会社を現役退職して老後の生活を考えているシニアが多い。まだ、働けるが折角得た自由な時間を思いっきり使いたいと思っているのではないか。組織に縛られた生活を長年続けていたため、自由な時間ができたら、現役を引退したら、あんな事をやってみたい、こんな事をしてみたいという夢がある。
退職金でしばらくの間はお金のことを心配しなくて良い。心配するのは自由な時間を思いっきり使った後どうするかである。私は60歳から70歳の間に「働くのが困難になる70歳以降の生活設計」を考えるべきであると思っている。
健康と体力は70歳以降からあからさまに落ちてくる。さらに社会は働く機会を閉ざし始める。働き続けるにしても体力がなければだめであるし、健康でなければ何も始まらない。老後の生活で大切なことを優先順位でリストするとこうなる。
- 健康を維持して健康寿命を伸ばす
- 体の筋肉量を落とさないで強化する運動習慣を身につける
- 知的な生産(サービス)でお金を稼ぐ仕組みを作る
この3つは老後の生活を快適に過ごすための必須条件になる。体の自由が効く年齢のうちに自分でお金を稼ぐ方法を準備する。

目次
老後の生活は10年先、20年先を考えて計画する
60歳から70歳までは現役の延長のような体力と気力を維持できる。第二の人生キャリアを始めるには良い節目である。不安なのは、今まで群れで生活をしてきたこと。Safety in numbers(群れで動けば安心)の心理から一匹オオカミの心理に上手く移行ができるかである。
もう、自分の生活は自分で防御しなければならない。会社は退職金で手切れをしてきた。60歳代のシニアは、一人で自分の生活をする事に不安を覚え、もう一度、群れでの生活を求める。群れには掟がある。できるだけ若いやつを群れに入れろと!老人は要らないと言うことだ。
自分の体が老いてくるとどうなるかを今から推測して対策を取ることがポイントになる。老いてくると知らないことが体や社会に起きる。事前に知識を得て、対策を取れるシニアになるかで余生は変わる。
働けなる70歳以降の生活をどうするか?
1年、2年ぐらいは経済的な問題は抱えないが、お金を稼ぐことを考えないとじり貧になる。お金で困る老後を迎えたくないと誰もが思っている。65歳まで退職金が続いたとしても年金だけでの生活は難しい。老後の生活設計では仕事をしてお金を稼ぐという事が第一優先になる。
お金を稼ぎ続ける事が出来れば、老後の生活で経済的な心配は発生しない。食べて生きていける。シニアが老後の生活で直面する問題はお金以外にも沢山ある。
健康寿命は現時点で70歳まで。健康寿命を延ばす努力をしないと経済的な自立も保証されない。体が資本である。健康で体力と気力が維持できれば、年齢はそれほど気にする必要はない。 老後の生活設計は、1)お金を稼ぐこと、2)健康寿命を延ばすこと、そして、3)好きな事をやって残りの人生を楽しむこと。
お金は生き続けて行くのに必要。健康でないとお金があっても人生を楽しめない。余生を楽しむためにはお金と健康が必須条件になる。
退職金に頼らないで生活が維持できる方法を考えてアクションを起こすのが、60歳代のシニアの出発点になる。老後の生活設計はファイナンシャルプランナーが助言するお金の運用方法だけでは物足りない。
お金を稼ぐためのギャンブルは避けるべき
お金を増やす為の確実な方法は自分でお金を稼ぐ仕組みを作ること。資産の運用は種金が大きくないと始まらない。資産運用をする前に元手を稼ぐ必要がある。株や投信などに手を出して大損したら目も当てられない。老後はギャンブルをすべきではない。
確実にお金を稼げる仕事を見つけて安全に運用できる種金を作る、または、お金を稼ぎ続けられる仕組みを作る。60歳から70歳まで第二の人生のプライムタイムに成る。体が不自由でなく、働こうと思えば働けてお金を稼げる。この期間に色々なことができる。
私の場合はこんな事を実行している
- 70歳以降の生活防衛のためストックビジネス(知的労力で日銭が落ちてくる仕組み)を作る
- 健康寿命を延ばすために筋力トレーニングを継続する、または、スーパーのカート回収アルバイトをして足腰を鍛える
- できるだけ多くの時間を夫婦旅行に費やす
60歳代は、まだ、若い。元気に街中を歩いている60歳代のシニアをあっちこっちで見かける。派遣の仕事、パート、アルバイトなどで働いている人も多い。シニア起業に挑戦している人もいる。新しいことに挑戦できる体力と気力がまだある。
本当に困る年齢は70歳以降だ!
