英国のEU離れ、ヨーロッパの難民問題、中東の戦争、中国と台湾の対立、北朝鮮と米国の戦争危機、世界の至る場所で不安定になってきている。老後の余暇を海外旅行と考えているシニアが多いはずだ。カントリーリスクを調べないで旅行会社のいい加減な斡旋で組み立てられる海外旅行パッケージは考え物だ。
問題を抱えている国々が多い。韓国旅行をする人は、無謀な人たちだ。旅行は安心・安全が第一だ。誰が見てもリスクがありそうな国には旅行しないのが一番。これから中国と米国は対立する。属国の日本もその影響を受ける。世間がまだ安定しているうちに海外旅行に行きたい。
もし、今年海外旅行に行くとしたら、どの国が良いだろうか。
治安が良くて政権が安定している国
一番最初に頭に浮かぶ国は、ニュージーランドとオーストラリアだ。自然をゆっくりと楽しむならば良い候補である。もっと色々な刺激が欲しいという人は、ハワイだろう。米国本土から離れた南国の島だ。リゾートライフを楽しめる。ショッピングから南国料理まで色々ある。カナダも良い候補だ。政権が安定している。
私自身は、一度、北欧諸国を旅したいと思っている。デンマーク、スウェーデン、ノールウェー、フィンランドなどだ。日本とは違った雰囲気が社会にあるのではないだろうか。北欧社会の介護環境などに興味がある。
旅行自体を本当に楽しみたいならば、国内旅行が一番シニア夫婦に良いのではないだろうか。まず、言葉と文化の問題が無い。安全である。目的地に行くのにあまり時間がかからない。食べる料理は口にあう物ばかりだ。ゆっくりと温泉につかりながら地方都市と田舎の生活が味わえる。ドライブ旅行が出来る人ならば、至る場所に立ち寄りながら体験した事が無い出会いを楽しめる。
私たち夫婦は、5月の連休後、実家がある静岡県にドライブ旅行をする。墓参りに行くのだ。墓参りの後は、行きたい場所に1泊2日のドライブ旅行をする。今年は、まだ、墓参りの後の旅先を決めていない。前回は、愛知県までドライブした。
二泊三日ぐらいの小旅行ならば、義父の介護支援で支障が出ない。夫婦でまだ訪れた事が無い場所に旅行するのは面白い。海外旅行は、色々と大ごとな準備をしなければ成らない。国内旅行は、パスポートもいらない。貨幣を交換する必要もない。治安を心配する事もない。知らない地方は沢山ある。四国は、夫婦ともに一度も訪問していない。
海外旅行にしても国内旅行にしても夫婦で一緒にいる時間を楽しめればそれで良い。それ以上を旅行に望むのは特別な目的が無い限りあり得ない。旅行は、「ハレとケ」のハレである。非日常の時間を旅行で味わう。非日常の時間と言う意味合いが強いのが海外旅行だ。人種、文化、食べ物、風景、気候などが日常の生活と違う。
6年ほど前に夫婦でフランス旅行をした。ニース観光をして足が疲れたのでカフェに入った。コーヒーを頼もうとウエイターを呼んだ。ウエイターにコーヒーをお願いと英語で言ったのだが、ウエイターからはエスプレッソだろ!としつこく確認を問われた。私が欲しいのは普通のコーヒーなんだけどと思いながらウエイターの言うままにした。
ウエイターが持ってきたのは、エスプレッソとアメリカン珈琲であった。二つ持ってきたのだ。私は一つ頼んだのだが。ニーズのカフェでは、コーヒー=エスプレッソだという事を体験した。こんな出来事が旅の良い思い出となる。
この記事「不安定な世界と時代に向かっている中で安心して行ける国はどこ?」のポイントは、
- 旅行は安心・安全が第一だ。誰が見てもリスクがありそうな国には旅行しないのが一番。
- 一番最初に頭に浮かぶ国は、ニュージーランドとオーストラリアだ。自然をゆっくりと楽しむならば良い候補である。
- 旅行自体を本当に楽しみたいならば、国内旅行が一番シニア夫婦に良い。