67歳のシニアが買いたい物

買いたい物がない。生活する上で物に満たされている。基本的なニーズを満たせればそれで良いという価値観である。今までに無いようなコンセプトや製品で今の生活を向上させるものであれば興味が湧く。

例えば、人型ロボットで会話の相手から知識を教えてくれる先生機能があれば興味が湧く。この20年間で生活様式を変えた製品はスマートフォンぐらいしか無い。アマゾンやグーグルがAIスピーカーを販売したが、とてもAIと言える製品ではなかった。

グーグルのAIスピーカーを使っているが、いつも使っている機能は朝起きた時に聞く「今日の天気はどんな感じ?」の答えである。それ以外あまり使いようがない。確かにインターネットは家庭に広がった。テレビもインターネット接続が当たり前になりストリーミング動画を楽しめるようになった。 

目の病気:緑内障、白内障、網膜剥離、加齢黄斑変性

私は30代後半時に人間ドックで緑内障であると医者に言われた。現在、67歳。30年も点眼薬で治療をしている。30年前は視野の障害があるような症状を意識できなかった。今は右目上半分の視野が見えない。左目も一部見えなくなっている。

緑内障は、まだ、直す治療法が見つかっていない。視神経を再生できないからだ。iPS細胞が視神経再生に活用できれば・・・と期待している。

シニアは五感機能が衰えてくる。これは避けられない。白内障は典型的な目の老化で起きる。白内障の手術をすれば1日で改善される。緑内障は時限爆弾のように悪化して行く治す決定打がない病気である。

カフェが老人たちの居場所になる理由:ドトール、シャノアール、スターバックス

カフェで仕事を朝から夕方までしているとカフェに出入りする人たちの動きを垣間見ることができる。午前9時前までは、出勤前に一服する会社員が多い。9時から11時までは、リモートワーカーや私のようなノマド、学生、引退した高齢者が多い。

11時から13時までは、会社員が戻ってくる。OLはカフェでコーヒーを飲みながらランチをしている。良くあれだけの食事でお腹が持つなあと私は見ているのだが、そんな若い女性が多い。カフェに立ち寄ってコーヒーだけをテイクアウトする会社員もいる。

この時間帯になると高齢者たちは、ランチに出かけるためにカフェをあとにする。そして、また、戻ってくる。カフェはシニアにとって良い居場所になっている。

ガムを噛みながらのウォーキングは転倒予防になる

転倒予防でウォーキングを行っている高齢者が多い。高齢者が転倒すると寝たっきりになり足の筋力低下をもたらす。多くのケースでは、そのまま介護ベッド生活になる。老人が足の筋力を失うと一人で歩けなくなる。一度介護状態になると老健などでリハビリ生活を送る事になるのだが、元の体に戻るまで相当時間がかかる。

一度転倒して骨折すると高齢者は、自分の足で歩けなくなる確率が高い!

せっかくウォーキングをしているならば、もっと効果がある歩き方を学んだほうが良い。「アクティブかむかむウォーキング」を知っているだろうか。

老後のお金:節約と意味あるお金の使い方

子供が結婚して落ち着くまで親は子供のためにお金を使う。貯めてきた貯蓄残高がどんどん下がって行く。子供が結婚して初めて自分たちの老後生活のためにお金を使う事が出来る。残り少ない貯蓄から老後の生活を維持する。何とかして収入を増やす事を考え、行動を起こすのもこの頃かもしれない。

子供が結婚するまでは、どうしても子供のために何やらお金が出て行ってしまう。シニアの老後を金銭面で困らないようにするしかない。お金を貯める基本は(1)お金を稼ぐ、(2)節約する、(3)お金を運用するである。1と3は特別な才能が必要になる。2は努力次第でなんとかなる。

私達夫婦は今の生活水準をできるだけ下げないで無駄なお金を使わない節約の生活に努めている。求められる能力は自問自答である。物を買う前に自問自答する。