歳を取れば取るほどお金を稼ぐ知恵が求められる。若い人たちと同じような仕事は出来ない。老人を雇用してくれる会社もない!若い頃に資産を築いておかないと老人になった時にお金で困ると言うことは事実である。働けなくなる老人が多いからだ。資産を取り崩して生活をする運命になる。
高齢者は時代を生きてきた時間だけ若い人たちよりも人生経験がある。過去の現実を肌で感じ取り、知識にしているシニアたちである。老人だからお金を稼いではいけないと言うことはない。むしろ、お金を稼ぐ努力をして頂きたい。
シニアの知恵
シニアの知恵は人それぞれ違う!経験も知識も人付き合いも。ここでシニアの知恵についてどうのこうのと言っても始まらない。
むしろ、
自分はどうなのかだ。60年の人生経験から何か新しいビジネスモデルを具現化できたのだろうか。私は51歳で起業した。オープンソースCMS Joomlaを使ったサイト構築サービスで生きてきた。今もそのビジネスで生活している。このビジネスモデルは、別に新しいわけではない。好きな人であれば誰でも出来る。違いは、営業力があるかどうかだ。B2Bビジネスであるので営業力が問われる。
このビジネスモデルから別の収益モデルに今転換中。一つの収益ビジネスモデルだけではリスクがある。お金は、最低3つのチャネルから入ってくるのが理想だ。
時代の変化で色々なニーズが生まれてくる。今の時代は、少子高齢化の時代だ。
高齢者の人口の割合が増えてくる。社会負担が時間と共に大きくなる。高齢者は働けない。働きたくても働く職が少ない。このニーズをビジネスに出来るだろう。高齢者を雇用する企業は、アルバイト、パート契約が多い。賃金も最低料金に近い。高齢者が単純労働を行うだけで良いのだろうか。
能力や経験がある高齢者のキャリアを活かせる職がもっと増えてくればシニアのリソースが役に立つ。ビジネスチャンスは、そんな所にあるのではないか。
問題は、現場を離れたシニアが持つ知識や経験がどれだけ活かせるかだ。若い頃と同じ働き方は出来ない。老人のペースだ。仕事をする環境が過酷であると体力的に耐えられないだろう。
私は、シニアのリソースをインターネットで見える化すべきでは無いかと思っている。色々な需要がある。こんな経験をしている人が居ないか探している会社。あんな技術を持っている人がいないか探している会社。インターネットで検索して探している。該当する経験や知識を持っているシニア人材がいるのにインターネットで検索できないでいる。
私は、あるNPO団体に参画している。特定分野のシニアリソースをこれからウエブで情報発信して検索できるように動いている。現時点では何もビジネスモデルがない。まずは、情報発信してそこから何かが引っかかれば良いと思っている。
シニアたちは、インターネットの使い方を十分理解していない。私はインターネットのビジネス職人である。彼らの代わりに彼らの知恵を見える化してあげたい。