横浜駅東口にあるそごうデパートの入り口は、多くの人が出入りする。出入り口フロアーがケーキなどの食品フォロアーであるためか出入りするお客が多い。入り口から50m先には、複数のエスカレーターがある。そこまで辿り着く間の人混みをかき分けて歩くことになる。
デパートは、老人の憩いの場である。
毎日デパートに行って暇をつぶしている老人たちが多い。元気な老人が多いのだが、時々、危ない老人を目にする。
横浜駅東口にあるそごうデパートの入り口は、多くの人が出入りする。出入り口フロアーがケーキなどの食品フォロアーであるためか出入りするお客が多い。入り口から50m先には、複数のエスカレーターがある。そこまで辿り着く間の人混みをかき分けて歩くことになる。
デパートは、老人の憩いの場である。
毎日デパートに行って暇をつぶしている老人たちが多い。元気な老人が多いのだが、時々、危ない老人を目にする。
高齢者になると悪い事ばかりが目に付く。髪の毛が白くなる。はげになる。肌が汚くなる。今まで出来た事が出来なくなる。歩く事が辛くなる。体力が落ちてくる。食が細くなる。体が枯れてくるなどなど。書く事が有り過ぎるほど多い。
だけども、
シニアになってから良い事も生まれる。
私のビジネスも時代の変化に大きく影響し始めている。以前と同じサービスや料金で維持できない環境になってきている。社会環境の変化に伴いクライアントの財政も大きく変わり始めている。時代の変化にうまく乗っているクライアントは問題ないが、変化に乗り遅れて経費節減に走っているクライアントは、私のようなビジネスにも影響する。
政治も社会も労働環境も過去と違った不安定な状況になっている。貧富の格差が大きくなり、一つのキャリアではなく複数のキャリアが許される労働者環境が生まれている。安定から不安定に時代は移ってきている。今までの常識が否定されて新しい常識が共有化され始めている。
大きな変化がやってくるという予測はあったが、実生活に出現するのがいつなのか分からないで時を過ごしてきた私たちだ。
私の家内は羨ましいほど感受性が高い。一寸の事で喜んだり、笑ったり、嬉しかったり、驚いたりする。私は、同じことでも何も感じない。いつも、なぜだろうかと思っている。
生まれつきの性格、性質、DNAが影響していると思うのだが、喜怒哀楽を自由にうまく表現できない。感情表現が豊かな女性はすごく魅力的に見える。私が米国の大学に留学した一つの動機も感情表現が豊かな米国人のライフスタイルにある。気軽にハローと声をかけて話しかけてくる。
表現が豊かな米国女性の顔や声は、学生時代の私にとって憧れであった。
スマホは若者が使う文明の利器という印象を抱いていたが、そのイメージが変わってきた。電車の中で座っている人達を見たら、90%近くの人がスマホの世界に没入している。スマホを使っている人は、若者だけでなく中高年の女性が目立つ。
最近は、シニアの女性がスマホを上手く使っている。どうも、井戸端会議の連絡ツールとしてLINEを使うため携帯電話からスマホに引越ししたらしい。私の家内も携帯からスマホに引っ越しをした。その理由が、友達全員がスマホでLINE通信をしているからだという。
井戸端会議の延長でスマホのLINEグループ会話が続くらしい。それが原因で中高年の女性は携帯電話からスマホに移ってきた。
後姿が魅力的なシニア女性を見つけた。電車から降りて改札口に向かう時に私の前を歩いていたのだ。年齢的に70歳代の女性だ。髪の毛は白に近いグレー色でショートカット。イアリングがさりげなく耳元で光って揺れていた。洋服のファッションも上品さが感じられた。全体的に清潔で小綺麗な雰囲気を醸し出していた。歩く姿勢も良く中肉中背の女性であった。
70歳を過ぎるとシニアの女性は二つのグループに分かれるように感じる。オシャレを求め続けるシニア女性グループとおしゃれとお化粧を諦めた高齢者グループだ。
シニア男性の目は、若い女性に行くのは当然だが決して品があるシニア女性を忘れていない。
横浜駅近くにあるJTBに秋旅行の予約手続きで行ってきた。国内旅行のフロアーは、私と同年代のシニア女性客が目立っていた。平日の午後だ。この時間帯にJTBに来れるのはシニア層しかいないだろう。私たち夫婦は、9月から10月初旬の間に金沢に旅行を計画している。
国内旅行は、新幹線とホテルのパックが一番コストパフォマンスが良いと家内から聞いていた。時間的に3ヶ月以上先の旅行であるので予約面でメリットが多い。早期予約割引、安い時期のホテル料金の予約があせらずに余裕でできる。
「ウエブのSSL(暗号化)って、何?」と70歳過ぎの知人から尋ねられた。パソコンでホームページの閲覧やメールのやり取りは出来るが、インターネット全般には疎いシニアである。
多分、インターネットに詳しくない人たちにとってSSL暗号化されたホームページであるのか、ないのかが興味の対象になっていないので分からないというのが現状だろう。
若者たちは、パソコンを使うよりもスマホを頻繁に使っている。そのため、スマホで見えているホームページがインターネットにつながっている、いないの識別も分かっていない場合が多い。スマホは購入した時点で契約キャリヤーがインターネット接続が自動接続されるSIM設定をするからだ。
パソコンは、インターネットのプロバイダーとインターネット接続設定をしないとネットにアクセス出来ない。この違いが分かっている人と分かっていない人がいる。シニアにとってこれを理解するのは難しい。単純でないことだけは分かるだろう。
横浜ベイクォーターに行く時に必ずそごうデパートを通り抜けることになる。ランチ時間帯に地下2階の正面入口から入るのだが、その正面入口のフロアーが食品売り場のフロアーになっている。正面入口を20メートルほど進むと上に行くエスカレーターが有る。エスカレーターの横には、休むことが出来るベンチが置いてある。そのベンチには、歩き疲れた家族や老人たちがいつも座っている。
ランチ時間帯の休憩ベンチは、老人たちが食品売り場で購入したお弁当を食べる場所になる。
ただ、
私はとてもその場所で食事は出来ない。多くのお客がエスカレータに乗って行く。必ず、休憩ベンチを見るのだ。世間体を気にする人は、その場所で食事はしないだろう。
60歳代中心にスマホが浸透してきている。電車の中では、若者中心にスマホで音楽を聞いたり、ゲームをしたり、LINEで会話したりしている人が多い。携帯電話全盛の時もメールを読んだり、音楽を聞いたりで同様の風景であった。どちらの時代でもシニアは最新の機器に追いついていない。
そのため、
電車の中では、本を読んだり、居眠りをしたりしている。不思議なことに漫画本、週刊雑誌、新聞などを読んでいる人がほとんどいないことだ。