定年退職後に待っている「誰もが分かる人生の節目」

私が高校生の時、自分の将来像を夢見ていた。一流大学にに入学・卒業、そして、大手有名企業に就職という線路が先に見えていた。この線路を走る電車にうまく乗り込めれば、両親も喜び、安心する。

でも、

会社を定年した後の路線が見えていなかった。高校生の私には、60歳を越えた老人の生活なんで想像もできなかったからだ。

誰もが分かる人生の節目が2つある

会社を卒業した元会社員の人生は、65歳から70歳まで自助努力で再就職先を探す事が出来る。上手く再就職が出来れば、70歳まで敷かれた線路を走っている電車に入り込める。70歳を過ぎると誰かが走らせている電車を降りる事になる。その時点で線路も電車も消えて無くなる。

元気で健康なシニアならば、自分で線路と電車を作る事が出来る。起業だ。起業は若いほどやり直しが効くが定年退職後のシニアにはそんな余裕はない。やるか、やらないかだ。起業して上手く線路と電車を用意できれば、好きな年齢で電車を止めて線路を作ることもやめられる。

ただ、

次に何をやるかが分かっていれば、その人は幸せだ。多くのシニアは、健康上の理由やビジネスの失敗で線路を走ることをやめる。その後はどんな生活を送っているかは本人しか知らない。

時間の経過とともにシニアが向かう駅が二つある。

シニアが向かう最初の「駅」

老人ホームだ!自分の身の世話が出来なくなる体になった時点で他人のお世話に成らざるを得ない。健康寿命を何歳まで維持できるかで「老人ホーム駅」に止まるタイミングが決まる。「老人ホーム駅」は誰にでもやってくる。

最後の「駅」

人生の終着駅だ!この世界で人生を楽しむ肉体を離れて別世界に他界する時だ。二つの駅がシニアが認識できる路線上にある駅だ。

どちらが先に来るかは誰も分からないが、いつかやってくるのは確かだ。シニアは、この二つの駅の路線を走る電車が見えてくるまで自分が作る線路の上で好きな駅を作れる。駅は、自分に幸せや喜びを与える目標だ。目標があれば、それが自分の電車が止まる駅となって線路上に現れる。

65歳で定年退職した元会社員の多くは、数年間好きな事をやって老後の生活を送るのだが、上手く線路を作れず、線路を走る電車に乗れないでいる。当然、電車が止まる駅も作れない。自主性が無いシニアは、線路が無い砂漠をさまようようなの生活を送る。人生の節目がやってくるのを待つ生活になる。

自分で作る人生の節目は、まず、自分に幸せや喜びを与える目標だ。これが出来れば、自然にその目標がある駅に通じる線路が作られる。後は、作られた線路を走る電車に乗り込むだけだ。

若い頃とは違ってシニアの世界では、線路と駅が事前に作られていない。その事実に気が付くのが、(頭でわかっていても)定年退職後の半年間だ。毎日が日曜日に飽き始める時だ。

自分に幸せや喜びを与える目標を作りなさい!

この記事「定年退職後に待っている「誰もが分かる人生の節目」」のポイントは、

  • 人生の路線が作られているのは定年退職する年齢までだ
  • 誰にでやってくる人生の節目が二つある。「老人ホーム」と「他界」だ。
  • 自分で人生の節目を作る事が出来る。自分に幸せや喜びを与える目標を持つことだ。


メール