会社組織での仕事から離れてあっという間に10年が過ぎてしまった。自分で始めたビジネスで自活というものがどういう意味を持つかが体験できた。60歳定年でこれからの人生をどのようにしようか迷っているシニアならば、私の体験が参考になるだろう。
働き方からくる習慣は恐ろしい!
鳥かごから放たれた鳥
結論から先に!
一度、自分でビジネスを始めると余程のことが起きない限り二度と組織の中で精神的なストレスを感じながら働き続けることができない。1年以上組織での働き方から離れたシニアは、自由な生活に慣れてしまう。組織に戻れて働き出しても今まで以上の精神的な緊張が続く。
この緊張感に耐えて組織で仕事が出来れば、良いのだが1年以上のブランク期間があると上司からの指示や同僚との仕事で抵抗感を強く感じる。
私の知人は、自営業が失敗して会社に再就職をしたのだが半年後に辞めてしまった。また、新しいビジネスを始めたらしい。
60歳定年で会社に残れるチャンス(随時契約社員)があるのならば、ここで決断をしなければならない。会社組織で仕事を続けたいのならば、躊躇なく随時契約社員として働くことだ。もし、1年間ぐらい好きなことをしたいのならば、自分でビジネスを始める勇気と準備をすることだ。
65歳で会社を離れてまた会社で働こうとした時も同じだ。1年以上のブランクは、組織で仕事するという感覚で違和感を覚えるようになる。その違和感が大きな壁となって組織で働くのが辛くなる。
65歳以降の生活をどうするかを良く考えることだ。
多くの会社員は、65歳以降に仕事を探そうとするが見つかるのは自分が求めるような仕事ではない場合が多い。組織の環境で長く仕事を続けていると自分でビジネスを始める時の勇気と経験が乏しい。何もしない老後の生活が始まる。
組織環境からくるストレスから逃れて働くには、歩合給で給与が支給される営業職が良い。営業職は、自分の自由度が高い。問われるのは、売り上げという数字だけだ。売り上げさえちゃんと出していれば、組織にいても組織からくるストレスにやられない。
営業の仕事は、若い頃に営業経験があると抵抗感がない。やり方を知っているからだ。技術屋が営業を始めてやり始めるとお客さん探しと断れ続けに耐えられなくなる。早いうちに成功体験をすれば、それが営業の基盤になる。営業に困ったら、こちらのサイトで学んでください。