定年退職後に夫婦関係が険悪にならないようにするには?

子供が大人になり自分たちの人生を歩み出すと家には、私たち夫婦だけになる。妻は既に地域に根ざした友人、知人の交流ネットワークを築いている。一方、旦那は会社から糸を解き放された凧になっている。住んでいる地域にすぐになじめない旦那たちは、外に居場所を求め始める。

何をするにしても妻を味方にしないと老後の生活は楽しくない!

定年後に本当の夫婦の姿が現れる。亭主関白で我儘な夫であると定年離婚の危機に出くわす。いつも奥さんを気遣っている夫であれば、夫婦関係に問題はない。会社勤めを辞めた夫はタマゴを産めなくなった鶏に近い。毎日自宅にいて夫の世話をしなくてはならない生活は今までの生活を大きく変えてしまう。

自宅はすでに妻に占領されている。その場所を夫が侵入してきて今まで以上の負担を妻に与えるとストレスが生まれる。それに気づかない夫は妻との関係を悪くさせる基盤を作る。それではどうしたら良いのか?

LINEで家族との会話とコミュニケーションを増やす

家族4人の家族会議がLINEで簡単にできる。最近、家内にiPhoneを購入。私もSIMフリースマホを購入。子供たちは、既にiPhoneを使用している。家族全員がLINEを使える環境が出来上がった。 

LINEの家族グループを作りそのグループで家族の誰かが発信すれば全員に伝わる。自分に直接関係なくても家族の動向が分かる。LINEを上手く使えば、コミュニケーションのメリットが多い。 

先日、義父が他界した。葬儀を行う時に家族LINEにメッセージを送って集まってもらった。私の兄弟や親戚にもLINEで繋がっている方に連絡をした。電話でするよりも効率よく連絡が取れた。電話による連絡網よりもLINEの同時一斉通知のほうが間違いがない。返事もテキストメッセージとして返ってくる。既読したかどうかも分かる。

シニアがスマホを使い始める第一の動機は家族や孫とのコミュニケーションである。これからのシニアはスマホとLINEが使えないと時代に置いていかれる。もし、スマホを持っていてLINEを使っていなければ、是非友人や家族との連絡手段としてLINEを学び、使うことである。

スーツを脱いだシニアたちが簡単に再就職できない理由

横浜のランチ時間帯は人間観察にもってこいだ。ビルから会社員が一斉にランチを求めに外に出てくる。誰もがランチを食べにお店を探す。老若男女を一度に観察できる。スーツを着た会社員の中でひときわ目立つスーツを脱いだシニアたちがいる。仕事をしていないシニアたちだ。遊びを求めて街中を歩いているのか、ただ暇を潰しているのかは分からない。

仕事らしい仕事をしていないシニアの年齢は70歳を過ぎた人達が多い。70歳を過ぎると働きたくても働けないシニアが増えてくる。年金と貯蓄で経済的に問題がなければ、自由気ままな生活が送れる。一度鳥かごから自由な外に飛び立つと一時的に今までの欲求を満たすのだが、自由すぎて自分にわがままになる。自分に都合の良いことを周りに要求し始める。

人不足と社会は叫んでいるが、求めている人材は会社の言うことを従順に聞き文句なく働く労働者である。自分の都合を条件にして仕事をするシニアには仕事がない。その前に年齢で書類審査落ちになる。従って平日の昼間に町中で見かけるシニア男性は暇を持て余し歩き回る羊になる。

ある意味ではスーツを着て仕事をしているシニア男性は幸せかもしれない。暇に殺されないでやるべきことをやってお金を稼いでいる。当然、仕事で体を動かす為健康な体を維持できやすい。

50歳代、60歳代のシニア女性がスターバックスやマクドナルドで働いている

スターバックスを仕事場にしている私だが、最近、50歳代、60歳代のシニア女性が店舗スタッフとして働いているのが目に入いる。人口の四分の一が65歳以上の日本。2020年には、人口の三分の一が65歳以上のシニアで占められる。スターバックスとしてもシニアのお客を取り込む戦略を展開する必要がある。

