シニアの健康管理、鏡の前で皮膚、筋肉、姿勢をチェック

お風呂場には体重計がある。毎朝と夜に体重計に乗る。体重の変化に気をつけている。私は、67歳、身長179cm、体重75~76kgである。体重は朝75kg、夜76kgと変化する。急激な体重の変化を注意している。2泊3日ぐらいの夫婦旅行に行くと必ず体重が2kgぐらい増える。旅先で美味しい料理を食べすぎるからだ。3日後には、元の体重に戻る。

私はお風呂に入る前に洗面所の前で肉体をチェックしている。汗が出やすい季節になると皮膚に癜風という症状が出てくるからだ。私の場合、脱色素斑(白色癜風)の症状が出てくる。

癜風(でんぷう、英: Tinea versicolor)は、表皮に発症する真菌感染症。

細かい鱗屑が付着する淡褐色斑(黒色癜風)あるいは脱色素斑(白色癜風)ができる。好発部位は背部、胸部、頸部、上腕、腋窩などで、春から夏にかけて発症および悪化しやすく、痒みは伴わないことが多い。ありふれた日和見感染の一つであるが気づかない人が多く、一般的に認知されていない。(引用先:ウィキペディア

さらに、姿勢と筋肉の付き方を観察している。筋トレを週2回行っているのでその効果を確認している。筋トレをしていないシニアの体は筋肉を失い枯れていく。筋肉を失い始めると姿勢も悪くなり、猫背のように下を向き始める。

お風呂に入る前に洗面所の鏡の前に映る自分の体のチェックを欠かさない。

裸になって肉体の健康状態を確認する

シニアになって誰もが気にするのが生活習慣病による肥満である。老化で基礎代謝カロリーが落ちてきて贅肉がお腹に付き始める。還暦を過ぎて体を活発に動かす運動習慣がないシニアの体は確実に肥満体型に成って行く。

老化現象で目に付くのは肥満と皮膚である。シミ、イボ、癜風など体の皮膚を汚くする。鏡の前で自分の体を観察することで異常がないかを確認できる。今年の2月に太ももの裏にできた脂肪腫を手術で摘出した。早期発見、早期治療で健康に注意している。

癜風という皮膚病

癜風という症状は皮膚をよく見ないと識別が難しい場合が多い。汗が多く出やすい環境や季節に発症する。涼しくなると自然に消えてなくなるので体を清潔にしておけば問題ない。痛みも痒みもない皮膚の真菌感染症である。皮膚に弱い人に出やすい。真菌はどこにでもいる菌であるため、無くすことは出来ない。

私の場合は首の元から鎖骨辺りと胸に発症する。体全体の皮膚の色と違った白くなった部分が見え始めると癜風にやられているという事がわかる。癜風でやられた部位が広がる前に皮膚科に行って塗り薬を頂いてくる。

汗をかいたら出来るだけ早く真菌の餌になる老廃物を取り除く。シャワーを浴びたり、水に濡らしたタオルで体を拭いたり、殺菌効果があるギャツビー(GATSBY) バイオコア デオドラントボディペーパーで拭いたりして酷くなるのを防ぐしかない。

それで症状は消えるのだが、イタチごっこで見つけては消しての繰り返しになる。今では何も治療しないでそのままにしている。秋には症状が自然と消えるからだ。

どうも皮膚が弱い家系に生まれたため、癜風にやられやすい。普通の人はそう簡単には癜風にやられない。癜風菌は正常時も皮膚に生息している無害な真菌であるので恐れる必要はない。他の人に伝染もしない。夏の紫外線で皮膚が黒くなると癜風菌にやれた部位だけ白く見えるようになる。

筋肉を失い贅肉が増えると姿勢も体格も悪くなる

使っていない筋肉から先に失われて行く。背筋と腹筋のバランスが崩れると姿勢が悪くなる。多くの場合、猫背になる。筋肉は骨と連動しているため筋肉のバランスが崩れると姿勢に影響する。

