ニュースサイトの記事と紙の新聞記事の違いはほんの少ししかない!

Yahooのニュース記事を時々眺めている。自宅では、朝日新聞を読んでいる。紙の新聞で読む大部分の記事は、インターネットのニュースメディアサイトで読める。若い人たちが新聞を購読しない理由がここにある。大きなニュース記事は、インターネットのニュースサイトで情報が得られるし、Facebook、Twitter、そして、Line Newsなどでも情報が取れる。無料で読めるニュース記事を有料の新聞で得る理由がない。

情報の価値は、どこにあるのだろうか。

日本のメディアは、横並びで取り上げるニュースに独自性がない!!ほとんど同じ内容だ。

ウエブで得られるニュース記事は鮮度が違う!

信頼度があるニュースメディアが発信しているニュースサイト(例えば、日本経済新聞など)は、無料と有料のニュース記事を掲載している。ニュースの価値が情報を発信する側の価値観で無料、有料と選別されている。読者にとっては、有料のニュース記事が必ずしも有料に値する価値があるとは思えない場合がある。同じような情報を別のウエブサイトで入手できてしまうためだ。

紙の新聞は、朝と夕方のタイミングでしか情報を発信できない。インターネットのニュースサイトでは、随時、新しいニュースがあるたびにサイトに公開される。鮮度という視点でウエブ、Twitter、Facebookなどのインターネットメディアが先を行く。若い人たちは、情報の殆どをインターネットのソーシャルメディアから仕入れる。

私達シニアは、自宅にある新聞とテレビがほとんどだ。携帯電話でニュース記事を読まない。スマホで使っているのは、メールとウエブ閲覧ぐらいだ。高齢者がインプットされる情報は、大手メディアに加工された歪んだ情報である場合がある。政府による情報コントロールだ。個人が発信する「今見ている情報」は、TwitterやFacebookからの情報が多い。個人メディアだ。多くの個人メディアが大手メディアと違った情報を発信しているときは、大手メディアが情報コントロールされている可能性がある。

ただし、

個人メディアが直接確認・体感していない情報を拡散している場合は違う!

個人メディアが発信している情報が100%正しいということはないが、大手メディアの情報を精査する意味合いでは参考になる。私達シニアは、新聞やテレビが主な情報源で育ってきた。インターネット世代の若者達は、スマホのソーシャルメディアで情報を得る生活をしてきているため古い情報メディアに頼らない。

若者たちは、生の情報を自分たちで発信できるツールを手にしているからだ。スマホがあれば、瞬時にTwitterやFacebookで最新情報を伝えられる。写真だけでなく動画までYouTubeを使って発信できてしまう。個人が多くの大衆に情報を発信できる仕組みを持っている。シニアは、その時代の流れを肌で感じていない人が多い。

シニア自身でも近所の火災現場など撮影してYouTubeに公開できるのだ。スマホさえあれば。今の時代は、ニュースを発信する母体が法人から個人にコントロール権が移っている。そのため、情報の鮮度と種類いう面で大手メディアは個人メディアにかなわない。

得る情報が新聞、テレビ、ラジオの法人メディアからインターネット個人メディアに移ると情報を得た人がその情報の裏を取る必要が出てくる。受け取った情報が本当に正しいのかどうかだ。インターネットの情報は、人騒がせな嘘が多い。インターネットで関心を得たいがために意図的に有りもしない情報を流す個人がいる。

インターネットの情報は、誰が発信しているかで情報の信頼度が決まる。オピニオンリーダーと言われる人たちだ。その道の専門家でなければ、信頼されない。

世間で多くのメディアが発信する同じニュースにお金を支払う価値がなくなっている。私はいつも感じるのだが、紙の新聞は他のメディアが発信しない情報を中心に提供すべきだと。第一面に掲載される新聞記事は殆どがテレビでも報道される。なのに、新聞代を支払わなくてはならない。私は、時代が変わってきている事を強く感じている。

各テレビ局も同じ報道内容が多い。独自取材の報道を増やせないのだろうか。情報の取り方で私たちは、大手メディアに偏らないことだ。彼らは、政府に睨まれるような記事は絶対書かない。営利企業であるからだ。損する行動は絶対にしない。