シニアが筋トレを始めるのは強い意志か、健康上どうしてもという理由が多い。60歳代は健康意識が強いためスポーツジムに通い始める人が目立つ。ただ、三日坊主で終わる。残って続ける人は生活習慣病でやらざるを得ないというケースである。
私の場合は学生時代から筋トレを体験していたので本格的に始めるうえで問題無くスムーズにスポーツジムに通えた。還暦を過ぎると体の衰えを自覚し始める。体重が増え、お腹周りの贅肉が目立ち始めた。毎年の健康診断では横浜市から生活習慣病の予備軍というお知らせが届いていた。
筋トレを本格的に始め、栄養バランスとカロリー量に注意し始めたら体重もお腹周りの贅肉も標準値になった。筋トレはシニアの健康維持で大きな効果を生む。今年70歳になった私は懸垂を10回ストレートで出来る。ベンチプレスも80キロを挙げられる。スクワットも80キロぐらいは挙げられる。肉体を鏡に写して観察しても60歳の時の体以上に筋肉質になっている。
筋トレを続けると体に良いことが起きることは確かである。最終的にその人が健康のために筋トレを続けられるかどうかで決まる。