一番安く効果があるシニアや女性向けのダイエット方法は何か?

駅には上りも下りもエスカレーターと階段が用意されている。朝の出勤時も夜の帰宅時も多くの人がエスカレーターと階段を使っている。ダイエットを考えているシニアや女性たちはどうしているだろうか。

ダイエットを意識していない人はエスカレーターを利用する人が多い。上りのエスカレータには、いつも列が出来上がっている。横には、上りの階段があり列はできていない。この階段を上がっていく人たちを観察するとシニアや女性が少ない。

多く見かける人は若い男性と女性である。シニアの男性が数人程度である。体重を落としたい、肥満を抑えたいと思っている人たちが少ないのに驚く。駅の階段は生活のリズムに組み込まれている。このリスムを上手く使うことで簡単にお安くダイエットが出来ることを知らない人が多い。

階段昇降は一番安いダイエット方法

私は相鉄線を利用している。横浜駅にある相鉄線のり口(列車に乗車する階)は2階にある。いつもと言うよりは、ほとんど、階段を利用している。足の筋肉を刺激するためである。60歳から足や体の筋肉が急激に減少する事を学んでから階段があればかならず階段を使うことにしている。

仕事で横浜まで毎日通勤している。通勤は生活のリズムに組み込まれているのでこのリズムの中に足腰を鍛える筋トレプログラムを入れ込む。それが階段昇降運動。行きと帰りは必ず電車に乗るために駅を使う。駅には階段がある。エスカレーターやエレベーターがあっても階段を使うことにすれば、ジムで行うステップ運動と同じことが出来る。

スポーツジムに通うよりも駅の階段を毎日上がり下りする方が断然安い

筋肉は、使わないと(意識して刺激しないと)衰えてきてしまう。筋肉細胞は、大体100日で入れ替わる。筋肉を使っていないと筋肉細胞が減少する。筋肉が少なくなると新陳代謝が落ちる。免疫力も衰える。歩く距離が短くなる。疲れやすくなる。健康という視点で良くない事が増えてくる。

体の大きな筋肉から筋肉の量が減少してくる。上半身の筋肉は、広背筋。下半身は、大腿四頭筋である。 広背筋を維持するには、懸垂が良い。大腿四頭筋はスクワット運動になる。階段の上り下りは、スクワット運動をする代わりになる。自分の体重を支えるために足の筋肉を使うからだ。

私みたいなシニアは、健康を意識して階段を活用する。時々、階段を二段上りしているシニアを見かける。生活のリズムの中に入っているので「駅では階段を使う!」と意識するだけで自然にダイエットが出来るようになる。

ダイエットや足の筋トレを気にしている若い男女は階段を積極的に活用している。週1回ジムに通ってランニングマシンの上で走るよりも毎日駅の階段昇降をした方が消費カロリーが多い。筋肉を毎日刺激して消費カロリーを増やすほうがダイエット効果が高い。

階段の上り下りの運動は無料で毎日の通勤で出来る。お金を使わないでダイエットをする方法として最高である。

忘れてはいけないことは階段を使うという意識

継続は力なり。その意味で通勤で使う駅の階段を利用する事で知らず知らずのうちに足の筋肉が鍛えられる。高いトレーニング料金を払って通うジムは続かない人が多い。お金を無駄にするジム通いよりも無料で鍛えられる階段昇降のほうが断然良い。その上、確実に効果が出る。

ダイエットを考えている人や悩んでいる人、体の筋肉が落ちていっていることを気にかけているシニア、健康を気にしている中高年の男女はダイエット効果がある一番安い階段昇降運動を生活のリズムの中に取り込むことで願いは叶う。

重要なことはエスカレーターやエレベーターの誘惑に負けない意志の強さで階段を使うという事である。

一度観察をしてみる

あなたが使う駅の階段を観察してみる。エスカレーターと階段がある駅ならば、どのような人達が階段を使っているかがすぐに分かる。シニアの男女が何人階段を使っているのか。健康意識が強いシニアであれば、階段を勢いよく登っていく姿を見かけるだろう。

肥満の男女が階段を使っているならば、彼らはダイエット効果を狙って階段の上り下り運動をやっていることがわかる。

若い女性が階段を使っているならば、美を追求して体を鍛えている事がわかるはずである。階段を上がっていく人たちの中で階段の一段飛ばしで行く人がいればどんな人かを観察する。若い男女、中高年の男女、シニアの男女なのか。階段の一段飛ばしは足の力がないと簡単には出来ない。シニアなどは体のバランスを崩しがちになる。

駅でエスカレーターの誘惑に負けそうになったら、階段を上がっていく人達を見て誘惑に負けないようにする。

結論

足腰を鍛えたいシニア、ダイエットをしたい中高年の男女、美を追求したい若い女性、筋トレをしている若い人は意識して階段の昇降運動をしている。お金を支払って続かないスポーツジムに通うよりも安く一番効果が出やすい。

毎日の生活のリズムの中に階段昇降運動を取り込むことで意識して運動をすることがなくなる。必要なことは、エスカレーターやエレベーターを使わないで階段を使うという意志である。