ブログでグーグルのアドセンス広告をやっている知人がいる。ブログサイトのページ数が8000ページ近くある。非常に沢山のコンテンツページだが、稼げていない。ブログで広告収益(Google Adsense)を稼ぐには一定の条件を満たす必要がある。
ターゲット読者が明確であり、その読者層にとって有益な情報であること。定期的に新しい情報を記事にする。古い記事は見直して新しい情報に書き換える。試行錯誤とコンテンツの質が勝負になる。グーグルの検索アルゴリズムによってアクセス数の変動がすごく変る。アルゴリズムの変動に左右されないで自分が考える有益なコンテンツを書き続けることに尽きる。
目次
間違ったブログの書き方では広告収益を得られない
誰でもブログホームページを作って広告収益を得るビジネスを始められる。会社員の副業としても主婦の小遣い稼ぎとしても始められる。グーグルにとって広告を掲載するコンテンツを提供してくれるホームページは喜ばれる。
ブログサイトで広告収益を得るには、作ったブログに多くの人がアクセスしてグーグルが提供するクリック広告をクリックしてもらわないとお金は落ちてこない。表示された広告を閲覧するだけでは大した収益にならない。原則、サイト訪問者が表示された広告をクリックして初めて広告収益がグーグルより支払われる。グーグルアドセンスについてはこちらを参照。
どんなに多くのコンテンツがブログサイトにあっても、どんなに多くの人があなたのブログホームページに訪れても、広告をクリックしてもらわないとビジネスは始まらない。知人のブログサイトが8000ページあっても訪問者の数が多くてもクリックしてくれないと売り上げはゼロだ。
結論から言って、知人のブログサイトに訪れる人は表示された広告をクリックする人たちでは無かったと言うことである。
シニアが間違うブログ作り
広告収益を得ようと多くの友人がブログを始めた。1年間続けてブログを書き続けた友人はいなかった。広告からの収益もなかった。何か間違えたのだ。ボタンの掛け違えかもしれない。コンテンツはページとして残っているが広告収益として形を変えてきていなかった。
間違いその1:書かれたブログを読みたいと思ってくれるターゲット層が絞り込まれていない!
グーグルのアドセンス広告をクリックしてくれる訪問客が沢山ブログサイトにやってこないと駄目だ。多くは、検索サイトで検索してコンテンツページにやってくる。コンテンツの内容が特定のニーズを満たす物であるとターゲットは絞り込まれる。内容自体がぼやけているとやってくるターゲット層もぼやける。
間違いその2:潜在ターゲット層の数が少ない!
何事も市場規模でサイトにアクセスしてくる人数も変わる。自分が書くブログに関心を持つターゲット層の規模が広いことだ。ニッチの読者市場であると訪問客は自ずと少ない。これでは駄目だ。ブログコンテンツが多くの読者の興味を引く物であると良い。それが分かれば苦労しないのだが、試行錯誤で自分が想定しているターゲット読者層に向けて関心を示すだろう内容のブログを書くしかない。
間違いその3:読んだ後に役に立つ情報ページになっていない!
検索にヒットしてやって来た読者がそのブログページを読んで何か得るものがあれば、次回も訪問してくれる。ロイヤル読者が増えれば増えるほど集客ブログサイトになる。その結果、広告をクリックしてくれる確率も上がる。シニアのブログページは、読んだ人にメリットを感じさせる内容になっていない場合が多い。多くは、日記の延長線にある内容だ。探している情報が見つからないページ内容になる。
私の友人たちが、なぜ、ブログで広告収益を1年後に稼げなかった主な理由はこの3つである。
私が作るブログサイトはページ数で100ページ以上になり始めると毎日数十円単位で広告収益が落ちてくるようになる。ページ数が増えるに従って落ちてくる広告収益も増加していく。
ただ、時間がかかるだけ。複数のブログサイトを育てている。毎日ターゲット層の読者に向けて役に立つだろうと私が勝手に思っていることを書いている。
ブログサイト作りの基本
ブログサイトは自分のドメインで作る必要がある。無料で使える第三者が提供するブログサイトではだめである。お勧めは「はてなブログPRO」を活用することである。有料サービスであるが、ブログサイト環境を提供してくれる。ドメインは自分で購入して設定する必要がある。それ以外はすべて「はてなブログPRO」側でブログサイト環境を提供してくれる。
「はてなブログPRO」を利用する前にグーグルアドセンスについて学ぶ必要がある。おすすめの本は「Google AdSense 成功の法則 57 単行本 」。この本は初心者向けの教科書になる。これで知識を得てからはてなブログProで契約する。
ブログを始めるステップ
- サイト環境を整える
- グーグルアドセンスの知識を本から得る
- ドメインの取得(お名前ドットコム)
- サイトのテーマ(ターゲット読者層を狙ったコンテンツテーマを決める)
- 記事タイトルのリスト作り
- 1つのページに1つのメッセージ(コンテンツアウトラインを作る)
- コンテンツ文字数は1記事1000文字以上、必要に応じて写真や図を取り込む
- サイトに100ページ作れたら、グーグルアドセンス申請を行う
- 許可が降りたらひたすら記事を書く
ブログ収益は根気がいる。直ぐにお金をグーグルアドセンスから得られない。長期戦で望むこと。シニアには暇な時間がある。人生経験からブログで発信したいことが沢山あるはず。
結論
シニアがブログで稼ぐビジネスはビジネスモデルを理解するのに時間が掛かるし、試行錯誤が要求される。それに辛抱できないと広告収益は自動的に落ちてこない。一般的に言われているのはブログで稼ぐには長期戦で構えないと稼げないということだ。ポイントはターゲット読者に役に立つ情報をブログに書いているかだけである。