午前午後の満天の湯大衆浴場はシニアの老人のたまり場だ

相鉄線上星川駅近くに天然の湯「満天の湯 」毎日行きたくなるおふろ屋さんがある。時々、万歩計のデータ登録で立ち寄る。立ち寄るたびに感じることがある。それは、シニアの老人たちのたまり場になって憩いの場が出来上がっていることだ。運営会社もシニアの人たちに毎日立ち寄って温泉を楽しみながら憩いの場として使ってもらいたいという営業戦略がある。

大衆浴場や温泉はシニアの老人たちを惹きつける魅力がある!

現役を離れて仕事をしていない老人たちは、時間がある。体も老化して持病もある。近くに大衆浴場、温泉などの施設があると何故か引き寄せられるようだ。上星川駅近くにある「満天の湯」は朝6時から夜の25時まで開いている。 私が仕事で駅に向かう時間帯午前9時頃に老人たちが朝風呂にやってくる。

この時間帯は、時間を余している老人たちしかいない。企業側にとっても老人たちを固定客として午前午後に惹きつけることで売上を維持していく方針がある。そのため、風呂場は色々な仕掛けが施されている。

温泉 

天然温泉だけでなく漢方炭酸泉やローリングバス、エステバスなどでお風呂を楽しめる。

食事

お手頃価格で色々な食事が出来る。

マッサージ

 40分3900円

散髪

ヘアーカット1080円(税込み)

どこの大衆浴場でもこれぐらいは提供しているかもしれないが、駅の近くにあるということで何かの帰りに立ち寄れる地理的利点がある。 1回一般780円が会員であれば、1回680円になる。会員登録料金300円(年間費、更新料金はなし)を支払えば、いつでも会員料金で利用できる。

老人が毎日通うには負担が多いが、週1回や2回程度で地域の知人や仲間の老人たちと顔を合わせる場所として最適ではないかと思う。平日の午前午後の時間帯は、若い人たちが利用しない。老人たちのように時間がある人たちが活用している。お風呂という場は裸と裸の付き合いが出来る場所だ。お風呂を介して顔を合わすことで友達を増やしていける。

老人になると新しく友達を作りにくい。知らない人と友だちになるには誰かの紹介か、顔を何度も合わす場所で触れ合うことでしか友だちになる機会がない。平日の大衆浴場は、老人たちが新しい友達を見つける場所なのではないだろうか。