10年ほど前は、食後に便通がないことが多かった。今は、食後に決まったように便通がある。食後30分頃から食べたものの重みで腸の中の老廃物が押し出されていく。最初の現象が、「おなら」だ。腸に溜まったガスがおならとなって出ていく。おならが出たいという信号が出始めるとトイレに行く。おならと一緒に便が出る。
66歳のシニアだが、食後に便通が必ずあるという事は良いことである。便秘にならない。いつ頃からこんな快適な便通になったのか分からない。色々な原因と理由が考えられる。便秘で悩んでいるシニアは羨ましく思うことだろう。
私の妻も私と同じようにというか、私以上に快適な便通がある。食後に便通がなかった頃を思い出してみると。
なぜ、私の便通が良くなったのか?
私の妻によると女性は男性よりも便秘に成りやすいそうだ。彼女の知人や友達も便秘で悩んでいる。私が便秘になるときは、こんな時だ。
- 家内の実家に泊まる時{慣れていない場所)
- 人間ドックでバリュウムを飲んだ後(バリュウムが固まる)
- 旅行先の宿{慣れていない場所)
- ジェット旅客機に乗っている時(身体に動きがなくずっと座っている)
- 自動車で長時間運転をしている時(身体に動きがなくずっと座っている)
日常生活では便秘になることは少ないのだが、食後に便通が必ずあることはなかった。食後に便通が必ずある体質になったのは、多分、この数年だと感じている。この数年の生活習慣が変わったからかもしれない。
体を活発に動かす生活習慣と腸内フローラを良くする食生活
私は、数年前からスポーツセンターのジムに週2回行くようになった。以前は、週1回行けるかどうかであった。さらに、通勤時にエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使い始めた。便通は、一般的に体を定期的に動かす運動をすると改善すると言われている。階段を使った運動と週2回の筋トレが食後の便通に影響していると思う。
後、考えられる理由は食生活の変化である。朝食時に必ずヨーグルトと果物をメニューに入れている。ヨーグルトは、夕食後にも食べている。1日2回ヨーグルトを食べていることになる。筋トレをした日の夕食は、タンパク質が多い肉料理と色々な野菜料理になる。筋トレをしていると食欲旺盛になるため、食べる量が増える。食事をするときは、まず、野菜類の料理から食べ始める。ごはん類は、出来るだけ最後に食べるようにしている。
以前は、食べるものにあまり意識をしていなかった。私は食べる人であり、作る人は妻であるからだ。早食いで大食漢である私は、数年前までちょっとお腹の周りに脂肪がついて目立ち始めていた。筋トレを週2回に増やし、野菜を先に食べて、タンパク質が多い食事をし、1日2回ヨーグルトを食べる生活を始めてから脂肪が取れ始めた。
私の食生活の変化は、こんな感じである。こんな生活を続けるうちに食後に便通が必ずある体質になったようだ。腸内フローラが改善されたのかもしれない。
定期的な運動と腸内フローラ
定期的な運動習慣と腸内フローラを良くする食生活で食後の便通が良くなったと感じる。便通は個人差があるが、腸内フローラを改善する自分に適した運動や食べ物を取ることで便通は良くなると思う。シニアは特に運動をしなくなる。定期的な運動をすることで腸の中の老廃物を排出する動きを助ける。
私は意識して腸内フローラを改善する食べ物を食べている。特に筋トレをした後はタンパク質の多い肉や魚、腸内フローラの餌になる海藻類など。わかめ味噌汁は私の大好物。「松のや」でランチを取る時、ロース定食を食べる。定食にはわかめ味噌汁がついてくる。わかめ味噌汁はわかめと味噌汁のおかわりが自由であるため、いつも、わかめをたっぷり追加する。その夜はなぜか必ず快便になる。
わかめ摂取で便通が改善されるという実験結果がある。(参照元 PR Times)
便秘気味のシニアは、まず、運動を定期的に始めてみる。その時は、必ず、水分補給をしながら運動してほしい。運動後の夜は、タンパク質が多い食べ物、わかめ味噌汁、野菜を食べて、最後にヨーグルトをデザートにすることである。
結論
- 便通が良くなった理由は定期的な運動と腸内フローラを良くする食べ物にある。
- 便秘気味のシニアは運動不足。運動習慣を身につけて腸内フローラを改善する海草類を食べる食生活を始めると良い。