10万円以上のテレビを買う前に決めて置くべき事は何か?

5年ほど前に使っていたソニートリニトロンテレビHi-Vision29型が駄目になった。14年あまり使ったので使い尽くした感じがある。既に耐久年数を過ぎていた。新しいテレビは、Regza 4K43インチ全面直下LEDテレビG20Xにして今使っている。5年経過して問題が発生。画面下10センチ上に白い線が出てきた。5年でLEDディスプレイで原因不明のトラブルである。

家電製品を買うときはどうしても当たり外れがある。故障が保証期間内で発生していたら、修理や新品に取り替えられるのだが今回は3年が過ぎていた。修理に出せば、高額な金額になる。それならば新品を買ったほうが良いという印象がある。

私はテレビを買うときに保証期間が長いブランド、メーカー製品を買うべきであったと後悔している。家電量販店の延長保証も考えるべきであった。前のソニーのテレビが14年も生きていたので東芝レグザのテレビもそれぐらいの耐久年数があると勝手に信じていた。10万円以上のテレビだからそれなりの品質はあるはずだと。

現実は家電製品には当たり外れがあり、高額であればあるほど製品保証の期間、内容、有償延長保証などを検討しなければならない。

テレビの耐久年数と価格で保証延長を考える

テレビは私達シニアの生活で必要な情報収集とエンターテイメントの家電製品になる。一人暮らしのシニアであればあるほど朝起きたらすぐにテレビをつけている。自宅にいる間はずっとテレビは映像と音を出し続ける。テレビがオフになっている時間がないほどテレビはシニアの生活で必須になっている。

4K,8Kの大型LEDディスプレイのテレビが当たり前の時代である。当然、テレビの価格は10万円以上。年金生活者にとって10万円以上の家電製品を買うのは投資になる。知人は先日15万円のソニー製4K・8K有機LEDディスプレイのテレビを購入した。その理由は4年使っていたテレビが急に映らなくなったからだ。突然の事であったという。

4年過ぎていたため家電量販店の延長保証も終わっていた。最低でも5年間は使いたかったと彼は言っていた。10万円以上お金を出して買ったテレビであったからだ。

メーカー保証:期間と内容

東芝、シャープ、パナソニック、ソニーなど名の知れたテレビメーカーの製品の保証期間は一般的に1年間である。ソニーなどはソニーストアー経由で購入すると保証期間を3年間(無料と有料)と5年間(有料)という選択がある。更にモデルによって3年間が無料で5年間に延長される。

東芝のレグザとソニーのブラビアをメーカーのオンライストアーで購入する時、メーカーでこんな違いがある。

ソニーオンラインストアーでは、原則、無償保証(故障のみ)3年間が付属している。有償保証は下記の図を参照。sony tv

東芝のレグザオンラインストアでは原則1年間のメーカー保証のみであるが、モデルによって5年間延長保証付属がある。有償で5年間延長保証をつけるには家電量販店で購入するしか無い。

シャープやパナソニックのオンラインストアでは5年間延長保証を提供するのを止めている。

今の所、ソニーストアーでブラビアのテレビを購入し、3年無償保証か、5年間延長保証を5500円で購入するのが一番お得になる。

家電量販店の保証:期間と内容

家電量販店で有名なヨドバシカメラとビックカメラの長期延長の内容を調べてみた。調べて驚いたのはヨドバシカメラが提供する長期保証は年数経過で補償金額が減少して行くことである。ビックカメラの長期保証では年数経過に関係なく100%補償金額は変わらない。

ヨドバシカメラの長期保証

yodobashi

 

ビックカメラの長期保証

bic

 

どちらも保証料金は購入価格の5%をポイントで支払うことになる。

有償で保障期間を延長する価値があるのか?

ソニーストアーでブラビアを購入する時、無償で故障に限り3年間の保証が付属している。5500円を支払えば、5年間の保証になる。テレビの耐久年数を3年から5年と考えて購入価格が10万円以上のテレビならば、5500円の有償保証は価値があると私は考える。

5年を過ぎて故障した場合は運がなかったと思うしかない。我が家の東芝レグザ43型テレビは何も延長保証をしていなかった。運良くというべきか、5年を過ぎて画面表示でトラブルが発生した。

もし、今の状態が悪くなりテレビの画面が見るに耐えられなくなるならば、ソニーストアーで新しいテレビを買って有償保証にする。テレビのような高額家電製品は5年以内に故障すると修理代が高く付く。

結論

最近の液晶テレビは高機能・高価格・大型化している。最新の43インチモデル以上ならば最低でも10万円以上する。通常のメーカー保証期間は1年間。家電量販店の保証期間延長で5年間だが内容が違う場合がある。5年以上の保証は期待できない。これから何が分かるか。テレビの耐久年数は3年から5年ぐらいで当たり外れがある。

10万円以上するテレビを買うならば、必ず、保証期間が長い製品を買うことである。ソニーのブラビアなどはモデルにより保証期間を5年間にしている。それだけ品質に自信がある製品であるという証拠である。