孤独に陥りやすいシニア男性がやるべき事は?

女性は一般的にお喋りをしないと生きていけないほどお喋りをする。男性には、そのような欲求はない。老人ホームやデイサービス施設では、男性よりも女性が積極的に新しい老人に話しかけている。女性は、お喋りという習慣が社交性を高める。

男性は、話好きな人以外黙って孤独に甘んじている。一体どこでシニア男性たちは、孤独を癒やしているのだろうか。シニア男性たちは、共通の趣味があると仲間に成りやすい。典型的な趣味は、将棋、碁、麻雀だろう。勝負事の遊びに男たちは興奮する。

65歳の私は、将棋、碁、麻雀などの趣味を嗜んでいない。仕事がなければ、孤独の世界に埋もれるのは確かである。会社員時代は会社と家庭が私の居場所であった。独立してからは仕事場と家庭にスポーツジムが加わった。仕事ができなくなったらスポーツジムで暇をつぶす生活が中心にあるだろう。

遊び仲間がたくさんいれば、毎日違う遊び仲間と暇つぶしを事ができる。残念ながら、私にはそんな遊び仲間はいない。仕事仲間はいるが、遊び仲間にはならない。

高齢の老人は遊び仲間が一人でも居ると孤独から逃げやすい

公園のベンチで一人座っている老人の殆どが男性である。女性を見かける時は、一人ではなく二人の場合が多い。明らかに孤独から逃れられない高齢者は男性が多い。

孤独から逃げるための対策

自分自身が孤独の世界に引き込まれる対象者であるので孤独から逃げるための対策を今から考えて準備して置きたい。

孤独から逃げるための対策は、普通の生活が出来るという前提条件が必要になる。自分で身の回りの生活が出来なくなったら孤独から逃げられない場合が多い。その時は、老人ホームか介護施設での生活で生きがいを見つけるしか方法が無い。

私が考える孤独から逃げる方法

  1. 孤独を楽しめる自分だけの趣味を持つ(一つの事に没頭できる趣味)
  2. 自分のビジネススキルと経験を活かす「場」を見つける(NPOやボランティア活動)
  3. 他界するまで現役のインターネットの職人でいる(インターネットで小銭を稼ぎ続ける)

1番目はスポーツジムでの筋トレになる。健康寿命をできるだけ長くするには筋肉トレーニングが必須になる。筋トレを生活のリズムのコアにして残りの時間を他の趣味に使う。

2番目の対策を今探している。求めれば、向こうからやってくるのかもしれない。出来れば、若い人たちを支援したい。出会いによって色々と変わるだろう。

グループで楽しむスポーツに参加すれば、新しい仲間も出来る。歩くことが好きな人は、歩く倶楽部がある。テニスが好きな人は、どこにでもテニスクラブがある。社交ダンスが好きならば、社交ダンス倶楽部がある。

自分の好きな事が出発点

旅行好きなシニア男性ならば、知らない者同士が同じ旅行先に行くツアーがある。積極的に探せば、面白い機会を発見できる。新しい仲間は、遊びで見つけるのか、仕事で見つけるのか、社会貢献で見つけるのか、色々な切り口がある。

年寄りが動きを止めると限りなく死の入口に近づく。新しい事に関心を持ち、好奇心を顔に出す。好奇心さえあれば、面白い体験が出来る。面白い体験では必ず新しい人との出会いがある。出会いは新しい友人を作る。自分の存在が新しい人との出会いで再確認できるようになる。

結論

公園で一人寂しく空を見つめているだけの老後の人生はつまらない!!待っているだけでは何も良いことはやってこない。自主的に動くしか余生を楽しむ機会が得られない。もし、暇で暇で人生が面白くないと感じたら、市役所や区役所に行って生涯学習センターについて聞いてみることである。色々な選択肢を教えてくれるはず。