会社組織での仕事から離れてあっという間に10年が過ぎてしまった。自分で始めたビジネスで自活というものがどういう意味を持つかが体験できた。60歳定年でこれからの人生をどのようにしようか迷っているシニアならば、私の体験が参考になるだろう。
働き方からくる習慣は恐ろしい!
会社組織での仕事から離れてあっという間に10年が過ぎてしまった。自分で始めたビジネスで自活というものがどういう意味を持つかが体験できた。60歳定年でこれからの人生をどのようにしようか迷っているシニアならば、私の体験が参考になるだろう。
働き方からくる習慣は恐ろしい!
私の義両親は、90歳と85歳で普通の生活が二人で出来ている。認知症の気配もない。二人の生活を観察しているとそれぞれの生活リズムが出来上がっている。1日に定期的にやるべき仕事を持っている。私は、老人が自分のやるべき仕事や作業を持って日々を過しているのが認知症を予防するのに役に立っているのではと思っている。
今日も暑い。外は32度だ。スタバの店舗内は、冷房が効きすぎる。ポロシャツ1枚ではさすがに長居が出来ない。インターネットビジネスを営んで自由に時間を使っている私でも8月は夏休みを取る予定だ。私の夏休みは、家内と二人で2泊3日のドライブ旅行だ。長野県に行く。非日常の時間を夫婦で一緒に過すのが私たち夫婦にとって一番楽しい。
蒸し暑い8月を自宅で何もしていないのはつまらない!いつもの生活と違った体験を求めて行動を起こすべきだ。
私達人間の世界は、誰もが平等に生活ができる社会を追い求めている。生まれた時代や国によって人生に明るさがあったり、苦しさがあったりする。提供された時代と環境に適応した生き方をせざるを得ない。ダーウィンの「適者生存」の世界がある。理想は、平等であるがそれは実現していない。
究極な環境では、強いものが生き残る。2016年の日本は、幸運にも明治、大正、そして、戦争中、戦争後の昭和の時代よりも生きる上での余裕が社会にある。生きる上で余裕がある社会では不平等の上に平等が育つ。
海外では、GoogleのChromeOSが搭載されたChromebookというノートパソコンが企業や教育分野で広まっている。2つの理由がある。一つは、安価である。2万円から5万円ぐらいで購入できる。二つ目は、ノートパソコンの管理が簡単である事だ。Windowsパソコンでは、ウイルスソフトやOSなどのアップデートが煩わしい。アプリケーションも購入するため費用がかさむ。
Chromebookのノートパソコンは、立ち上げてネットに接続し、ログインすれば自動的にChromeOSがアップデートされる。OSが違うのでマルウエア感染も発生しない。必要なアプリソフトは、全てGoogle Driveに入っている。シニアがノートパソコンを使う用途を考えると(1)メール、(2)ウエブ閲覧、(3)ワード、Excel、Powerpointのような仕事アプリだ。大部分は、メールとウエブ閲覧で終わるだろう。
昨夜の忘年会でシニアの人たちと酒を飲みながら話を聞いた。65歳を越えて年金をもらい、仕事もあり、好きな趣味を追求している方だ。経済的に余裕があり、時間も自由に出来るシニアだ。彼の話を聞いていると必ずしも今の状態に満足していないようだ。
彼が求めるものは、一体何なんだろうか?
人生は、12月で終わり1月から新しい歳が始まる。2016年はさる年だ。今日17時から横浜で経営サロンの勉強会がある。勉強会が終わると忘年会が始まる。12月は、至る所で忘年会だらけになる。20歳代の息子は、会社の忘年会、お客様の会社の忘年会、友人知人の忘年会で週末は全て埋まっているという。
我が家の奥様がiPhoneを使いたいと言っている。彼女の友達全員がiPhoneを使っていて彼女だけがガラケーだという。友達からLINEトークをしたいから早くiPhoneに変えなさいよ!とプレッシャーがかかっている。自宅では、iPadを使っているのでiPhoneの操作はさほど違和感は無いだろうと思う。
そこでiPhoneを購入することになった。一番安く年間コストを抑える方法を調べた。その結果を奥様に説明して納得の上で端末と通信サービスを決めた。
毎年1月に行われる賀詞交換会に参加している。帝国ホテルで開催される賀詞交換会から居酒屋で行われる賀詞交換会まで。全然会ったことが無い人たちから旧知の人たちまで。新しい年の初めに酒と美味しい食べ物とお土産で終わる賀詞交換会になる。
義父の介護支援で東京に1時間以上かけてドライブして来ている。一泊二日の介護支援なのだが、京王線仙川駅近くにあるアトリエ猿田彦珈琲店に行くことが多い。空いた時間にコーヒーを飲みながら仕事をする。2時間ぐらい仕事をして、帰りにクイーンズ伊勢丹でパンを買って義父の家に帰る。
クイーンズ伊勢丹仙川店の中にベイカリーがある。そのパン屋は、ちょっと変わったパンを作って販売している。値段も比較的安く味も良い。知らない内に介護支援に来た時は必ず立ち寄ってパンを買い始めていた。
美味しいパンを味わい始めると癖になる。いつもは、スーパーで売られている130円ぐらいの食パンを朝食のトーストにしているのだが、特別に美味しいとは感じない。クイーンズ伊勢丹のベイカリーのパンは、何故か、美味しい。これがトリガーになって美味しいパンを食べたいという好奇心に目覚めてしまった。
シニアになると好奇心が失われ始める。何故か分からない。好奇心は、シニアを子供心に帰らせる。