シニアの居場所を探す

river

高齢者の生活は、謎に包まれている。高齢者自身も良く分かっていないからだ。

私は仕事でスターバックスカフェを使う。インターネットに接続できる環境とコーヒーを飲みながら可愛い女子大生アルバイトの顔を見れるからだ。スターバックスで良く見かける高齢者がいる。私のようにパソコンを使って仕事をしている人ではない。観察していると本を読むのではなく、ただ、コーヒーを飲んでボ~としている。  

カフェは高齢者のたまり場?

元気な高齢者は、どうも自宅でじっとしていられないようだ。特に、男性は妻に外に出ていくようプレッシャがかかるようだ。私のように仕事を持っているシニアであれば、会社員と同じような時間帯に電車に乗って横浜のスタバに通うことが出来る。スタバは私の会社のような場所になる。

年金生活をしている高齢者は、自分好みのカフェがあるらしい。雰囲気で選んでいるのか、コーヒー一杯の価格で選んでいるのか、駅からの場所で選んでいるのかわからないが老人たちが集まりやすいカフェが自然と出来ている。

私が使うスターバックスカフェは、老人たちが好んで使うカフェではないらしい。横浜駅周辺にあるカフェで私がよく老人たちを見かけるカフェは、ジョイナス地下街にあるドトールコーヒー、カフェ・ベローチェ 横浜駅西口、カフェラミル横浜ジョイナス店などである。

時間帯によって高齢者が集まる場所が変わる。会社員がいなくなる時間帯は、午前9時以降と午後14時以降だ。この時間帯に高齢者がゆっくりとコーヒーを楽しんでいる。

健康を意識している老人たちは、午前中スポーツセンターで筋力トレーニングをしている。スポーツセンターの午前中は、仕事をしている人は使わない。定年退職したシニア、家庭の主婦、大学生などが多い。

健康志向のシニアは午前中体をスポーツセンターで鍛えて、その足でランチに行き、午後はコーヒーを飲みながら本でも読んでいる人を見かける。年金だけで生活ができている自由人たちだ。

私は横浜みなとみらいにあるツタヤとスターバックスカフェが合体しているお店で自由な時間を楽しんでいる。ツタヤでは、販売している書籍を1冊だけ自由にスターバックスカフェの席に持ってきて読むことが出来る仕組みがある。この仕組を利用して読書を楽しんでいる主婦や高齢者が多い。 

人が集まる場所には共通した要素がある。 

飲食機能、居心地の良い場所と空間、目を楽しませるモノだ。それも余りお金がかからない仕組みがある場所だ。本来は公共施設(図書館や公園など)がこのような場所を提供すべきなのだが、ニーズを満たして切れていない。

公園に高齢者が集まって遊んでいる姿をあまりみたことがない。あるとしたならば、ゲートボールを楽しんでいる老人たちチームだ。公園は子どもたち専用な雰囲気がある。これからは、公園も公共施設も高齢者を意識した用途に変貌していくのではないだろうか。 

暇をもてあます高齢者達は、街に出てなんとなく時間を潰すような生活実態があるのではないか。シニアの生活は、会社員のようなすぐに想像ができる生活スタイルではない。各人の自由意志で生活スタイルを作って行くからだ。そのため、これだというシニアの生活スタイルのコンセプトが見つからない。