シニアのお客を取り込むには、シニアに安心感を与える要素が必要だ。 店舗スタッフもシニアであれば、気楽に足を運びやすい。スターバックスのターゲット客層をシニア層に広げるには、シニアが好むドリンク、テーブルや椅子、店舗内の雰囲気、店舗スタッフとそのお客対応である。

マクドナルドは年齢制限を設けずにシニア層のアルバイト人材を常時募集している。男性よりもシニア女性が多くマクドナルドの店舗で見かける。年金収入だけでは生活が成り立たないシニア女性が多い。70歳を過ぎると近所のスーパーマーケットのパート、アルバイトとして働けない。スーパーは70歳が年齢制限になっている。

時給は標準並みであるが安心して働ける環境が用意されている。70歳を過ぎたシニア女性が働く上でマクドナルドのようなファストフードチェーンは穴場の就職場所になる。

69歳の誕生日を迎えたシニア男性は老後に何を望む?

69歳の誕生日を迎えた。社会人に成った子どもたちからLINEで「誕生日、おめでとう!」と来て自分の誕生日であることに気がついた。子どもたちからは、誕生日プレゼントを頂いた。妻からは、私が大好きな「妻が作ったカレーライス」を頂いた。自分から自分へのご褒美は形になる物では無い。また1歳歳を食ってしまったという諦めの心地だけが残る。

69歳の年はどんな年になって行くのだろうか。正月元旦に能登半島で大地震があり、その翌日に羽田空港で飛行機事故が起きた。幸先の良い出だしではない。何か良い事があっただろうか。ニュース媒体は嬉しいことよりも悪い、悲しい事件を報道する。

私事で良いことはこんな事。

  1. 1月5日に献血をしてその結果が良かった。血液検査のすべての項目で問題がなかったこと。
  2. 妻が探して買いたかったバッグが見つかり、それを購入できたこと。
  3. 年末から今日まで適正体重を維持できていること。
  4. Star Trek: Strange New Worldの米国SFドラムシリーズをWOWOオンディマンドで見れたこと。

多くはない。将来的に見えていることは悪いことしか無い。緑内障が時間とともに悪くなって視野が狭まっている。既に右目の焦点で文字が読めない。今は左目で文字を読んでいる。五感機能は衰えていく。食事をすると鼻水が出る。これも老人が味わう老化現象である。

老いることは神様から借りた肉体が徐々にガタが来ることである。運が悪ければ、寿命をまっとうする。老いて行く老後の生活はバラ色ではないことは確かである。それをバラ色にするには意識して体を鍛えて健康を維持しながら好きな事、楽しい事をやることである。

60歳になって誰もが戸惑う老後の生活設計をどのように準備すべきか?

会社を現役退職して老後の生活を考えているシニアが多い。まだ、働けるが折角得た自由な時間を思いっきり使いたいと思っているのではないか。組織に縛られた生活を長年続けていたため、自由な時間ができたら、現役を引退したら、あんな事をやってみたい、こんな事をしてみたいという夢がある。

退職金でしばらくの間はお金のことを心配しなくて良い。心配するのは自由な時間を思いっきり使った後どうするかである。私は60歳から70歳の間に「働くのが困難になる70歳以降の生活設計」を考えるべきであると思っている。

健康と体力は70歳以降からあからさまに落ちてくる。さらに社会は働く機会を閉ざし始める。働き続けるにしても体力がなければだめであるし、健康でなければ何も始まらない。老後の生活で大切なことを優先順位でリストするとこうなる。

  1. 健康を維持して健康寿命を伸ばす
  2. 体の筋肉量を落とさないで強化する運動習慣を身につける
  3. 知的な生産(サービス)でお金を稼ぐ仕組みを作る

この3つは老後の生活を快適に過ごすための必須条件になる。体の自由が効く年齢のうちに自分でお金を稼ぐ方法を準備する。

70歳までにお金を稼ぐ方法を作り出す

直ぐに感情的になり気が短くなり怒りの言葉を発するのは老化現象なのか?

