「ときめき続けるシニアたち―――70代からの愛と恋」というYahooニュース記事を読んでいた。私たちの知らない世界でシニアたちは、シニア同士のテートを楽しんでいる。そのための出会いの機会を婚活サービスが提供し、それを利用して一緒に楽しく時間を過ごすシニアたちが増えている。
配偶者を失ったシニア同士がその寂しさと孤独から逃げるために新たな関係を出会いから築こうとしている。平均寿命が80歳を越している今、元気な高齢者が増えている。シニアの青春というものがあっても不思議ではない。
私の周りには、まだ、シニア同士がデートをして余生を楽しんでいる知人や友人はいない。まだ、伴侶が生きているからだ。60歳代の夫婦は、親の介護に追われている。まだ若い。
シニアの青春は、没イチになった時に始まる。
どこでシニアが出会いを求められるのか?
シニアの恋愛は、若い人たちと違って性的な肉体の欲求で始まらない。お互い大人だし、肉体は枯れて醜くなっているからだ。肉体への欲求ではなく、精神的な心地良さや共通の価値観にある。頭だけで相手を判断するのではなくフィーリングと会話で一緒に楽しい時間を過ごせるかどうかを判断している。
寂しさを恋愛に変える
婚活と言っても再婚するのが目的ではない。寂しさを恋愛で楽しさに変えるためだ!
シニア専門の婚活サービスを探して第三者による紹介で自分に合った相手を探す人が多い。婚活サービスは、お互いに求めているものがはっきりしているから安心して恋愛が出来る。シニアの婚活サービス=出会いサービスという位置づけで利用する高齢者が多い。
シニア専門の婚活サービスを活用しないで自力で探せるシニアならば、自助努力次第だ。積極的に没イチシニアたちが参加する活動に参加してナンパするしかない。それが出来る高齢者ならば、そのナンパ自体を楽しめるだろう。色々な魅力的な没イチ男性や女性と話が出来る。
出会いを学校で求めるやり方もある。立教セカンドステージ大学という50歳以上の人が対象の大学がある。大学でこれからの人生について学び直し、一緒に入学したシニアたちと交流を深める。交流を深めながら新しい出会いを見つける。ちょっと遠回りなやり方だが、同じニーズで入学したシニアたちだから相通じるものがあると思う。
シニアお一人様旅行でフィーリングの合う人を見つける
もっと普通に出会いを楽しみたいというシニアならば、「シニアおひとりさま旅行」をクラブツーリストが提供している。年代別の一人ツアーを探せばよい。
旅行を楽しみながら新しい出会いを探す事が出来る。ただし、積極的に話しかける努力が要求される。日本人は、受け身が多い。出会いは話しかけないと始まらない。それが出来ないシニアは、旅行だけを楽しむ事になる。
同世代、自分より10年若い世代と出会う場所を探す
没イチの女性や男性と出会う場所は自分の趣味の延長線上にある。自然な出会いを求めれば詐欺師に遭遇するリスクを防げる。出会い系クラブやマッチングアプリなどでは詐欺師に出会う可能性が高い。それを避けるには自然な出会いが生まれる場所で新しい出会いを探すしか無い。
没イチの女性を探すならば、没イチの女性を一人見つけてその人の友人を紹介してもらうことが確実で安全である。最初の没イチ女性をどこで見つけて友だちになるか。シニア女性たちが集まりやすい場所はどこかを調べることである。シニアは誰でも健康を気遣う。健康になるためにシニア向けスポーツや体操教室に通う。
チームでスポーツを楽しむ教室に入会して新しい出会いと最初の没イチ女性一人を探す。お住いの地域にあるスポーツセンターで開催されているスポーツ教室を調べてみることである。色々なシニア向けスポーツ教室に参加することで何度も顔を合わす女性が見つかれば、その女性を最初の知人として新しいシニア女性たちを紹介してもらう。
女性は男性よりもグループネットワークが広い。グループ交流をするために没イチシニアの知人も誘うと良い。クループ構成・交流は年齢に問わず新しい人間関係を作る上で抵抗なく入りやすい。
没イチはお互いに寂しいので一緒にいる時間を楽しむことをする1週間に一度デートをしているシニアカップルがいる。再婚を望んでいるのではなく、一緒に時間を過ごす楽しさを求めてデートを重ねているという。
結論
没イチで生きる気力がなくなった時、シニアの恋愛を目標にしては新しい出会いを楽しんではどうだろうか。