50歳代に準備する生活設計

Sharp、東芝などの大企業が経営で苦しんでいる。その苦しみが社員の生活に影響している。人件費削減の嵐だ。給与額が高い40歳から50歳代の社員は、リストラ対象になる

悲しい話だが、21世紀になって日本の古き良き雇用環境が崩壊してしまった。 

いつリストラに会っても良いように!

今50歳代の方は、60歳以上になったときにどのような生活を送りたいかを考える必要がある。10年あれば、それなりに準備が出来る。高齢者は、何か尖った専門分野の経験と知識、さらに、技術が無いと仕事が見つからなくなる。体力がある若者たちとの競争に勝つには、若者たちの弱点(専門分野の経験と知識、そして、技術力)を狙うしか無い。

専門分野を自分の物にするには、時間がかかる。お金のためだけで追求できない。そこには、面白さ、好奇心、向学心、楽しさなどの要素が必要だ。

何かあったときに向かうべき方向が明確であれば、不安で悩むことは無い。リストラに会っても自分が新しく向かうべき方向が分かっていれば、その方向で新しい人生設計を考えられる。将来の不安で悩まされる現在を打開するには、10年かけて第二のキャリアの準備をすることだ!

備えあるところに憂い無し」である。

自分の専門分野が見つからない人が多いかもしれない!そんな時は、こんな視点で捜してみる

(1)自分が好きなこと、(2)得意なこと、(3)やってみたいこと。この3つの視点で自分の専門分野を探索する。時間は10年間あるから焦らない。50歳代の人は忙しい。でも、月何回か居酒屋で愚痴をこぼしているならば、その時間を自分のセカンドキャリア構築に当てるべきだ。これをやる、やらないだけでシニアになったときに顕著な違いが出る。経験者は語だ。

50歳代の会社員は、目の前にある崖を見させないベールで目を覆い被されている。それを感じているのだが、そんなことはあり得ないだろうと思考を止めてしまう。現実は、崖が目の前にある。いつ、その崖に押されて落ちても不思議では無い。会社員の生活は、会社にぶら下がっている生活だ。自分の力だけで生活費を稼いでいない。 

会社は特徴がある社員で役に立つと言うことが分かっている高齢者を会社に引き留める。普通の能力や経験の高齢者は、60歳の声を聞いた時点で商品価値が無くなる。社員は部品である。絶えず、取り替えがきくように新卒を入れている。その事実を分かっているのにそれを認めようとしない。

本当にその現実を分かっている50歳代の会社員は、60歳になる前までに自分の能力に磨きをかける。専門性を高めるための勉強、経験、お金稼ぎの挑戦をする。会社の名前や組織力に頼らないで自分の名前だけでお金を稼いだことがあるだろうか。多くの会社員は、隠れて副業をしていない限り無い。

会社の本心は、こうだ。 

自分でお金を稼ぐだけのスキルと知識がある人材であれば、その力を使って会社の売り上げに貢献できる人材であると。いざという時に自分にはそれが出来る力と経験があると言うことを示せれば良い。10年間を使って自分の能力を再構築する

これまで話してきたことは、一度や二度は耳にしたことがあるかもしれない。ほとんどの人は、聞くだけで何もアクションを取らない。どんなビジネスでも最終的に行動した人が勝つ。分からないことに挑戦した人は、分からないことを経験から理解できるが、経験していない人はいつまでたっても分からないままである。

私は既に61歳である。あと9年間を使って70歳以降の生活設計を考えている。そして、ある方向でアクションを取っている。やってみないと分からないから、やるのである。