子供が巣立った後の夫婦生活は、どのように変わるのか?

子供が二人大人になって独立をした。自宅には、子供が使っていた2部屋が空いた。夕食は、夫婦二人になった。いつも騒がしい次男が一人で生活をし始めたら、家の中がシ~ンとなっていた。会話がいつも夫婦二人の会話になった。子供が巣立つとこうなるんだと。

隣人の夫婦も私たち同様に子供が巣立って行った。家内経由で話を聞くと会話がないという。長年一緒に生活をしてきた夫婦であるためか、会話らしい会話が生まれてこないという。

old couple

 

子供の巣立は私達夫婦のお金、時間、自由を増やす

我が家の公共料金(水道、ガス、電気代)が3分の1ぐらいコストが下がった。朝、子供たちはシャワーでガスと水を使う。夜は、遅くまで電灯を付けて電気代を上げている。この2つの要素がなくなったら、公共料金が3分の1下がったのだ。ああ、そうだ。洗濯をする水と電気代も減った。家内の労働も激変した。洗濯をする回数が減り、アイロンがけも少なくなった。

夫婦二人の生活はコスト安、静か、自由

子供たちが巣立つ前は、家の中のどこかで物音がしていた。今は、静かだ。子供が居ない生活は、老後生活の標準スタイルだ。新婚時代に戻った感じだが、歳を取った。二人で週末に外出しても子供たちの夕食の準備を気にする必要も無いと家内は言う。生活の中心が夫婦二人に戻った。子供が生まれて独立するまで子供中心の生活がずっと続いていた。また、自由を取り戻す。

私の仕事柄、時間に束縛されることがないので平日でも好きな時にランチ外食でドライブに出かける。週末はいつも人で混むレストランでも平日はすいている。子供に束縛されない時間を持つ喜びが老後の生活を豊かにする。・・・と言っても新しい老後の生活スタイルを自分たちで作り出さねばならないが

子供が独立しても自宅にはまだ子供の物が残っている。子供が結婚して完全に独立しなければ、自宅から子供の物は無くならないかもしれない。ちょっとづつ、子供の物を整理し始める。65歳になれば自分の終活でモノの整理をしなければならない。

子供部屋が空く

子供の部屋は、私の書斎になったがまだ書斎として活用していない。子供の物が邪魔で書斎の部屋として自分好みにできないからだ。今使っている用途はオンライン会議である。個室でないとビデオ会議はやり辛い。雑音や家族の出入りなどがじゃまになる。

子供が家族を持ち始めたら、その時が子供部屋に残っている子どもたちの所有物を完全に整理することになる。書斎は自宅で仕事をする時に役に立つ。特にコロナ感染と共存していく新しき生活様式では。

夫婦それぞれの時間を確保

家内は、子供の世話から完全に開放された。自分の趣味に没頭できる日々が続いている。井戸端会議も頻繁にあり、ピアノの勉強や練習で忙しいようだ。私たち夫婦は、子供が独立して生活のリズムが極端に変わっていない。変わったのは、子供に使っていた時間を好きなことに使えるようになったことである。

子供が大きくなると家族で一緒に行動することが少なくなる、または、なくなる。時々、家族で外食するぐらいになる。夫婦二人で月に3回ぐらいは平日にランチ外食をする。外食をするときのコストも4人から2人になる。安くなった分だけ豪華なランチ外食ができる。

結論

まとめると4人家族の生活から夫婦2人の生活に移ると確実にこんな変化が起きる。

  1. 生活コストが3分の1に下がる
  2. 自分たちの時間が増える
  3. 子供の部屋のスペースが他の用途に使える
  4. 子供の世話から開放される
  5. 小遣いをあげる必要がなくなる
  6. 夫婦で外食する機会が増える