前向きな事を考えて実行すると不安は忘れられる

定年退職後の身の振り方を決められないあなたの頭の中は、不安でいっぱいだろう。

手元に退職金があり、多少の経済的安心があるがそのお金も老後の生活を考えると当てにならない。年金受給まで後5年。65歳になるまでは、日々の生活費を稼がなければならない。そんな考えと不安で頭がいっぱいなシニアが多い。

特に、東芝の社員は年齢に関係なく会社の存続とリストラに怯えているだろう。明日の生活をどのようにすべきか、死活問題を抱えている。不安は誰にもある!!

心の不安は目標や夢があると心の脇に移って行く!

自営業を営んでいる62歳のシニアだが、不安を毎日感じながら生活費を稼ぐ仕事づくりに精を出している。定型的に売上が入ってくるビジネスモデルで仕事をしているが、先は見えない。先が見えないが今やれることをやるしか無い。

嫌な仕事をしているのではないので仕事自体に苦痛を感じていない。やればやっただけ、何らかの反応が売上となって出てくる。自分の努力が何らかの形となって表に出てくるのは遣り甲斐がある

ただ、

ビジネスには安定という保証がない。自営業は会社員よりも不安定な生活になる。全てが自分の腕にかかっている。上手く行けば、会社員以上の収益が懐に入る。失敗すれば、会社員以上の経済的苦痛を味わう。

でも、

目の前に何かやりたい事があり、それに向かってアクションを取っている限り不安は心の脇に行く。夢中になってやりたい事をやっていると不安はそれを嫌がって自分の心から逃げていく。定年退職後の心の空白は、不安が最も好む場所だ。

リストラの対象になった東芝の社員も今後の身の振り方で頭が真っ白だろう。不安が最も好む精神状態だ。そんな不安を心から取り除きたいと思う人は、自分の将来設計を自分がやりたい事で考え直してみてはどうだろうか。

一度今の状態を白紙に戻して自分の人生を再設計して見る行為から新しい夢や希望、そして、チャンスが見えてくる。過去にぶら下がる人生は良いことを産まない。将来に自分の活を求める人生が新しい出発点になる。前向きに物事を考えられる精神状態にある内にアクションを起こすべきだ。

不安が自分の心を独占し始めると無気力になる。アクションを取るべきタイミングに行動を起こせなくなる。精神的な安定は、好きな事をやりはじめて生まれるので過去の職歴や技術を忘れて学生時代、会社員時代に本当にやりたかったことを今挑戦してみてはどうだろうか。

自分でビジネスを始める時は、新しい挑戦なため興奮と不安が入り乱れる。最初の売上を立てた時は大喜びだ。金額が小さくても自分の力でお金を稼げたという事実が自分に自信をもたらす。

何事もやってみないと分からない。

やりたい事があれば、頭で結論付けない。行動を起こしてどのような反響があるかを見る。行動を起こしている間は、不安は心の脇に逃げ込んで表に出てこない。表に出てくる時は、後ろ向きなことを考えたときだ。

不安は、前向きに行動を起こしている人には寄り付かない!何かに夢中になっている時は姿を表さない。