子供は遊びに時間を使うがシニアは何に使うのか?

昔から老人は子供に戻ると言われている。70歳を越えれば仕事をやりたくてもできない高齢者になる。1日の大部分の時間が仕事で使われていたが、仕事がなくなると空いた時間の使い方に多くの高齢者が戸惑う。経済的に余裕がある高齢者は、子供と同じように時間を自由に使える。子供は遊びに時間を使うが、高齢者は何に使うのだろうか。

この問題は、誰もが直面する。現役引退を宣言したら、何もすることがなくなったという老人たちだ。仕事をやらなくなったシニアは、1年ぐらい遊ぶ人たちが多い。遊びながら何をしようかと考える。多くの人は、仕事に変わる時間の使い方を見出せない。

1日8時間以上会社で仕事をしていた人たちが、8時間以上別なことをして時間を潰すことができるだろうか。子供のように1日中遊ぶことができるだろうか。この図を見てほしい。高齢者たちはどこに居場所を求めて時間を使っているかが分かる。

70歳代から枯れて行く自分の体を何とかしたい

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40歳の人の筋肉の量を100と仮定したチャートである。個人差はあるが、老いて行くほど筋肉の量が激減する。筋肉量を維持・増やしたい人は、定期的な筋トレを運動習慣として身に付ける必要がある。筋トレは、年齢に関係なく始められ筋肉強化で効果がある。

筋トレが初めてのシニアはスポーツジムでパーソナルトレーナーの指導を受けたほうが良い。正しい筋トレのやり方を学ばないと怪我をする。自分の体力にあった筋トレプログラムをトレーナーは作ってくれる。

シニアの人生は健康次第とは?

生きがいや人生の目標があって動いていても健康を害したら、がらりと人生が変る人が多い。これは、どうしようもないと私は思う。シニアにとって「健康的な生活」が出来るという事が残りの人生を左右する。

志半ばで人生を終わる。健康維持が何よりも優先する。何かを成し遂げたいと思う人ほどそうだ。余生を楽しみたいと思っているシニアは多いが、老いれば老いるほど健康ほど大切なものはないと痛感する。

高齢者がなぜ道路の脇を歩かないのか?横断歩道を渡らないのか?

自動車を運転する度に見かける現象がある。老人が道路脇を歩いていない事だ。幼稚園児でも右側の道路脇を注意して歩く。なぜか、老人はそれができていない。70歳代、80歳代のシニアが教育がないためにできないとは思えない。

同様に横断歩道がない場所で道路を横切ろうとする老人が目立つ。自動車を運転している身にとって交通ルールを守らないシニアに出会うといつも何故なんだろうかと思わざるを得ない。

シニアになると何か良いことが有るの?

高齢者になると悪い事ばかりが目に付く。髪の毛が白くなる。はげになる。肌が汚くなる。今まで出来た事が出来なくなる。歩く事が辛くなる。体力が落ちてくる。食が細くなる。体が枯れてくるなどなど。書く事が有り過ぎるほど多い。

だけども、シニアになってから良い事も生まれる。遊ぶ時間が増えることである。自分の時間を自分の好みで使える自由である。何歳になったら働くのを辞めるかを決めて生きているうちにやってみたいことをやれる機会が与えられる。

経済的な問題を抱えているシニアは年金プラス月額10万円の収入が得られるパートやアルバイトの仕事を探し、週3日間の労働をベースにした老後の生活を計画できる。老いて働ける時間は限られる。働けるうちに働いて老後の生活費を貯める。

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自分の時間を自由に使える年齢になると自然とたわむれることが多くなる。公園に出かけて弁当を食べる。緑の環境で弁当を食べると何故か気持ちが良い。周りの景色を見ながら弁当を食べる。働いているときはそんな時間も余裕もなかった。今は公園巡りをしながら自然を楽しむのが新しい生活のリズムになっている。

老後の生活を楽しむにはシニアであるという特権をうまく利用することである。私達夫婦は横浜に住んでいる。時々、鎌倉に遊びに出かける。平日の鎌倉は観光客が少ないのでゆったりとお寺巡りが出来る。自由になる時間をうまく使うことでメリットを享受できる。