シニアの余生を楽しくする秘訣2つ

dog life

65歳のシニア男性として、自分の老後を楽しむためにやっていることが2つある。一つは、80歳以降も「普通の生活」が出来る健康と体力を維持すること。二つ目は、年金以外の収入を80歳以降も手にすることだ

老化を感じ始めているシニアは、自分の健康を強く意識する。会社を卒業していれば、年金と貯蓄で老後の生活を送るために節約の生活に入っているかもしれない。健康とお金はシニアの余生でもっとも重要な要素だ。

それと、バイクに乗った犬のように旅をすることも!?

余生を楽しむには健康と小遣い稼ぎ

自分の余生を楽しむには、ちょっとした想像力が必要かもしれない。世の中にありえないことを想像して楽しむ。そんな空想の時間を持つと子供心に戻れる。冒頭の写真は、家内と二人でサンディエゴに旅行した時に立ち寄ったお店の入口にあった飾り物だ。バイクに乗った犬。金具で作られているアート作品のようだ。

想像の世界にあるアート作品は、現実を意識する必要がない。想像の世界は、ありえないことを簡単に作れる。現実の世界だけに閉じこもると余生がつまらなくなる。全てが不可能なことだらけに感じ始めるからだ。人生経験が長いと経験からそれは不可能だと判断してしまう。

頭が柔軟でないため、そこで思考が止まる。賢いシニアであればあるほどこんな調子だ。

80歳になっても「普通の生活」が出来ること!

65歳の私は「普通の生活」ができている。88歳の義母は、「普通の生活」ができていない。老健施設でリハビリ生活を送っている。彼女の住む世界は、老健施設の1フロアーしかない。自由に自分の足で外出が出来ない。体が不自由であるからだ。

老いてくると体が壊れ始める。

「普通の生活」ができている老人は、健康で体力がある。自分の体を自由に動かせる。当前のことであるのだが、老いてくると当たり前のことができなくなる体になる。若い人たちはそれが信じられない。私も50歳代の時に信じられなかった。60歳を過ぎて老化を感じ始め、義両親の介護支援を経験して現実がわかった。

老人にとって「普通の生活」は、お金で買えないものなのだ!

お金で買えない「普通の生活」は、これをやることで手に入る。多くの老人は、筋力の低下で歩けなくなる。動きが鈍くなり、昔のように素早く動けない自分の体に気づく。筋肉が毎年1%づつ失い続けるためだ。筋肉を失わないで増やす生活習慣を身につければこの問題は回避できる。

定期的な運動をする。筋トレの運動は必須だ。足の筋肉だけでなく、体全体の筋力を強化する運動が必要になる。私は、週2回筋トレをやっている。お陰で風邪もインフルエンザも縁がない。国民健康保険料が無駄になっている。使っているのは、年2回の眼科クリニックで緑内障チェックだけだ。

今日も午前中は、筋トレをやってきた。93キロのバーベルをベンチプレスで上げてきた。65歳になっても筋肉を鍛えれば93キロのバーベルをベンチプレスで上げられるようになる。懸垂も続けて10回出来るようになった。1年間やり続けた結果である。

年金以外の収入があると遊ぶお金に困らない!

収入が固定されるとその額の範囲でしか生活が回らなくなる。老人の生活は、個人差はあるが活動が少なくなり交際範囲も狭くなる。活動が少なくなるとお金を使うことも少なくなる。老後の生活は若い頃と違ってお金を日常生活で使うことが減る。

一方で、病院や冠婚葬祭、そして、介護関連での出費が増える。限られた収入であると貯蓄といつも相談になる。これに外部からの収入が加わると生活に余裕が生まれる。稼げば必要な費用は支払えるという安心感が生まれる。

私は、老後の生活を年金だけで縛られないよう準備している。年金の収入は、全て貯蓄に行く。実生活の費用は、本業と副業からの収入で賄う。肉体労働で稼ぐのではなく、知的生産の労働で稼ぐ。今年は、副業として広告掲載で稼いでいく。地道な努力が要求されるが、頭の体操になる。

老人が遊ぶと言っても若者たちと違って物を買うよりも美味しい料理を食べる、温泉に行って体に休養を与えるぐらいかもしれない。旅行資金として使うのが多いだろう。旅行は出来るだけ若い時(60歳から75歳ぐらい)に行けるだけ行くことだ。健康障害が70歳すぎから顕著に出てくる。

老いてからでは旅行の楽しみを味わえない。自分の足でどこまでも歩ける体力と美味しい料理をたらふく食べられる丈夫な胃腸が必要だ。

70歳からの10年間があぶない!

70歳を過ぎると体の免疫力が急降下する。免疫力が落ちると病気になりやすい。今まで守ってくれていた免疫力が機能しなくなる。免疫力を強める生活をしなければ、80歳まで生きられないかもしれない。老人が病気になると治り難い。ベッドに寝ている期間が長いと足の筋肉が落ちて歩けなくなる。ここから悪循環が始まる。

 ベッド生活が続くと体力がどんどん落ちていく。食欲もなくなり、低栄養状態になりやすい。体は、生活している環境にどんどん適応していく。自分で動けない体になると老人ホームでの生活になる。酷いケースでは、他界する。

体力が落ちたり、病気になって入院すると老後の人生に大きな変化が生じる。自分の体がダメになっていくことだ。若ければ、直ぐに体力が回復するのだが老人の体はその回復力が遅い。足の筋力を失うと車椅子から始まって歩行器に移り、杖になり、やっと、自分の足で歩けるようになるのだがそこまで辿り着く老人は少ない。

70歳になる前に体力を維持する運動習慣を身につけるべきだ。免疫力は、定期的な運動で強化されるからだ。筋肉を増やす運動をすると体力も強化されていく。楽な生活(エスカレーターやエレベーターなどの文明の利器に頼る生活)を続けると知らないうちに体力を失っていく。

60歳代から楽な生活をしない生活を追求する必要がある。定期的な運動を日常生活の一部にすることだ。この運動習慣を身につければ、70歳代になっても免疫力は衰えない。筋力も衰えない。「普通の生活」を遅れる体力と筋力が維持できるようになる。

お金がたくさんあっても健康な体と体力がなければ宝の持ち腐れになる。

結論

  • 64歳のシニア男性として、自分の老後を楽しむためにやっていることが2つある。一つは、80歳以降も「普通の生活」が出来る健康と体力を維持すること。二つ目は、年金以外の収入を80歳以降も手にすることだ
  • 老いてくると体が壊れ始める。「普通の生活」ができている老人は、健康と体力がある。筋トレはシニアにとって必須になる。免疫力を高めるために筋肉を鍛えることである。