69歳から70歳になるシニア男性、1年前を振り返る

1年が過ぎる。何と早く感じることか。この1年間は世間で色々なことが起きている。一番記憶に残っているのは夏の暑さである。お陰で日常に着る服が様変わりした。汗がたくさん出てもすぐに乾く下着、涼しいジョガーパンツやスポーツウエアが日常着になってしまった。

年末の今、感じるのは物価高である。相鉄線横浜西口改札出口近くにある有名な中華料理店「龍王」でランチをした。半チャーハンと餃子を食べた。料金は850円。半チャーハン400円、餃子6つ450円。この餃子に変化があった。以前の餃子は大きかった。そのサイズが、小さくなったのに気づいた。これも物価高を反映している。価格をあげないで量を少なくしたということである。

1年前は何とかランチ代金を700円以下で済む事が多かった。今は1000円以内でないとまともなランチが出来ないという感じである。政府は意図的にインフレを起こしている。物価と給与を強制的に上げて他国と遜色ないようにしようとしている。これには無理がある。働いていない年金生活者は物価高で生活がどんどん苦しくなっていく。2025年も物価は上がっていく。70歳になる私の生活も物価対策をしなければならない。

1年前に書いたブログ記事 ⇓

69歳の誕生日を迎えて69歳という歳が信じられない。還暦を迎えてからもう9年が経過してしまった。肉体は筋トレで鍛えているが、肉体としての内臓機能は劣化している。持病の緑内障は、少しづつ視野を狭くしていっているのが分かる。視野を失うのが先か、他界するのが先かの競争である。

benchpress

子供と違って私の誕生日を祝ってくれるのは最愛の妻である。別に誕生日プレゼントをいただけるわけでもない。家内からのプレゼントは、私が大好きな家内のカレーライスを夕食時に作ってくれることだ。お腹を好きな食事で満腹にするだけで幸せになる。

今の所、物欲はない。足りている。老人にとって、高齢者にとって、シニアにとって、歳を1歳食う事をどう感じているのだろうか。

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2024年もすぐに終わり、2025年になる。1月は私も古希を迎える。70歳になる。70歳という年齢に驚く。心の中ではまだ40歳、50歳という感覚がある。今日は週2回の筋トレをスポーツジムでやってきた。ベンチプレス70キロを1セット4回x4セットやってきた。70キロは自分の体重の重さである。80キロも上げられるが無理をして肩に怪我をしないようにしている。筋トレは続けるが勝ちである

筋トレを続ければ、普通の生活が出来る体力と筋力を維持できる。老いると医療費が増えていく。医療費を抑えるためには健康な体を維持するしかない。そのために何をするかである。物価は上がっていく。無駄な出費を抑える必要がある。

70歳の誕生日を迎えられるのは幸せ

69歳の私の感じ方と96歳になる亡き義父の感じ方では違いがあると思っている。69歳の私は、死が目の前に迫っている感覚はない。後10年ぐらいは生きていられるという感覚だ。96歳になる亡き義父は、1年1年が死と隣合わせの生活を送っていた。

69歳は自分が前期高齢者というラベルで区別される。69歳はまだ若い。69歳になれて嬉しいと思う。69歳まで生きられない人たちと比べたらまだ残りの人生を楽しむ時間という機会が与えられているからだ。こんなことを思い続けながら1年が過ぎる。もうすぐ70歳になる私がすぐそこにいる。

1年を振り返り、次の1年を楽しむ

昨年は、Chromebookユーザーグループの人たちとの出会いがあった。オフ会に3回ほど参加して今まで接点がなかった若者たちと触れ合った。パソコンもWindowsからChrome OSのChromebookに乗り換えている。今までは主に中国製レノボのThinkpad X260を中心に使っていたが、もう、仕事上で新しいThinkpadパソコンを買う必要が無くなった。

Chromebookで十分インターネットの仕事が出来るからだ。そんな変化が昨年あった。昨年の目標に新しい団体に参加して知らない人たちとの出会いを持つという項目があった。何とか、目標は達成された感じだ。70歳になる来年1月は70歳以降の生活をどうするかを計画する年になる。老化が激しくなる70歳代をうまく乗り切るために自分の生活のリズムを再構築する必要がある。

