85歳の義母が老健で驚くべき回復をした、寝たっきりから車椅子生活に!!

85歳の義母が転倒して背骨の圧迫骨折に成り、介護ベッドの生活で1年間が過ぎた。その時に老衰でもう直ぐ亡くなるのではないかと心配していた。食事をしなく成り、水のみであったからだ。起きている時間が少なくなり、すぐに疲れたと言って寝てしまう。足はむくみだし、体の状態は悪化していった。

 そんな時、ケアマネジャーが老健に入居して自宅介護から施設介護に任せてみたらと助言してくれた。要介護5であるのでタイミングが合えばすぐに入居できると言う。幸運にも空きができたため1ヶ月後に老健に入居できた。老健は、3ヶ月間しか入居できない。

だが、

その効果はすごいものである!

介護ベッド生活から自分で動き回れる車椅子生活になるまで回復

義母は、現在も老健で入居生活を続けている。最初の老健で3ヶ月間、今の老健で1ヶ月間。4ヶ月間の老健生活で老衰一歩手前から車椅子生活まで体が回復した。老健では、バランスが取れた食事と生活のリズムが徹底していた。起きている時間が増えてベッドから出て他の老人たちと会話をしながら起きている時間が増えていった。起きている時間が増えると自然とエネルギーが消費され、食欲が出てくる。

面会に行く度に義母の様態が改善されていった。3ヶ月後に次の老健に引越しするときには、自分で車椅子を手で動かせるようになっていた。今の老健では、3食の食事をすべて食べれるぐらい食欲が出てきている。自宅介護の時は、1日1食の流動食ぐらいであった。好き嫌いが激しいため、すぐに食べるのを辞めてしまっていた。

老健では、世間体を気にしてか食事を周りの老人たちと一緒におしゃべりしながらしている。今では、お昼寝の時間以外はベッドの部屋を離れて車椅子で動き回り、談話室にある本を読んだり、テレビを見たりしている。面会時には、もう普通のおばあちゃんという印象だ。違うのは、自分の足で歩くことが出来ないことだけだ。

足の筋肉を元に戻すには、リハビリを1年以上する必要があるように思う。今は、しっかり食事を取り、低栄養状態の体を普通の体に戻すことにあった。規則正しい生活、起きている時間を増やし、自分で活動する範囲を広げ、他の元気な老人たちと交流することで段々と普通の生活に戻す過程だ。

やはり、

自宅介護には限界がある。介護する家族にも負担が大きい。リハビリも不十分になり、死期を早める。幸いにも義母は、認知症ではない。あるとしても軽い。会話をしている限り、普通だ。お陰で今後の問題は、自分の足で歩ける筋肉をつけることのみだ。

今の老健で普通の体力に戻すには時間が足りないので3つ目の老健に引っ越してから本格的な足のリハビリに入れるのではないかと思っている。また、引っ越しする老健探しが始まる。空きがある老健にタイミングよく入居できれば、義母の回復も順調に続くはずだ。今では、心の余裕が出来てきたためか、お化粧道具を持ってきてほしいと頼まれた。元気な老人たちがお化粧をして綺麗にしているのを見て刺激を受けたようだ。

介護ベッド生活からお化粧をする車椅子おばあさんにまで回復した。自宅介護を始める前に老健をオススメする。