今日は天気が良く温度が15度近くになるというので横浜から横須賀まで家内と一緒にランチドライブをしてきた。イオン横須賀店に自動車を駐車して、お隣にあるヴェルニー公園に向かった。ヴェルニー公園を歩いて見ると海に向かって複数のベンチがある。ベンチに座っている人たちの表情は、明るくない。一人寂しく何かを考えているような表情が顔に出ている。
NHKの番組「ドキュメント72時間」で紹介されたヴェルニー公園は、明治時代に横須賀製鉄所の建設に貢献したフランス人技師ヴェルニーを記念して作られた公園である。公園のベンチから停泊中の軍艦や潜水艦が見られる。今日は、潜水艦が停泊していた。
どぶ板通りにある横須賀海軍カレー館
横須賀を観光している人たちを多く見かけた。横須賀イオンから軍港巡りツアーが定期的に出ている。軍港巡りツアーを終えた観光客は、その足でヴェルニー公園や三笠公園を散策し、どぶ板通りに向かう。私たち夫婦は、ランチをどぶ板通りにあるよこすか海軍カレー館で元祖横須賀海軍カレー880円を食べた。
自宅近くのスーパーマーケットに行くとレトルトのカレーとして横須賀海軍カレーが販売されている。そのレトルトカレーはまだ味わっていないが、どうせ味わうならば元祖横須賀海軍カレーが食べられるレストランでといつも思っていた。今回、家内の提案でよこすか海軍カレー館で元祖横須賀海軍カレーを楽しもうという事になった。
午後13時ごろ、どぶ板通りにあるよこすか海軍カレー館に行ったら、ちょうどタイミングが良かったのか混んでいなかった。食事を終えてレストランを出る頃(14時ごろ)には、観光客の団体が列をなしていた。元祖横須賀海軍カレーを注文しても直ぐにカレーは出てこない。20分ぐらい待たされた。家内の話では、厨房のクックが一人でカレーを作っているためだとか。本当かどうかは分からないが、人を増やすべきだろう。
元祖横須賀海軍カレーの味は、昔ながらの甘いカレーであった。私が子供の頃、お母さんが作ってくれたカレーの味に近かった。レストランのお客さんは年配の夫婦が多かった。もし、横須賀を観光する機会があるならば、どぶ板通りにあるよこすか海軍カレー館に行って見て下さい。混んでいるかもしれませんが、良い記念になると思います。
横須賀は横浜と違って雰囲気が違う。自衛隊の海軍兵と米軍の軍人とその家族が当たり前のように見かけられる。どぶ板通りは、夜になればバー通りになる。米国海軍の兵士や軍関連の人たちでにぎわう。
横須賀の人口が減少しているという。日曜日の横須賀市内を歩いてもシャッターを下ろしているお店を多く見かけた。イオン横須賀店の影響が大きく出ているのかもしれない。
ヴェルニー公園には、ヴェルニー記念館がある。小さい記念館だが無料である。
ヴェルニー記念館は、日本近代化の起点ともいえる横須賀製鉄所をつくりあげたフランス人技師ヴェルニーの功績と、横須賀製鉄所の意義を永く後世に伝えるために建てられた施設です。
現在は米海軍横須賀基地となっている、横須賀製鉄所の跡地を対岸に望むヴェルニー公園の一角に位置しています。
急傾斜の屋根と石の壁が美しい建物の外観は、ヴェルニーの出身国フランスのブルターニュ地方の住宅の特徴を取り入れています。(引用先:ヴェルニー記念館)