家内に台所の戸棚の繋ぎの軸が緩んで外れたので直してくれと頼まれた。過去に何度か直していたのでやってみたのだが、うまくいかない。仕組みは同じなのだが、軸の外れ方が違っていた。10分ぐらい格闘したが、うまく行かずだんだんと頭に血が上ってきた。

「これはできない!!」と叫んだら、家内が台所をリフォームする家庭が増えている理由がわかったわと言い出した。なに、リフォームする資金も用意していないのに気軽にリフォームしたいなんて言うなと心のなかで思った。言葉に出したら喧嘩になるからだ。

還暦を過ぎると老化現象が強く感じる。精神的な忍耐力が落ちた。冷静に考えれば、感情的なことを考えたりしないのだが言葉になって出る。自分にとって不都合なことが起きると感情が先に出る。短気は損気というが、若いときよりも短気が強く出始めている。一歩下がって一呼吸をした後に頭にきたことを考えると常識ある言葉が浮かんでくる。

脳の老化現象が起きている。

親は黙って子供の成長を見守るしかない

boat

子供が大人になり自分でお金を稼ぐ社会人になる。私たちの世代、60歳代以上のシニアは子供に安定した定職についてもらいたいと願っている。会社を途中で辞めると言われると焦ってしまう。どの家庭でも子供が独立して人生を歩み始めると起きる良く聞く話だ。

子供たちはどの時代でも自分の人生を模索している。親が出来ることは限られている。子供が独立する時の門出は支援とサポートをするが、その後の人生は万が一の事態を除いて黙って見守るしかない。

衰えた身体でも仕事ができて稼げる方法

わたしが働き続ける理由は働く事以外にやる事が見つからないからだ。老後の生活は自由な時間が多くなる。会社員であったときは上司の指示や会社の方針に従って自分の時間を使う理由があった。年金を受給し始めた今、会社で働く事よりも自営で自分を支える生活に魅力を感じた。

人それぞれの人生があるのでシニアが働き続ける理由にもそれぞれの理由がある。年金収入だけでは生活が出来ないという高齢者は働かざるを得ない。経済的に豊かなシニアでも社会とのつながりを維持するためにアルバイトをしている人がいる。何もしていないよりも何かをしている方が健康的であるという理由で働いている方も多い。

ただ、問題はいつまで働き続けられるかである。老化で体の機能が駄目になり、働けなくなる。いづれ私も緑内障の悪化で目が生活面で不自由になったら、自営業を辞めざるを得なくなる。

働けなくなったら自動的にこの世を去る。そんなことができればと思う人もいる。死に向かう身体でどう生活をすればよいかを考える時期が誰にでも来る。

老後の生活は自由であるゆえに全てが自己責任になる。今何をしているかが将来の生活に直結する。働き続けてお金を貯めて働けなくなったらそのお金で生活をする。そんな理由で働いている老人も多い。他人が働き続ける理由はたくさんあるが、それを気にする必要はない。気にするべきことは自分の身の振り方である。働くのか、働き続けるのか、仕事をやめるのか、目的を持って残りの人生を生きるしかない。

私の非常食アルファ米白飯100g1食をリュックに入れて自然災害時の空腹対策

alpha rice

North Faceのデイパックを通勤時に持ってヨコハマの仕事場に出かけている。そのリュックの中には、非常食としてフルーツとマグロの缶詰が入っている。万が一の自然災害時に役に立つと思うからだ。これだけでは、物足りないと思ったので長期保存(5年間)が出来て簡単に食べられるアルファ米白飯を探した。 

異常気象による災害や突然の地震で非常食が注目されている。外出時に災害にあったら、飲み水や食べ物で困る。私は仕事で外出している時が多いのでリュックの中に非常食セットを作って持ち歩いている。時々、仕事の都合で短時間でランチを取る必要がある時などコンビニに行ってお湯をもらう。そのお湯でアルファ米の非常食を食べる。

アルファ米には白米だけでなくわかめごはん・えびピラフ・五目ごはん・ドライカレーなどがあるのでお湯さえあればランチになる。ローリングストックで非常食を消費しながらまた新しい非常食を買う。

アルファ米はお湯か、水で美味しいご飯が食べられる