夫婦二人で老後の生活を楽しむにはどうするか?

20歳代の頃、東京で見かける外国人観光客の多くが老夫婦であった。それが不思議でならなかった。今、私達夫婦がシニアの入り口に立ち、周りから老人と見られる年齢になった。子どもたちが独立して自宅を巣立つと、新婚当時と同じ夫婦二人の生活が始まる。

夫婦二人で観光旅行に出かけると、冒頭の外国人観光客の老夫婦のことを思い出す。私達夫婦も彼らも夫婦二人で一緒にいる時間を楽しもうと旅行をしているのだと。

定年退職になる年齢はちょうど子どもたちが自宅を巣立つ時期にあたる。定年退職は、会社に縛られない自分のライフスタイルを作り出す出発点になる。それは、あなただけでなく夫婦としての出発点でもある。夫が会社に行かなくなり自宅でうろつく生活になる。

人によっては、定年退職後に離婚する夫婦もある。悲しいことだが、それもその夫婦の運命だろう。二人で老後を一緒に楽しむ選択を取らないで個人として老後を楽しみたいという決断である

与えられた自由と時間を楽しむには夫婦二人が一番良い!

昨日は、家内の提案で小田原城敷地近くにある広東料理のお店「KONOMA」(2018年に閉店)に横浜から自動車で出かけた。飲茶をコース料理の中に取り入れる料理で有名だ。午前11時に開店と同時にお店に入ったのだが、私達と同時に3組のシニア女性たちがランチに来ていた。

週末にランチドライブ

私達夫婦は、月に2回か3回ランチドライブをする。価格は気にせずに気に入ったお店を見つけ、おいしい料理を食べながら夫婦一緒にいる時間を楽しむ。仕事柄、自分の時間を自由に調整できるので人が混まない平日にランチ外食をしている。

日帰りが出来る距離でランチとローカル観光をする。今回は、小田原城周辺を二人で歩いた。帰りに国府津辺りにできた小田原ダイナスティというショッピングモールに立ち寄った。別に買い物をする目的で立ち寄ったのではなく、知らない所を見学するということで立ち寄った。

昨日、大和駅小田急マルシェにある「いまがわ食堂 大和店」で三浦の漁港で取れた魚を味わった。妻は三浦マグロのレアカツ定食、私はゴロゴロ三崎マグロのネギトロ丼定食を食べた。新鮮な魚であったのですごく美味しかった。価格も1500円以内。人気店でいつも混んでいる。

食べる楽しみを一緒に味わうのが夫婦仲を一層深める。

好奇心旺盛になると新しい発見に繋がる

家内は私と違って好奇心旺盛で知らない所に行くだけで楽しくなるという。私にはそんな感覚がない。家内は私にとって好奇心旺盛の賢いペットのような存在。一緒にいて楽しくなる女性である。妻と一緒にいると笑いが絶えない。「笑う門には福来たる」で一緒にいる時間を楽しませてくれる。

私達のDNAを継承する子供という種を育て上げて親としての義務を終えた老後の生活は自由になる時間とお金を使って新しい発見をすることで楽しめる。人生でやり残しがないように行ってみたい、食べてみたいという欲求があるときはすぐに実行することである。

世の中はビジネスチャンスを求めて新しいお店が生まれてくる。お寿司のチェーン店で「銚子丸」がある。最近、横浜に新しく店舗が生まれた。銚子丸のお寿司はネタが良い。価格は少し高いが値段にあったネタのサイズと新鮮さである。私も妻もそこの銚子丸に平日のランチに行こうと思っている。自宅から自動車で10分から15分で行けるっ距離である。

残された時間を夫婦一緒に楽しむ。食事はその目的を叶えてくれる。

お金をかけないで楽しめる公園巡りや散策

夫婦が一緒にいて楽しむことにお金はあまりいらない。近くの公園をドリンクとお菓子を持って散歩し、ベンチに座っておやつを食べるだけでも良い。横浜の街中を二人で歩きながら色々な発見をするのも楽しい。ショッピングモールに出かけて新しいお店周りも楽しい。ポイントは夫婦が一緒に行動する時間を増やすことである。

生涯の伴侶と一緒にいる時間は限られている。一緒にいられる間は楽しみたい。