略式結納の食事会で新郎の父親が食事会の進行を務めなければならないという。儀式めいた話し言葉になれていない私であるため、当日はどうなるやら。取り敢えず、決まり文句を暗唱していく予定だが上手く言えるかどうか怪しい。
顔合わせ食事会は、新郎の父親が司会役でスタート
自分のために当日の進行内容を書いておく。
〈1〉初めの挨拶と乾杯
挨拶は新郎(もしくは男性側の父親)が行う。
「本日は○○と○○さんのために、このような会を開くことができ、嬉しく思っています。○○家のご両親にもご配慮いただき、本日を迎えさせていただくことができました。」
〈2〉家族の紹介
男性側、女性側の順で、本人それぞれが家族を紹介する。それを受け、それぞれが自己紹介をしていくスタイルである。
〈3〉婚約記念品の交換セレモニー
婚約指輪を記念品とするカップルが多い。受け取ったら出席者に笑顔で披露して。食事が始まる前に済ませる。
〈4〉会食・歓談
コース料理は頼んでおけば、皆で同じペースで食べられる。
〈5〉締めのあいさつ
本人たちからお礼の言葉を伝え終了です。
〈6〉全員で記念撮影を
〈7〉新郎(もしくは男性側の父親)が挨拶
「本日は改めてお集まりいただき、両家親交を深める機会をもてましたことを大変うれしく思います。まだまだ未熟な2人ですが、今後とも温かいご指導を宜しくお願い致します。」
このステップは、メモ用紙に書いて見ながらやるしかない。携帯電話のメールに書いておいてちらちらと見ながらやるとしよう。
最初と最後の挨拶の文言が言い慣れていない。台詞を暗記するのと同じだが、いつもの自分の話し方で話せるかだ。一生に2度あるかないかだからなあ。略式結納であるからこれぐらいで済むが、儀式めいたことが好きな家庭だと大変だ。
人前でのスピーチは、何度も場を踏んでいるが自分独特のスタイルで話しているので今回のような言い方をしていない。それ故、決まり切った挨拶様式に自信が無い。不自然な口調になってしまうかもしれない。これだけでもストレスを感じる。
まあ、どの家庭でも最初に経験する父親は私と同じ心境になるだろう。おめでたい事だから多少しくじっても良いかな。