病気で死ぬか、事故で死ぬか、自然死をするか、60歳を過ぎれば覚悟しなければ

人間ドックを受けるたびに自分の健康状態が気になる。 

老いてくる=病気に襲われる可能性が高まる。老いていくると体の免疫力が落ちてくるからだ。 自分の体の一番弱い場所を攻撃される。免疫力が強ければ、病気になるのを未然に防いでくれる。60歳を節目に体の免疫力が急降下する。それが人間ドックで要検査という項目で現れる。

60歳を過ぎればいつ死んでもおかしくない・・・かもしれない!

最近分かったことで人間ドックで必ず行う検便がある。今まで便を分析して何かの病気を見つけていると思っていた。実際は、呆れたほど意味がない検査である。検便は、便に血液が混じっているかを調べているだけだ。

便に血液が混じる原因は、数えきれないほどあるので原因を特定できない。そのため、大腸や胃の内視鏡検査となる。この検査をして初めて原因がわかってくる。検便だけでは何も意味をなさない。

それでは、なぜ検便を行うのかと言う疑問が生まれる。

ある肛門専門医の言葉を借りれば、「内視鏡検査を受けさせる勇気を作り出すためだ!」という。検便で陽性(血液が混じっていた)になると大腸の内視鏡検査を受けてくださいという依頼と紹介状が人間ドックの結果と一緒に届く。受け取った人は、ショックを受ける。大腸がんになっているのかもしれないという不安で内視鏡検査を受ける勇気を生み出す。

一般的に普通の人が胃や大腸の内視鏡検査を受けようとは思っていない。受けようと思うときは、健康診断で内視鏡検査を受けてくださいという知らせが届いた時だ。検便は、そのきっかけを作り出す口実になっている。

過去に1回大腸の内視鏡検査を受けた経験がある。2回ある検便で一つが陽性であったからだ。大腸の内視鏡検査を受けてくださいという依頼が届いた。実際に内視鏡検査を受けて分かったのは、非常に綺麗な腸でしたということだ。便をりきんだ時に切れ痔となったためだと思う。

最近は、すぐに内視鏡の検査を行わないようになった。

内視鏡検査の結果の90%以上が問題ないということだからだ。無駄な負担を患者に与える前にもっと調べるべきだということになり便利なツールが生まれた。大腸カプセル内視鏡を使ってカプセルにあるカメラで体内の状態を写し、そのデータを電波で転送して分析するという方法だ。

カプセルを飲んでカプセルが胃や腸を写しながら排出される。これで本当に内視鏡検査が必要かどうかの判断が出来る。患者にとって負担はあまりない。カプセルを飲んで8時間後に病院に戻り体に取り付けたデータ受信機と排出されたカプセルを渡すだけだ。

分析の結果、問題があれば内視鏡検査の予約手続きになる。この時点でどこにどのような問題があるかがわかっている。こうなったら覚悟が必要だ。大腸がんのポリープがあれば、内視鏡で摘出できる。何らかの対応が内視鏡で出来る。早期発見で大腸がんは、防げるという。

大腸カプセル内視鏡と大腸内視鏡で早期発見対策が可能になった。これは強い味方だ。

大腸カプセル内視鏡の検査は、健康保険が適用されるため費用は3万円ぐらいだという。受ける医院によって多少の違いはあるだろう。

老いてくると体がくたびれて来る。弱い臓器が問題を起こし始める。体にある自然治癒力が強ければ、治るのだが老齢化で免疫力が衰えて治癒力も弱まる。誰にでも起こる現象だ。