自宅から自動車で山下公園に向かう途中に「場外馬券場ウインズ横浜」がある。この辺りは、競馬好きの老人、中高年がたむろしている。競馬に興味がない私たち夫婦は、雰囲気がなんとも言えないほど嫌な感じを受ける。
大勢の中高年や老人がウインズ横浜に向かって行列をなして歩いている。手には、馬券新聞やチラシを持って耳には鉛筆がかかっている。知らない人がこの辺りを歩けば、その異様な雰囲気に圧倒されるだろう。驚くことは雰囲気だけではない!
老人の歩行者に注意!
ギャンブルは、中毒になる。若い頃から競馬を遊びにしている高齢者は、競馬から離れられない。老人になっても競馬のギャンブル中毒は治らない。私から見れば、競馬に投資したお金をそのまま貯蓄すれば、相当の蓄財になっていると思う。ギャンブルは、最初から勝つ確率が分かっている。全体的にお客さんは損をする。誰かがババを抜き、儲かるのはギャンブル主催者だ。
そんなことを知らないギャンブル中毒者は、今日もウインズ横浜で馬券を買ってギャンブルをしている。
ウインズ横浜周辺の道路には横断歩道が多い。自動車で通過する時は、注意を要する。横断歩道の信号機が赤であっても、馬券新聞を見ながら横断歩道を渡り始める老人が多いことだ。時々、横断歩道の真ん中で立ち止まって鉛筆で馬券新聞に何やら書いている。
競馬で当てることに意識が行っているため自分が横断歩道を赤で渡っていることに気がついていない。信号機があっても信号無視をする中高年も多い。
あの交差点で交通事故があっても不思議でないほど信号無視をする老人が多い。ギャンブル中毒者は、自分の命よりもギャンブルを取るのが分かる。老人の遊びとしてギャンブルは止めたほうが良いと私は思っている。お金がかからない馬券を買ったつもりのお遊びならば大いに結構。
場外馬券を買いに来る高齢者は、風貌からして貧乏人だ。貧乏人が馬券を買って、負けてますます貧乏になって行く。私の人生ではないが、損をする確率が高いのが分かっているので馬券新聞にのめり込むように没頭している老人を見ると悲しくなる。