3月下旬なのに初夏の暑さである。今年の夏も昨年同様に猛暑であるという予報が出ている。異常気象からくる猛暑だが、事前にそんな予想が出ているならば今からでも猛暑を避けて過ごせる夏を計画すべきである。
経済的に余裕があるシニアならば、暑さを避けて高地にある別荘やホテルで生活をする。お金をあまりかけないで猛暑を避ける生活をしたいシニアは自宅でエアコンを使って過ごさないで積極的に外出して電気代を節約する。行き先はショッピングセンター、図書館、美術館、デパート、映画館、プラネタリウム、ローカルな食事処で好奇心を誘う時間を過ごす。
目次
日中、涼しい場所でゆっくりと時間を過ごす
昨年の夏は、小田原駅近くにある「うしお亭」という地魚とやまゆりポークが美味しい個人経営のレストランのランチに横浜から車で行ってきた。一般道路をゆっくりと景色を見ながら2時間かけて小田原まで足を伸ばした。平日の水曜日であるので5台ある駐車場も利用できた。お店に入ったら、2番目のお客で好きな席に座る事が出来た。
ローカルのレストランや食事処で食べながら涼む
小田原駅近くにある「うしお亭」のランチは全てコーヒーとデザート付き。私は、うしお御膳(1800円)を食べた。地魚とヤマユリポークのコンビ定食だ。
うしお亭の営業時間
11:00~14:00 17:00~21:30(L.O.21:00)
定休日
毎週木曜日、第3水曜日
TEL
0465 - 23 - 5611
住所
小田原市 中町1-4-26 セントラルビル1F
サービス情報
駐車場:○ ( 5 台)
ランチメニュー:○
予約可: ○
うしお亭の料理は、新鮮な地魚だ。うしお丼(1280円)を頼むとマグロと小田原産地魚たっぷりの海鮮丼になる。
シニア夫婦がゆっくりと会話をしながらランチを楽しむ空間と雰囲気が店内にある。大人の料亭といった感じだ。使われている食器も味がある物だ。味は価格以上の味。横浜ではこの新鮮な海産物はこの価格では食べられないだろう。地元のお店だからこその価格と味だ。
年老いてくると美味しい食事も楽しめなくなる可能性が高い。まだ身体が元気なうちに地方の食事を楽しみたいと思っている。
ショッピングセンターのベンチで涼む
横浜近辺のショッピングセンターで電車を使って行ける場所
- ラゾーナ川崎プラザ(JR川崎駅から徒歩1分)
- みなとみらい周辺(横浜東横線接続みなとみらい線みなとみらい駅、Mark Is みなとみらい、赤レンガ倉庫、ランドマークプラザ、ワールドポーターズ)
- ゆめが丘ソラトス(相鉄いずみ野線ゆめが丘駅直結)
自動車を運転できる方ならば、好きな場所にあるショッピングモールに出かけられる。ショッピングモールの魅力は色々な物を好奇心の目で見て楽しめる点である。ものを見飽きたら訪れるお客観察をしてみる。色々な年代層で何を求めてきているかを探ってみると面白い。
ショッピングモールには至る所に休息用のベンチが置かれている。トイレも至る場所にあるので困らない。お腹が空いたら、スーパーマーケットでお弁当を買って食べればお安いランチになる。フードコートに行けば、新鮮なランチを食べれる。
シニアにとって猛暑を避ける場所として理想的な場所になる。新聞や文庫本、雑誌、ラジオ、またはスマホで暇を潰せる。お金がかかるのはランチ代やお菓子代、ドリンク代ぐらいである。友達と行けば、おしゃべりが気が済むまで出来る場所になる。
図書館や美術館、室内イベント会場で凉む
ショッピングセンターに飽きたら、公共図書館や美術館などに顔を出してみると良い。最近リニューアルした横浜美術館がある。無料、有料で気軽に楽しめる横浜美術館。美術図書館もあり、自由に使える。
ローカルな図書館に行くと既に朝からシニアたちが暇つぶしにソファーや椅子に座っている。雑誌や新聞を丹念に読んでいるシニアがいる一方で昼寝をしている方も多い。図書館は静かである。静かな自分の時間を過ごしたい方には良いところになる。ただし、食べ物は外で。水分補給のためのドリンクなどは持ち込みOKである。
目を楽しませてくれる、足を休息させてくれる公共施設を上手く使えば、暑い夏を乗り越えられる。
水族館、映画館、プラネタリウムで非日常感を楽しみながら涼む
非日常感を楽しみながら涼むならば、水族館、映画館、プラネタリウムなどがある。
横浜の水族館
横浜の映画館
プラネタリウム
その他の楽しみ方
- 70歳以上のシニア向けに提供される無料乗車パスを使ってバスや電車の旅に出る
- 鉄道会社が発行する1日乗車券を使って駅の旅を楽しむ
結論
異常気象の影響で今年の夏は昨年同様に猛暑が続くと予想される。シニアにとって暑い夏は命取りになりかねない。水分補給がうまく出来ないために熱中症になる。老化で皮膚による温度感覚が鈍くなり暑さを感じなくなる。外出したくても日差しが強いため自宅の閉じこもりがちになる。エアコンの電気料金を節約するためにエアコンを使わないシニアが増える。暑さ対策はシニアにとって必須である。
コスト負担があまりない暑さ対策は涼しい場所で時間を過ごしながら楽しむことである。都会を避けてローカルのレストランや食事処でランチを取る。図書館や美術館などの公共施設で時間を過ごす。映画館、水族館、プラネタリウムなどで楽しみながら涼む。ショッピングモールに出かけて1日過ごす。
自宅で過ごす時間を少なくすることで電力消費を節約しながら暑さを避けられる場所に行く。