シニアの楽しみは一泊二日の温泉旅行

周りの風景が段々と秋の風景になり始めている。道には落ち葉が増えている。馬肥える秋。気温も30度台から25度台に下がってきた。秋の旅行シーズン到来だ。足腰が達者な高齢者たちは、もう、既に秋の旅行予約が終わっているだろう。私も考えているが予約はまだである。

秋と春の季節は、家内の両親(90歳と85歳)を自動車で一泊二日の旅行に連れて行っている。杖をついて歩ける足があるので自動車で行きたい場所に連れて行くのが一番である。

両親の年齢が年齢であるのであまり動き回らないで車窓から眺めて楽しむ旅行になる。あとは、美味しい料理と温泉で自由な時間をゆったりと過ごして頂く

温泉を楽しむならば、部屋の風呂が温泉であると良いなあ!・・・でも、予算が合わない!!

部屋の風呂が温泉であるホテルや旅館は、最高であるが宿泊料金も最高である。死ぬ前に一度という人は、料金に囚われず探すと良い。私の場合は、残念ながらそのような贅沢は出来ない懐だ。希望は希望として残しておきたい。

普通の温泉旅館であれば、大浴場が温泉になっている。それでOKだ。旅行の目的は、非日常的な生活をすることだ。料理の献立を考えないでおいしい料理、自然と景色を楽しめる宿泊が良い。家内の両親は、年齢相応の食事しかできないので旅館で出される料理の量は沢山過ぎる。

私と家内は、普通の夫婦よりも食べる。いつも、残された料理を代行して食べている。

母親と家内は、料理の準備をする必要がないのでそれだけでも幸せ感を味わえる。父親と私は、お酒とおいしい料理をたらふく食べ、ベッドに寝ころびながらテレビを見る。気分転換に温泉街を歩く。お土産を物色する。仕事を忘れて心の赴くままに時間を過ごすことだ。

さて、どこの旅館にしようか。

第一候補は湯河原にある幸太荘である。家内と二人で利用した。その時の印象が良かったので今回は家内の両親にも体験してもらいたいと思っている。無料のみかん狩りが旅館の庭でできる。秋はみかん狩りの季節だからだ。中高年の地元住民を雇用している。それも気に入っている。

湯河原の山上にある小さな温泉旅館だ。湯河原の海を見ながら朝日と夕日を山の上から眺められる。年配の両親には、良いのではないかと思っている。あまり外出をせず部屋でゆっくりと流れる時間を楽しむシニアが多いと聞く。

第二候補地は、現在、探している最中だ。決まり次第、この続きを書きたい。