シニアの社会貢献は、若い人たちが思っているような貢献活動ではない。シニアは、住んでいる生活園内で生き生きと地域の住民と交流するだけで社会貢献活動になる。
少子高齢化の社会は、シニアの人口増加に伴う社会負担(介護、医療、生活支援など)が重くのしかかる世界である。シニアのお世話をする人たちが多くなる。この労働は、GDPに貢献しないためコスト要因になる。
シニアの社会貢献は、若い人たちが思っているような貢献活動ではない。シニアは、住んでいる生活園内で生き生きと地域の住民と交流するだけで社会貢献活動になる。
少子高齢化の社会は、シニアの人口増加に伴う社会負担(介護、医療、生活支援など)が重くのしかかる世界である。シニアのお世話をする人たちが多くなる。この労働は、GDPに貢献しないためコスト要因になる。
86歳になる義母は、介護老人保健施設でリハビリを行っている。要介護5であるが、老健にお世話になって4ヶ月が立つ。最初は、ひどく、体が衰退していたが、2ヶ月後にはすごい回復ができて車椅子に乗れて動けるようになった。まだ、自分の足では立てないが体は確実に回復し始めている。
老健に義父、家内、私の3人で面会に行っているのだが、最近、義母からこんなことを聞くことが多くなった。
「老健にいると話題が少ないの。食事時に話す内容が皆さんいつも同じなの。だから、話が面白くないのよ!」
老人全般に言えることだが、社会で発信されている情報は老人の耳に入ってくる量が少ない。老人が外部の情報に接するメディアは、主にテレビと新聞だ。今の世の中は、インターネット経由で発信される情報が多いし、最新情報になっている。その新しい情報メディアに繋がっていない老人は、時代に疎くなり始める。
老健では、新聞とテレビしか外部の情報に接することが出来ない。年齢的にスマホやインターネットを扱える老人たちではないので昔ながらの既存メディアしか情報は届かない。その上、老健に入居している老人たちが積極的に外部の情報を求める行動をしていない。与えられる情報しか受け取っていないのだ。
10年後の日本を想像してみてもらいたい。自動運転の自動車が当たり前の社会になるだろう。特に公共交通機関はすべて自動運転になるだろう。民間企業がコスト面で困るのはいつも人件費だ。私が利用する相鉄線でも電車のつり革広告に相鉄バスの運転手募集がある。
男性のバス運転手が採用できなくて最近は女性のバス運転手を募集している。10年後には、こんな募集もなくなる。バスはすべて自動運転になる。当然、タクシーも自動運転だ。移動の足がすべて自動運転になるとシニアの生活も変わる。
Google Homeと言うAIスピーカーを注文した。10月の中旬頃、自宅まで送付してくれるはずだ。私がなぜGoogle Home AIスピーカーを注文したのか?
Google Home AIスピーカーは老人の見守り役と話し相手になる可能性があるからだ。今回販売されるGoogle Home AIスピーカーには、老人の見守り役としての機能(ハンズフリーの通話機能)はないが、話し相手としての機能はある。音声認識での会話ができる。義父が一人で生活をしているが、インターネットで情報を入手できないでいる。91歳であるのでパソコンやスマホは使えない。
Google Home AIスピーカーは、音声で操作する。義父が何か調べたい時にGoogle Home AIスピーカーに聞いて調べることが出来る。この文明の利器をまず自分が体験してから義父の自宅に導入しようと考えたからだ。