62歳になって思う人生って何だろうか?

長生きが出来れば良いのか。短命でも充実した人生であったと思えば良いのか。自分の人生で幸せを感じればそれで良いのか。62年間の人生を振り返ってみると生活の追われて何かをやっていた。生活は自分の夢を追い求めた生活である。何かに迷って立ち止まった時はない。無駄な時間を過ごしたという感じもない。

62歳は、20歳代、30歳代、40歳代の人から見るとシニア、高齢者、老人の分類に入る。若くない。私自身、鏡に映る私の顔を見て年寄りになったと感じざるを得ない。同世代の人間が、ちょっとづつ、他界して行っている。

自分の寿命は分からない。その時にならないと。そんなことを考えると「今を楽しく生きる」しか解決策がない。

今を楽しく生きるとは?

私の人生は、節目設目に生まれた自分の夢を実現する人生ではないかと思っている。その夢は、この世界での生活をより快適にするためのお金稼ぎにつながっている。この世界で生き続けるためのお金がないと自分の人生、家族の人生を楽しくさせる事が出来ない。

ただ、お金を稼げば良いのではないと私は思っている。苦痛を味わいながら大金を稼ぐよりも楽しみながら小金を稼ぐ生活のほうが人生を楽しめるのではないだろうか。必要な時に必要なだけのお金が手に入れば、この世界で生きて行ける。

お金は、この世界での生活を楽しむために稼ぐのであると私は思っている。フランス人は、労働はバカンスを楽しむためのお金を稼ぐことにあると思っている。日本人の労働観は、違う。お金を稼ぐこと仕事を楽しむことだ。私たちの世代は、そんな考えがある。

私たちの子供世代は、違うかもしれない。今の日本は、高度成長時代ではなく、成長が滞っている時代である。働けば働いただけ経済的に豊かになる時代ではなくなった。経済格差が激しくなり、富の集中がごく一部の人間に集まってきている。

その一方で若者たちは、私たちが若い頃とは違って経済的な格差がありすぎる。正社員と非正社員の数で非正社員の数が増加している。米国からやってきたテンプスタッフ(派遣社員)産業が日本の終身雇用制度を破壊した。

経営者たちは、人件費を会社の都合の良いようにコントロールできる非正規社員(派遣社員、契約社員、パート、アルバイト、業務委託社員など)を今も好んでいる。ビジネスで一番コスト負担が多いのが人件費だからだ。

大きな変化が今の時代に起きている。政治的にも経済的にも環境的にも人口的にもだ。今までの時代とは違った生活環境の変化が起きている。変化を楽しむのが、人生を楽しむにつながっている時代かもしれない。

大きな変化が起きているときは、常識に拘った生活(保守的な生活)にリスクが多く発生する。時代に置いてきぼりになるリスクだ。変化をチャンスと感じて人生のリスクを積極的にとって生きて行こうとする人は、変化を楽しむ人生を送れる。

変化は、古い考え方で生活している人たちを置いてきぼりにする。これは確かだ。シニアは、大きな変化を理解できない。知らないうちに時代遅れになっている。そんな自分にある時ある日に気が付く。その時は、既に時遅しだ。

シニアが変化に追い付く過程に残りの人生の楽しみ方があるのではないか。