらかもしれない。酸素が十分体の中に取り込めていないためである。

2025年まで:60歳定年再雇用で給与が半減して仕事量も労働日数も変わらない理不尽労働

  • 2025年4月から、定年制を採用しているすべての企業において65歳定年制が義務になる。
  • 2021年4月1日に施行された、改正「高年齢者雇用安定法」では、65歳から70歳までの労働者の就業機会を確保するため、「70歳までの定年引上げ」「70歳までの継続雇用制度」などの措置を講ずる努力義務が新設された。

2025年3月31日まで60歳定年退職か、60歳定年再雇用の状態が続く。60歳定年再雇用で65歳まで働く場合、給与は50%カットされる。労働条件は同じ場合が多い。明らかに再雇用されるシニアにマイナスになる。

60歳定年で会社を去る人、定年再雇用で65歳まで悪条件で働き続ける人。多くの会社員は組織にぶら下がって会社に依存した生活を長年してきた。その影響で定年時に定年再雇用のオプションが提示されると会社に残って働く選択をしてしまう。自分の意思で会社を退職する人は少ない。給与が大幅にカットされて労働環境も同じでも、65歳まで働こうとする。

どこか可笑しいと思わないのか!

59歳の時に働いていた仕事量と日数が定年再雇用で雇用された時と同じなんて誰が考えてもおかしいはずだ。同じ労働環境で働くのに給与が激減するなんて。それが当たり前のように会社員は考える傾向がある。と言うか、それしか選択肢がないためか。

ランチは価格と自分の健康を考慮して選ぶ

シニアになると健康的な食事をしようと考え始める。ノマドで仕事をしていると毎日ランチは外食になる。今までに色々なランチを試してみた。手弁当を作って公園で食べる、ファストフード店(松家、すき家など)、ラーメン店、パスタ店、カレー専門店、スーパーで弁当を購入、Cafeのサンドイッチなど。

昔は、ワンコインでランチが楽しめたのだが今は物価が上がっている。野菜中心のランチがほとんど無い。

精神的な忍耐力を失う高齢者

ちょっと体が不調になると精神的な不安とそれに耐える力、忍耐力が欠けて来ているのに気がつく。肉体的な忍耐力もそうだが、精神的な忍耐力が落ちてきていることを非常に心配している。典型的な例は、幼児の叫び声だ。Cafeでノマドワーカーの仕事をしているとき、幼児を連れた母親たちがやってくる。幼児はおとなしくしていない。からなず、叫び声を出す。

叫び声の響きが耐え難い時がしばしばある。若い時は無視できたが60歳を越えると心の中で、「なぜ、この母親たちはCafeに幼児を連れて来て会話に夢中になるのか!」という怒りに変わる。

自分にとって不都合なことに直面すると感情が先に出る。冷静に状況を分析して対応する姿勢があとになる。老化で体が不自由になるに連れて自己中心的な考えが生まれる。後で後悔する。本来の自分ではないはず。なぜ、感情が席に出てしまうのだろうかと。

シニアがブログで広告収入を得るコツ

ブログでグーグルのアドセンス広告をやっている知人がいる。ブログサイトのページ数が8000ページ近くある。非常に沢山のコンテンツページだが、稼げていない。ブログで広告収益(Google Adsense)を稼ぐには一定の条件を満たす必要がある

ターゲット読者が明確であり、その読者層にとって有益な情報であること。定期的に新しい情報を記事にする。古い記事は見直して新しい情報に書き換える。試行錯誤とコンテンツの質が勝負になる。グーグルの検索アルゴリズムによってアクセス数の変動がすごく変る。アルゴリズムの変動に左右されないで自分が考える有益なコンテンツを書き続けることに尽きる。

シニアのリモートワークを助けるスマホ・タブレットスタンドと薄型キーボード

smartphonestand

リモートワークでスタバを使って仕事をしている。いつもリュックにはChromebook、スマホ、タブレットなどを入れて持ち運んでいる。スマホやタブレットを使う時、画面キーボードで文字入力をすることになる。シニアにとってこれは使い難い。

そこで薄いキーボードも一緒に持ち歩いている。価格は3000円ぐらい。

薄いキーボード

持ち運びが簡単で小さく、軽いタブレット/スマホ スタンドとマルチOS対応の薄いキーボードとスマホ・タブレットスタンドでリモートワークが快適になる。

スマホはPCの代わりになる(シニアがスマホを学ぶべき理由)

シニアがパソコンを使う用途の殆どは、スマホで出来る時代になった。特別なソフトウエアを使った用途でパソコンを使っていない限りこれからパソコンに投資するのは考え物だ。

シニアがパソコンを使う主な用途:

  1. ホームページ閲覧
  2. メールの送受信
  3. 写真や動画の閲覧と記録

この3つの用途は、スマホで十分満たせる。最近は孫や家族との連絡でLINEアプリが加わる。LINEを使うならば、スマホに限る。PCでも出来る画面道で使う場所が固定される。ワープロがパソコンに駆逐されたようにスマホがパソコンの役割をする時代になった。

驚くことはスマホの価格がパソコンの価格レベルに上がってきていることである。ただ、スマホはパソコンと違って買える価格が1万円からある。年金受給者のシニアでも十分購入できる価格帯であるので高価なパソコンを買うよりも5万ぐらい出して快適に使えるスマホを購入したほうがオトクである。

60歳以上のシニアの特権はシニア割引料金

60歳になると映画館では、シニア割引料金になる。一般客1900円がシニア1200円になる。今まで平日に映画館に行くことはなかった。自由な身になると平日と週末の違いが分からなくなる。シニアの遊びは、今まで出来なかったことをやることから始まるのではないか。平日に行く映画館は週末と違って独占状態である。人があまりいない。好きな席で最高の映画を鑑賞できる。 

時々、昼食を夫婦一緒に近くのレストランやラーメン店でする。行くお店はシニア割引料金でランチを楽しめるお店にしている。そんなレストランや飲食店が探せばある。シニアである特典を上手く活用して節約生活をする。

2ヶ月に一度は散髪に行く。いつも利用する散髪店はシニア料金(65歳以上)があるQB Houseである。シニア平日散髪料金が税込み1100円、土日祝日は1200円になるので平日だけに行く。日常生活の中で定期的に消費する活動で節約できることは行う。シニアは収入が年金だけの場合が多い。節約はシニアの常識的なルールになる。