毎年冬から春になる3月頃に風邪を引く。ほとんど場合は軽い風邪でサプリメントのエキナセアと市販の風邪薬を2、3日間の飲めば治った。この時期以外に風邪になることはない。去年と今年は重い風邪の症状が出てしまった。去年は4月の初めに夫婦で九州旅行を予定していたので直ぐに医療クリニックに行って喉の炎症と風邪の細菌を殺す抗生物質の薬を処方してもらった。そのおかげで旅行予定日前までに風邪は治った。
今年は旅行の予定もないので医療クリニックに行かず市販の風邪薬だけで治そうとした。その結果、1週間以上経過しても風邪は完治していない。ただ、市販薬を飲み始めて3日後に喉の炎症が軽減してきた。今年の風邪の特徴は喉の炎症から始まって咳が出始め痛みが喉から鼻に移り鼻水が出始める。それから喉の炎症が収まりながら痰が絡み始める。咳もそれに続く。時々、呼吸困難のような気分になる。咳も連続で起きて呼吸が出来ない時もあった。
咳と痰の絡みによる呼吸困難な状態は初めてであった。いつもならば、咳はなく、痰と鼻炎で呼吸がし辛いぐらいであった。夫婦二人の生活であるので運悪く妻も私の風邪をもらってしまい、今苦しんでいる。妻の風邪は私よりもひどく医者から抗生物質の錠剤、喉の炎症を抑える錠剤、痰を出しやすくする錠剤、うがい薬を1週間分処方された。
咳がひどいため体力を消耗し睡眠不足と疲れで寝て休む日が3日間続いた。喉が荒れた初期症状の時は食事が取れなかった。医者から処方された薬でやっと喉の炎症が収まり通常の食事ができるようになった。彼女はこの20年間風邪を引いたことがなかった。それ故、今年の風邪に驚いている。
若者と違って体の免疫力が落ちた高齢者はちょっとした病気に注意すべきであることが分かる。単なる風邪と侮らないことである。