腹部に贅肉が溜まってくると洋ナシ型の体型に成って行く。中高年男性の典型的な体格である。一目で運動不足を指摘される。そんな体格の変化を毎日鏡の前で確認することで改善しようという意識付けが出来る。

私は猫背になってきているシニアにいつもこんな助言している。毎日5分から10分懸垂が出来る場所で懸垂の運動をすると上半身全体の筋肉が鍛えられて背筋と腹筋の筋肉バランスが改善される。その変化が3ヶ月毎に体に現れてくる。鏡の前でその変化を楽しめる。

私がいつも鏡で体を観察するのはへその上と横腹にある贅肉である。有酸素運動の体幹運動をやり続けているのでその効果を確認している。体の脂肪が減り始める時は一部の脂肪だけが減らないで体全体の脂肪が減って行く。誰もが苦労する部位がへその上の脂肪と横腹の脂肪である。体脂肪率が20%以下に成ればお腹周りの贅肉が落ち始める。

後、シニアが注意すべき部位は太腿の筋肉(太さ)である。高齢者にとって足の筋肉は普通の生活を維持する上で一番重要な筋肉になる。足の筋肉を鍛える運動をしていないシニアの足は太腿の筋肉の減少に現れてくる。会社員時代に履いていたスラックスの太ももがブカブカになっていないだろうか。知らないうちに太腿の筋肉が消えていっている。

失われた筋肉はすぐに元に戻らない。意識して筋トレを定期的に行わない限り元に戻らない。同時に筋肉を作る材料になるタンパク質の食べ物を毎日多く取らないと筋肉が増えていかない。スポーツジムで週2回筋トレをしている私の体は1年単位で体の筋肉の量に変化が起きる。少なくとも3ヶ月単位で筋肉に変化が起きていく。

体に筋肉が戻ってくると自然と体格が良くなり、姿勢も改善される。その変化を見るには毎日お風呂にはいる前に鏡に映し出される自分の体の変化を観察するしかない。

鏡の前で体に変化と異常がないかを確認する

  1. 体の皮膚に異常がないかどうか(老人性皮膚(シミ)、癜風、イボ、粉瘤など)
  2. 体格と筋肉の状態(体が枯れて細くなってきていないか)
  3. 肥満の状態
  4. 姿勢
  5. 体重(定時観察:朝と夜)

多くのシニアは自分の肉体を見て肌が汚くなってきているのに気がつく。70歳を過ぎると体の筋肉が減ってきていることも気がつく。姿勢も猫背のようになる。頭の髪の毛も白くなり、頭皮が見え始める。顔にはたくさんのシワがあり、肌の張りがなくなる。老化してきている自分の肉体を見て、「ああ、もう若くないのか!」と嘆く。

老化現象は食習慣の改善と定期的な運動で遅らせることが出来る。私の体験からこんなことが言える。

  • 筋トレで筋肉の損失を回復し強化する事ができる
  • 肥満体型、枯れてきている体、悪い姿勢などは食習慣の改善と筋トレで解決できる
  • 年齢に合わない体格を作れる(67
  • 歳の私であるが体格は40から50歳代)

体格を改善することで若い印象を他の人達に与える。こんな写真がある。この方は65歳である。とても65歳の体に見えない。

wow amazing at 65

結論

自分の体を鏡に映して健康チェックをする必要がある。老化現象は体型、姿勢、皮膚、体重、筋肉、髪、肌の張りとシワに出てくる。私は皮膚が弱いため癜風という皮膚病になりやすい。湿度が多い夏の時期に必ず発症する。鏡に映る自分の肉体を観察して皮膚に異常がないかをチェエクしている。

老いてくると肉体の健康が全てになる。素人ができる最低限の健康チェックは裸になった自分の肉体を観察して異常がないかをチェックすることである。多くのシニアは体型が筋肉の損失で崩れてきていることに気がつく。筋トレはシニアにとって必須である。