シニアや高齢者は積極的にパソコンやスマホで世の中の変化に対応する必要がある。常に情報のアンテナを広げて新生活様式の影響を理解する。情報は向こうから自分に向かってやってこない。会社という組織の中であれば、組織が仕事絡みの情報をたくさん提供する。自分を雇用している場合は、自分で情報を求めなければ社会に置いてきぼりにされる。

2024年という年は「異常気象と世界各地で起きている戦争、そして物価高騰」であった。それに伴って社会は変化に適応しようとした。シニアも強制的に新生活環境に適応しなければ生きて行けない。2025年も「異常気象と世界各地で起きている戦争、そして物価高騰」が続くと思う。

死と隣合わせの高齢者

年齢が80歳に近づくと平均寿命に近づく。80歳代になっても生きている高齢者ならば、幸運な人となる。さらに、普通の生活を送れているならばなおさら幸運なシニアである。友人、知人、親戚の方々が次第に他界して葬儀に出席する機会が増えると次は私かもと思い始める。

一般的によく聞くことは70歳になったら遺言書を作り始めるという事である。金銭周り(銀行口座、証券、その他投資)を整理しはじめる。他界しても家族が困らないよう準備を始めるシニアが多い。私は75歳になったら、遺言書を作る予定でいる。既に金銭関連の情報をすべて家内に渡し、私の金融資産の一部を妻の銀行口座に移している。

老いはリスクである。若い人よりも先に他界する確率が高い。70歳から免疫力が急激に低下するため、70歳からが生存者になるか、ならないかの節目であると私は感じている。そのため、意識して体の免疫力を強化する活動をしている。筋トレは免疫力を高めるので続けている。

生きていることに感謝!

70歳になれることを神様に感謝している。後何年生きられるかは誰も分からないが、健康で今まで生活ができたことを感謝している。人は生まれて必ず死ぬ。これは真理であり、避けることができない運命。生きている間に「幸せである」という感覚をできるだけたくさん味わうことを誰もが求める。

肉体が老化で思うように動かせない状態になる前に人生を終えたいと思うのは私だけではないだろう。「ピンピンころり」が理想である。

人生100年ならば、私の寿命の約7割が既に終わった。あとは、家族に迷惑にならない死に方を望むしか無い。それがいつになっても対応できるよう常に準備することが重要だと思っている。

70歳代なったら急激な老化に気を付ける

健康障害が起きやすのは70歳を過ぎてからである。体の筋肉量の損失からくる新陳代謝の衰え、それに続いて免疫力の低下である。免疫力が落ちると今まで抑えていた病気の発症を防げなくなる。生活習慣病が70歳過ぎに酷くなるのが分かる気がする。

免疫力を強化する薬はない。一般的に言われている免疫強化方法がある。

  • 適度な活動性と休養のバランスをとる
  • 体温を下げない
  • 腸内環境を整える
  • 規則正しい食事をとる
  • よく噛んでゆっくり食べる
  • 睡眠時間を確保する
  • 適度な運動をする
  • 予防接種を受ける

これは一般的なことなので個人差はある。自分の生活習慣を振り返って改善できることを改善するしか無い。私は週2回の筋トレで健康管理をしている。体調の良し悪しは筋トレをしている時に気が付きやすい。ただ一つだけ明確なことは筋トレは免疫力を高めるという事実である。それは筋トレを30年以上続けている私の経験からも言える。風邪を引いて寝込むことは一度もない。5年に1回ぐらいクリニックに行って酷い風邪の診察を受けるぐらいである。

人間ドックや献血をして早期発見、早期治療を意識した生活をしている。最近、体に感じることは筋トレの疲れから回復するのに3日ぐらいがかかり始めた。以前は2日間で回復ができた。これも老化が原因だろう。

結論

  • 70歳になれる事を嬉しいと思う。70歳まで生きられない人たちと比べたらまだ残りの人生を楽しむ時間という機会が与えられている。
  • 生きていることに感謝し、心残りがない残りの人生を楽しみたい。
  • 2025年という新しい年は「異常気象と世界各地で起きている戦争、そして物価高騰」が続く年になる。