老人は自分たちの子供に面倒を見てもらう・・・それが出来ない社会!

私が子供の頃は、3世代が同居して生活をしていた。それが世間一般的な生活スタイルであった。老人の世話はその家の中で完結していた。今の世代は、3世代同居して生活をしている家庭を都会で見つけるのは難しい。 地方の農村地帯では、そんな多世代家族が成り立っているところもあるが時代の流れで核家族化してしまっている。

大家族での生活で良い点は、誰かが老人や幼児の面倒を見る事が出来る事だ。核家族では、それをやれる人が家族にいない。

少子高齢化の時代は、家族に人的な余裕が無いため老人ホームへの入居という選択肢しか生まれてこない。2025年には、3人に1人が65歳以上の老人になる。核家族で老人の人口が増えると誰が面倒を見るのだろうか。

子供に老後を頼めない老人たち

結婚できなくて老人になっている人たち、結婚しても子供が生まれなかった人たちは、子供に老後のお世話を頼む事が出来ない。子供がいても一人っ子であると両家の両親の世話まで手が回らない。老老介護、介護崩壊、無理心中などのマイナスな社会現象が増えている。今、60歳代の私たち夫婦は、家内の両親の介護支援をしている。私の両親は既に他界している。

91歳の義父と86歳の義母は、まだ、元気だ。義母は、今、老健施設に入居して足のリハビリをしている。回復が早くて入居9か月目に歩行器で歩けるようになった。義父は、何とか一人で自宅生活を送っている。週に1回は、私たち夫婦が一泊二日で介護支援をしている。いずれ義両親を老人ホームに入居させる事になる。

金銭的に余裕があれば、満足が行く有料介護付き老人ホームで余生を送って頂きたいのだが、こればかりは私たち夫婦で判断できない。最終的には義父の判断に任せる事になる。

だが、

私たちが介護される側になった時に義両親と同じ選択が出来るかどうか非常に疑わしい。老人の人口増加で老人ホームに入居できる人数と費用で壁が生まれていると予想している。未来の事は未来になってみないと分からないのでどうしようもない。

一番私たちが出来る事は、健康寿命を延ばす生活を送ることだ。年齢が90歳ぐらいまで普通の生活が出来ていれば、他界するのも早くなる。子供たちの手を煩わせる年数も少なくて済む。これが、75歳ぐらいで介護される体になると子供家族に負担が行く。 

健康寿命を伸ばせることで色々なメリットが生活に生まれる。

  1. 老人ホーム入居で発生する費用がいらなくなる
  2. 子供の家族への負担が少なくなる
  3. 普通の生活を維持できることで不自由な生活にならない

 

普通の生活が出来る健康寿命を伸ばせれば、誰もが幸せになる。老化による筋肉の衰えは筋トレを習慣化する事で予防できる。あとは、食事で栄養バランスが取れれば健康問題は少なくなる。この2つしかない。どんなに頑張ってもその人の運命には逆らえない。

 

この記事「老人は自分たちの子供に面倒を見てもらう・・・それが出来ない社会!」のポイントは、

  • 私が子供の頃は、3世代が同居して生活をしていた。それが世間一般的な生活スタイルであった。
  • 結婚できなくて老人になっている人たち、結婚しても子供が生まれなかった人たちは、子供に老後のお世話を頼む事が出来ない。
  • 一番私たちが出来る事は、健康寿命を延ばす生活を送ることだ