制約があるから自由を楽しめるという事実(62歳のシニア男性)

会社組織から一度離れると足から鎖が取れた状態になる。上司や先輩の目を気にする必要がなくなる。何をやっても誰も気にならない。一瞬、自由というものはこんな物かと。これが1週間、1ヶ月と続くと自由が楽しめなくなる面白いものだ、人生は。

与えられた自由を楽しめなくなる人は、自分の時間の使い方が分からない人だ。会社を卒業したら、これをやりたい!あれをやりたい!と思っている人は、自由な時間を満喫できる。

多くのシニア(会社を卒業した人たち)は、制約された自由が懐かしくなり元に戻ろうとする。社会は、そんなシニアを簡単には受け入れてくれない。受け入れてくれても制約の負担度が以前よりも大きくなる。

自分で制約を作り、その枠で自由を楽しむという生き方

目標を作ると自然に制約が生まれてくる。目標を達成しようと試行錯誤をするのだが、出来ることと出来ないことが見えてくる。

起業家は、自分のビジネスを成功させようと考えた計画を実行に移す。頭で考えたことが現実では何もワークしないことを発見する。営業がうまくないとお客を探せない。営業ができない起業家は、営業ができる人の協力を求める。自分の能力に限界がある。限界が制約になる。限界の中で出来ることを探してビジネスを軌道に載せようと起業家は活動する。

起業の醍醐味は、自分の制約を乗り越えた時に得られる快感だ。今まで自分の手でお金を稼いだ経験がない人が、最初に手にする売上には格別なものがある。自分でもお金を稼ぐことが出来るのだという発見と喜びだ

出来ないと思っていたことが出来るようになると制約を越えた自由を楽しめるようになる。私は起業して12年目を迎えている。自分でビジネスのフレームワークを作ってその範囲でお金を稼ごうとしている。思うようには行かないのが現実だが、少しでも脈がある動きが見え始めると心が踊る。

川で魚を捕まえる仕掛けを設置して翌日その成果を見る楽しみだ。そんな気分になる。制約は自分ができないことだ。制約の枠を狭めると自由を楽しめるスペースが広がる。

思いを叶える!自分の人生に思いがあれば、それを叶えることで与えられた制約を越えられる。ビジネスを自分で作って色々な経験をした。自分の能力を発見する時は、いつも、過去を振り返った時だ。今まで出来なかったことを今出来ているという時だ。

今、自分が嫌だと思っていることがあれば、嫌なことをどうしたら無くせるか、楽しくさせるかを目標にすると良い。自分が出来ないと思っていた事に挑戦することで新しい自分を見い出せる。

自分が作り出した制約を越えることで自由の価値を噛み締められる。シニアの生活は、自分への挑戦で充実すると私は学んだ。