毛細血管の老化を改善する運動と食物

2016年7月13日午後19時30分から始まったNHK番組「ガッテン」でアンチエイジングの新常識が放映された。

体の老化=毛細血管の劣化?!

最新研究で分かってきた驚きの新事実。それは“毛細血管は年齢と共に減っていく”ということです。毛細血管は全身の血管の99%を占め、酸素と栄養を体のすみずみまで送り届ける大切な働きをもっています。ところが、皮膚の毛細血管を調査した研究では、60~70代の人は20代に比べて、毛細血管が4割も減少していました。(引用先:NHKガッテン

 

毛細血管の減少や劣化を防ぐには・・・

毛細血管の減少や劣化を防ぎたい!なんとか復活させたい!そんな願いにこたえるカギは『血流UP』です。実は毛細血管は、年とともに、細胞同士の「接着」が甘くなってしまいます。すると血液が途中で漏れ出してしまい、毛細血管の劣化を引きおこします。しかし、日ごろから十分な血流があると、細胞がお互いにくっつきあって、血液の漏れを防ぎ、健康な毛細血管を生み出してくれるのです。(引用先:NHKガッテン

そうか、鍵は血流なのだ。血流の流れを改善しなければ、体の隅々に張り巡らされている毛細血管に血液が届かない。ガッテンの番組では、「その場スキップ運動」を朝、昼、晩の3回にスキップを20~30回行うと良いとしている。スキップが出来なければ、「つま先立ち運動」を朝、昼、晩に20~30回行う。上下につま先を上げたり下げたりする運動であるならば、場所や時間を気にせずに行える。

私は、朝は電車の中で行っている。昼は、カフェで。夜は、帰宅帰りの電車の中で行う。第二の心臓である「ふくらはぎ」を鍛えることで足に溜まってくる血液を心臓に戻す。そんな力を強化することで毛細血管のケアをする。

非常に単純で誰にでも出来る運動なのだが、これを習慣付けしないと意味が無い。多くの人は、NHK「ガッテン」の番組を見てやり始めるのだろうが、三日坊主で終わる人が大半だろう。

三日坊主にしないためには

1日生活習慣を分析してみる。朝、昼、晩の行動様式からふくらはぎ強化運動を生活のリズムの一つとして取り入れられるスポットを見つけることだ。

例えば、

朝、目が覚めた時につま先運動を行う。つま先運動をしながら目を覚まさせる。 

昼、食後の散歩の中でスキップ運動を行う。または、つま先運動。

夜、お風呂に入る前か、後につま先運動を行う。

アンチエイジングで水素水を飲んでいるような感覚で毎日ふくらはぎ強化運動を続けることがデキる人だけが恩恵を受ける。何事も楽して得られるものはない。長生きをして元気な生活を送りたければ、それなりの努力が必要だ!

毛細血管を改善する食べ物としてシナモンが紹介された。私は朝食にヨーグルト、シリアル、シナモン、はちみつなどを食べている。シナモンを1日の食事のメニューの材料に追加できれば良いだろう。