TV番組の録画に使うHDDの容量は大容量にするべきではない!

私の自宅には、500GBのHDDが入った録画ビデオレコーダーがある。定期的に録画する番組を設定してあるのだが、録画した番組を見る機会が少ない。その結果、500GBのHDDが録画された番組で一杯になった。現在の設定では、新規にデータを上書きできない状態にあるので自動停止状態だ。

こんな状態になっているシニアは私だけだろうか。

HDDの容量をもっと大きくしておけば良かったと思うべきか、もっと少ない容量にすべきであったのか、判断に困る。

大容量のHDDが入った録画ビデオレコーダーは避けるべきではないか!

TV番組表を見て、この番組だけは見たいと思う番組でないと見ない。そんな番組は、録画しないでも時間を作って見るのが人間だ。録画機能を使ってHDDにTV番組を録画するのは、見てみたいという希望的観測の番組が多い。こんな番組は、見ても、見なくてもどうでも良いような番組が多い。

本当に見たい番組で仕事やその他の事情で時間が作れない場合だけ、録画ビデオレコーダーで番組を録画したほうが良い。

1週間に何本そんな番組があるだろうか。私の場合、こんな番組になる。

  1. NHKドキュメント:72時間
  2. 鶴瓶の家族に乾杯
  3. テレビ東京「日経スペシャル 未来世紀ジパング 」
  4. NHK世界ふれあい街歩き
  5. 洋画

こんな感じだ。10時間以内のビデオ録画で済んでしまう。100GBのHDDでも十分な容量だ。録画する容量が少ないと録画した番組を必死になって視聴しようとする。容量が大きいとまだ見ないでも良いと感じてどんどん録画され続ける。沢山録画されると古い録画番組を見る機会が自然と消えていく。

積まれた書籍状態になっていくと古い録画番組を見ることを諦めてしまう。一生懸命見ようと思っても見る時間が足りなくなる。こうなると全ての録画を消去して新規に録画番組を再設定するしか無い。または、番組の上書きを可能にする。

HDDの容量が大きいと人間は安心してしまう。安心すると貯まった録画を見なくなる。悪循環が始まる。

私は、TV番組の録画に必要な容量は、100GBぐらいで良いと思っている。本当に見たいと思っている番組だけに使う。容量が少ないと自然と録画する番組を絞り込む。必ず見るという番組だけになるし、100GBだと多くの番組を録画できない。見たらすぐに録画を削除して次に見たい番組の予約をする。

困ったことに現在販売されている録画ビデオレコーダーのHDD容量は、最低でも500GBある。今に1テラのHDDが当たり前になる。アーカイブに値するTV番組が今あるのだろうか。疑問だ。

情報は古くなって行く。見るタイミングを逸するとゴミになる。何かの目的がない限り、古い録画番組を見ることはない。誰もが好みの番組を一つか二つはあるだろう。そんな番組を見れないときだけにHDD録画を使う。それで十分ではないか。欲張りすぎてあれもこれも録画する必要はない。大きな容量のHDDを持つと欲が出てしまう。

この記事「TV番組の録画に使うHDDの容量は大容量にするべきではない!」のポイントは、

  • TV番組をビデオ録画する時に希望的観測であれもこれも録画する傾向がある。結果は録画しただけで見ない。
  • 本当に見たい番組は、いつも見逃さないでみている番組だ。そんな番組がどうしても見れない時にHDD録画機能を使う。
  • HDD録画容量は、100GBで十分。それ以上であると欲が出て見れないほどの番組を予約指定していまう。