65歳以降のシニアの生活防衛には、2つの防衛がある。
1.お金
2.健康寿命
年金受給が始まる65歳だが、年金と貯蓄だけの収入源だけでは心許ないと感じている人が多いはずだ。貯蓄が沢山あると言っても長生きをすればするほど貯蓄の取り崩しで限界がある。65歳になったら、毎月のキャッシュフローが生まれる「お金を稼ぐ」仕組みと活動計画を考える必要がある。
年金受給は、65歳のシニアにとって一時的な安堵を与えるが、老後の生活を防衛する事にならない。年金は最低限の生活をするための資金でしかない。65歳から70歳までは、元気でまだ体力があるシニアが多い。この5年間が70歳以降の老後生活を天国にも地獄にもする。
何故か?
65歳から70歳までに生活防衛の基盤を作り上げる!
1.お金の対策
年金は生きている限り続く毎月のキャッシュフロー収入になるが、金額が減って行く。年金と同じような仕組みを自分で作ることが求められる。余裕資金があるシニアは、才能さえあればお金を運用して稼ぎ続けられる。株式や投信信託だ。手元資金が少ないシニアは、お金を稼ぎだすビジネスを作り出すしかない。仕事を見つけて給与と言う形のキャッシュフロー収入を得る方法は年齢で打ち止めになる事が分かっている。
まず、
年金+いくら収入が毎月得られれば自分たちの老後生活が維持されるかを決める。仮に年金+月10万円と決める。毎月10万円を稼ぎ出すビジネスを自分で作りだせれば良い。肉体労働で稼ぎ出すお金は体力が続く限りだ。知的労働で稼ぎ出すお金は、健康であれば続けられる。
自分が出来る知的労働を探す、または、作り出す。
自分の得意で勝負する。得意な事やスキルでお金を稼ごうとするとき問題なのは、お金を支払ってくれるお客さん探しだ。自分一人で出来なければ、チームを作ることだ。グループでお客さんを探し、グループで知的な仕事をする。どこでそんなグループを作れるのか。
ビジネスアイデアはあるが、自分一人ではその市場を開拓できないシニアならば、チームランサーというウェブサイトがある。このサービスの中で一緒にビジネスの仕組みを作り上げる仲間を探せる。現時点は無料だが、これから有料になる。
2.健康寿命の対策
シニアの健康寿命の維持は、長生きをして老後の生活を楽しむには必須だ。 簡単に言えば、「普通の生活」が一人で出来る体を維持するために何をするかだ。一人で生活が維持できない健康状態になった時点であなたの人生は180度変わる。今まで楽しめたことが楽しめなくなる。介護支援が必要な生活が始まる。介護支援は、コストが今以上に発生し、家族に負担が行く。自分の自由は制約される。
自分の両親を介護したシニアならば、分かっているはずだ。
健康寿命を延ばすには、
1.筋力強化の筋トレをして年齢とともに失い始めている筋肉を維持する、または、増強させること。
2.バランスの取れた食を太くする。定期的な運動習慣があるシニアは自然と食が太くなる。意識するのはたんぱく質の肉や魚を十分取ること。
3.一緒にいると楽しくなる友達を探すこと。笑わせてくれる知人や友達がそばにいるとストレス発散になり、健康に貢献する
何をするにしても「体が資本」だ。普通の生活が出来るという事が老人になると普通に出来なくなる運命を意識することである。体が元気なうちに健康寿命を延ばす生活習慣を築き上げる。それが出来るのは、65歳から70歳の5年間だ。
この記事「65歳以降のシニアの生活防衛」のポイントは、
- 毎月のキャッシュフローが生まれる「お金を稼ぐ」仕組みと活動計画を考える
- 「普通の生活」が一人で出来る体を維持するために何をするかだ。
- 体が元気なうちに健康寿命を延ばす生活習慣を築き上げる。