品があるシニア女性と言うべきか、老女と言うべきか、お婆さんと言うべきか、品が顔や着こなしに出ている女性を見かける。どんなに美人でも品のある女性には勝てない。お婆さんになればなるほど顔に着こなしにその女性の品が出てくる。顔を見ればその人の人生がどのようなものであったかをシニアであれば想像できる。
人間の顔はその人の人生の累積結果であるからだ。幸福な気持ちで老後を過している方は、その人の顔を見れば微笑みが隠れている。老人の精神状態は、直ぐに顔に出る。特に忍耐力が衰えてきている老人は、隠しきれない。
老いても自分を魅力的にする努力をしている男女には魅力を感じる。筋肉が失われて贅肉で太っているシニアと筋トレで筋肉を増やし逆三角形の体格を維持しているシニアでは見た目で相当の違いが出る。老いると肉体の違いが極端に出てくる。同じ70歳でも80歳代に見える人、50歳代に見える人がいる。
女性の美貌はお化粧だけで化けることが出来ない。老いれば老いるほど顕著になる。肉体の美は消えて行く運命にあるが内面から出る美や品は老化に影響されない。品のある女性は雰囲気で違う。毎日小綺麗にしているシニア女性ならば、印象は良い。なぜならば、老いて来ると自分を小綺麗にする努力を放棄する女性が増えてくる。
代々芦屋で生活をしてきている資産家の女性と成金の家で育った女性では人目で違いが分かる。品がある、無いも同じである。今までどのような価値観で生きてきたかが顔や体全体に出てくる。