70歳になると色々と都合が悪くなる変化が周りで起きる
70歳になる前までは派遣社員、アルバイトやパートの仕事が見つかる。70歳を過ぎるとスーパーマーケットのアルバイトやパートが断られる。同時に自分の体力で週5日働くのが辛くなる。気持ちは体を楽させて働きたいである。社会はシニアの都合の良いようになっていない。70歳過ぎのシニアを雇用する会社は少ない。人不足と言えども求める労働に答えられる健康と体力がないシニアでは意味がない。
70歳過ぎでも仕事はあるが、決して快適な仕事ではない。若い人たちが応募しない仕事、3Kの仕事になる。社会の底辺では嫌な仕事がある。それをやっている人たちは社会からはじき出された人達が多い。嫌な環境で仕事をする覚悟があれば、70歳過ぎでもお金を稼げるが健康と体力を要求される。
70歳を過ぎると健康面で体の免疫力と筋肉量が落ちて病気にかかったり、歩行障害が起きたりする。免疫力の低下は生活習慣病で大きな病気をもたらす。体力の低下は自分の身の回りの作業を困難にする。普通の生活を維持できない体になるリスクが70歳を過ぎると大きくなる。老後を楽しむためには普通の生活ができる健康と体力が大前提になる。
70歳以降の生活を楽しむためにはこんな準備をする
お金対策
- 60歳代のうちに70歳以降も働き続けられる職場で働くこと
- 働きながら副業に挑戦し70歳以降で仕事を失ってもお金を稼げるようにする
- 株式投資の種金を作って新NISAで運用する
小銭でも良いから年金以外の収入を確実に得られる仕組みを今から構築することである。
健康対策
- 生活習慣病で困るシニアは肥満でメタボリックシンドローム対象者になっているシニアである。自分の適正体重を知り、その体重まで減量すること。
- 定期的な運動として週2回の筋トレを習慣にすること。筋肉量を落とさないために筋トレは必須になる。筋肉が増えると免疫力も向上する。
- 食生活習慣を変える。栄養バランスをモニターしながらタンパク質の多い食事を維持すること。スマホアプリの無料「あすけん」を使うと1日の食事の栄養バランスが手に取るようにわかる。
70歳を過ぎると駅の階段を上がらないでエスカレーターやエレベーターを使うのが当たり前になる。体を楽にさせたいという欲求が強くなる。体力を維持するには日頃から体を活発に使う習慣を意識する必要がある。体は使わないと衰える。その兆候が顕著に出るのが70歳以降のシニアである。
71歳の経験者は語る
週2回の筋トレを続けていても身体の老化を感じる。体は出来るだけ快適な環境で生活をしたいと訴え始める。そんな体の欲求は老後のライフスタイルに影響する。私は自営業者であるので自分の仕事でお金を稼いでいる。他人の下で監視され、制約がある労働をしていない。自分のワークスタイルで仕事をしているため老後の生活面で何も問題を抱えていない。
ただ、年金収入はありがたいと思っている。年金は働けなくなった時に物を言う。お金を稼げなくなったら、もう年金しか収入がなくなる。年金額で生活が出来ないと分かっているシニアは確実に困ることになる。最後は生活保護を受けるしかなくなる。プライドが高いシニアはお金を稼いでいるうちに対策を実行する。
種金を作って、資産株に投資して株式配当金を定期的に貰う方法である。これは多くの老人がやってきている対策である。もう一つは足腰を鍛えながらお金を稼げるチラシ配りの仕事を始めることである。健康でまだ体力があるうちにチラシ配りの仕事経験を積むことである。
結論
10年先、20年先の自分の体を考えるべきである。働きたくても体が不自由になり仕事も探せなくなる。その上、働ける仕事が今以上に少なくなる。お金を稼ぎ続ける事が歳を取れば取るほど難しくなる。
老後の生活設計は今から準備しないと健康と体力が落ちてからでは遅い。70歳になったらどんな変化が自分の身の回りで起きるかを知ることで実行可能な対策を準備できる。
70歳過ぎたら、
- 年金収入だけで最低限の老後生活を送れるかどうかを見積もり、お金が足りなければ、足りない資金を今からどう補填できるかを考える。
- 体が資本。健康維持に焦点を当てながら生活習慣を改善させる。
- 足腰を鍛えられ、小金を定期的に稼げる「チラシ配り」の仕事を体験し、70歳以降の仕事にする。
