誰もが恐れる65歳以降の生活、何で自分を楽しませるか?

65歳というのは、分かれ道だ。65歳になって年金だけで生活が出来るシニアとそうでないシニア。でも、年金だけで生活が出来る65歳シニアでも落とし穴がある。働かなくて良いというのは健康寿命を短くする。今まで日中働くことで生活のリズムが自然と作られていた。働かなくなると暇な時間が突然増える

暇な時間をうまく処理できなければ、色々と悪いことが発生する。65歳になる前までにどのような生活をしたいかをプランすることが重要。

65歳以降の生活は暇との戦い

65歳以降は「暇」との闘い!

毛細血管の老化を改善して健康寿命を伸ばす運動と食物

2016年7月13日午後19時30分から始まったNHK番組「ガッテン」でアンチエイジングの新常識が放映された。

体の老化=毛細血管の劣化?!

最新研究で分かってきた驚きの新事実。それは“毛細血管は年齢と共に減っていく”ということです。毛細血管は全身の血管の99%を占め、酸素と栄養を体のすみずみまで送り届ける大切な働きをもっています。ところが、皮膚の毛細血管を調査した研究では、60~70代の人は20代に比べて、毛細血管が4割も減少していました。(引用先:NHKガッテン

 

毛細血管の減少や劣化を防ぐには・・・

なぜ、老人は直ぐに切れて大きな声で騒ぎ出すのか?

老人による問題が多くなってきている。電車の中や店舗で突然老人が切れる騒ぎがニュースになるほどだ。20年前に老人が切れるということでテレビニュースになった記憶はない。なぜ、今、こんな話題がテレビニュースとして取り上げられるのだろうか。

コロナ禍で電車はバスの中でマスクをしていないと老人の一部が過剰反応をしてマスクをしていない人を非難する言葉をかける。これも冷静になれない老人の特徴なのだろうか。

それとも単純に昔よりも今のほうが元気な老人が増えてきているからか?

元気な老人が増えているから切れるのか

シニアが再婚するならば品があるシニア女性:品は顔や着こなしに出る

品があるシニア女性と言うべきか、老女と言うべきか、お婆さんと言うべきか、品が顔や着こなしに出ている女性を見かける。どんなに美人でも品のある女性には勝てない。お婆さんになればなるほど顔に着こなしにその女性の品が出てくる。顔を見ればその人の人生がどのようなものであったかをシニアであれば想像できる。

人間の顔はその人の人生の累積結果であるからだ。幸福な気持ちで老後を過している方は、その人の顔を見れば微笑みが隠れている。老人の精神状態は、直ぐに顔に出る。特に忍耐力が衰えてきている老人は、隠しきれない。

老いても自分を魅力的にする努力をしている男女には魅力を感じる。筋肉が失われて贅肉で太っているシニアと筋トレで筋肉を増やし逆三角形の体格を維持しているシニアでは見た目で相当の違いが出る。老いると肉体の違いが極端に出てくる。同じ70歳でも80歳代に見える人、50歳代に見える人がいる。

女性の美貌はお化粧だけで化けることが出来ない。老いれば老いるほど顕著になる。肉体の美は消えて行く運命にあるが内面から出る美や品は老化に影響されない。品のある女性は雰囲気で違う。毎日小綺麗にしているシニア女性ならば、印象は良い。なぜならば、老いて来ると自分を小綺麗にする努力を放棄する女性が増えてくる。

代々芦屋で生活をしてきている資産家の女性と成金の家で育った女性では人目で違いが分かる。品がある、無いも同じである。今までどのような価値観で生きてきたかが顔や体全体に出てくる。

シニアの居場所、どこで何をしているのか?

高齢者の生活は謎に包まれている。高齢者自身も良く分かっていないからだ。

私は仕事でスターバックスカフェを使う。インターネットに接続できる環境とコーヒーを飲みながら可愛い女子大生アルバイトの顔を見れるからだ。スターバックスで良く見かける高齢者がいる。私のようにパソコンを使って仕事をしている人ではない。観察していると本を読むのではなく、ただ、コーヒーを飲んでボ~としている。 

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69歳になる私が観察してみると意外な場所に高齢者がやってきている。午前9時頃にマクドナルド店に行ってみるとシニアたちが多く見られる。会社員や学生がいない時間帯である。

孤独なシニアに必要なものは会話ができる仲間とちょっとした生きがい

働けない、働く口が見つからない、生きている目的が見えない、伴侶が他界してつまらない生活をしているなどの問題を抱えた老人は、余生を楽しむ事を忘れがちになる。

余生を楽しむには、生き甲斐を見つける努力をする必要がある。生き甲斐は、ちょっとした事で生まれる事を知ってほしい!ちょっとした事をやり続ける事で生き甲斐が育っていく

ちょっとした事とは、・・・

自分の伴侶と家族以外はどうしてもつながりが消えていく

死別と縁がない人は、会うことがない。死別は、永遠に会えないが縁がない人も同じかもしれない。会う意志がないからだ。いつも顔を合わせて会話をする関係が続く人はどうしても妻と家族になる。知人、友達、仕事仲間などは、環境が変われば消えて無くなる。

歳を取れば取るほど人間関係は薄れていく。これはどうしようもないのかもしれない。信頼関係は、長年助け合いながら生きてきた伴侶しか本当に作れない。私はそう思っている。相性が悪い伴侶であれば、違うかもしれない。定年離婚になるような伴侶も対象外だ。

長生きをすると自然と一人ぼっちになる。友人、知人、親族が先に他界してしまうからだ。妻の父親は96歳でこう嘆いていた。「友人が誰一人として生き残っていない!皆、先に行ってしまった。長生きは本当に幸せなのだろうか。」

赤ちゃんは生まれた時に両親がいる。老人が死ぬ時は大人になった子供がいる。

シニアに優しいスーパーマーケットが本当にあるのか疑わしい

シニアにとってのスーパーマーケットは、日々の生活を支える場所だ。特売日には、開店を待っている老夫婦が朝早くから並んでいる。シニア向けに量が考慮された切り分け済みのサラダ用野菜や惣菜が多くなった。5年前からスーパーマーケットは、シニアの消費者を意識した品揃えや商品の棚並べ、そして、配達サービスを提供している。

ただ、人手不足の影響で多くのスーパーがレジ作業をお客様にやって頂く方式(セルフレジ)に変えてきている。70歳以上の老人にとって見慣れぬセルフレジの機械を操作するのはシニアにとって負担が多い。そのためか、お金の支払だけを機械で行う方式が増えてきている。

高齢者がパートやアルバイトを始めると顔が生き生きし始める

今朝の朝日新聞朝刊の声の欄でこんな趣旨の投稿があった。「70歳を過ぎた老人男性が小遣い稼ぎでパートやアルバイトをやり始めたら、老人の顔が生き生きしてきたと奥さんが書いていた。」その投稿記事に私は100%同意している。

日常生活でコアになる時間の使い方をしていない老人は、人生の充実感を味わっていない人が多い。遣り甲斐は社会とつながった世界にあると私は思っている。70歳を過ぎた老人が仕事を探すのは大変だが、仕事を選り好みしなければちょっとしたアルバイトの仕事は見つかるはず。

常に人材不足の介護業界では元気な老人の手も借りたいほど人不足である。自分の生活に負担が来ない程度のアルバイトならば、70歳を過ぎた老人でも十分働く事が出来るのではないかと感じている。

婚活をするシニアは一人旅パッケージに参加する

 二人で生活をするのが当たり前になる老後だが、色々な理由で一人生活をせざるを得ないシニアがいる。配偶者の他界、離婚、認知症で老人ホームなどで一人生活になる。一人生活が長くなると寂しさが増してくる。夜、一緒に夕食を食べる相手がいない。そんな日が続くと生きている楽しさが失われていく。

何かに没頭する趣味があれば、趣味が寂しさを紛らわしてくれるのだが寂しさからは逃れられない。昼間は、近くに遊び仲間がいれば孤独感は感じないが、夜だけは一人寂しくテレビを見るだけだ。多くの一人住まいの老人はペット(犬や猫)を飼う。ペットを話し相手にして家族にする。家に帰れば、ペットの犬が待っている。

元気で健康な老人ならば、新しい生活のパートナーを求め始める。シニア男性と女性のニーズがマッチすれば良いのだが、これも男と女の騙し合いになる。色々な駆け引きが婚活の中で展開される。