シニアの一人遊び、何がお勧め?

遊び好きな人は楽勝だろう。私は遊びに長けていない。

ただ、子供の頃から一人でいることが多かったのでいつもグループの中にいないと不安になるということがない。一人でいる時は、川や海に釣りに行っている事が多かった。釣りは、一人で魚との争い。釣れるときもあるし、全然釣れないときもある。ウキが海中に引き込まれる瞬間をじっと眺める。

定年退職したシニアは、暇の時に釣りに行くことが多い。私は、大人になってから一人で釣りに行ったことがない。子供の頃は、釣りがすぐにできる川や海が近かった。今は、気合を入れて準備をして自動車でいかねばならない。面倒である。

私の一人遊びは仕事を除いて、映画鑑賞ぐらい。映画の世界に自分を没入して非日常の感覚を楽しむ。コロナ禍の社会では映画館で映画を楽しむのが難しい。今はNetflixやAmazon Prime Videoのストリーミング番組で過去に見落としていた映画を見ている。

今は夫婦で一緒の時を過ごしているが、いつかはひとり暮らしになる。そんな時、何をしたら余生を楽しめるかを知っておくと迷わない。

最後は誰もが一人遊びで自分の時間を楽しむことになる

多彩な趣味を持っているシニアならば、一人遊びで苦労しない。毎日違った遊びを一人で楽しめる。お金がかかる一人遊びとかからない一人遊びがある。パチンコ、カラオケ、ゲーム、一人旅、一人ドライブ、映画、芝居、コンサート、スポーツ観戦などお金がないと楽しめない。

お金がかからない一人遊びにはどんな遊びがるのだろうか?

  1. 公園での散歩
  2. 海を見る
  3. ジョギング
  4. 読書
  5. インターネット
  6. ショッピングモールやデパートで人間観察
  7. 無料イベント
  8. 無料セミナー
  9. 無料展示会
  10. 自転車で遠出
  11. 公園めぐり
  12. 近くにある観光スポット巡り
  13. 地元再発見探索
  14. 近くの大学キャンパス巡り
  15. 無料観光ガイド(国内外の観光客)
  16. テレビ

こんな感じだろうか。私にはこれぐらいしか思いつかない。私は仕事が遊びだから、お金を稼ぎながら一人遊びをしている。仕事場がカフェである。コーヒーやランチでお金が発生するが、それ以上の稼ぎがあれば問題ない。カフェでインターネットにアクセスして仕事をするのだが、誰かと無駄話をすることもない。あるとしたら、スタバのアルバイト女子大生と会話をするぐらいである。

お勧めの一人遊び

  1. 好きな仕事を持っていればそれが一番楽しい。生計が仕事に依存していない年金生活ならば、売り上げに拘りながら仕事をする必要が無くなる。
  2. 居心地が良いカフェで読書。本は図書館で借りてくれば、お金はかからない。今まで探求してこなかった分野、名前は知っているが読んでいない小説、過去の偉人の歴史など読めば知らないことを学べる本はたくさんある。
  3. 公園巡り。自分の家を中心に半径を広げて行くと大きな公園がいくつも見つかる。見つかった公園を目標にお弁当とお菓子をリュックに入れて公園まで歩く。公園まで到着する間に色々な発見があるはず。それを楽しむ。
  4. スポーツジムの会員になって筋トレをする。筋トレは自分との戦いになる。例えば、ベンチプレス90キロを上げるという目標を設定すればそれに向かって筋トレをすることになる。やり続ければ数字や回数で体の筋肉が強化されていくのを楽しめる。
  5. 趣味に没頭する。絵画、碁、将棋、料理、麻雀、写真撮影、デザインなど関心があることに時間を使う。
  6. 人間ウォッチング。ショッピングモールで人間の行動や動きを観察する。色々な人がモールにやってくるので見ているだけで面白い。

衣食住で困らない生活を送っているシニアならば、やりたいことをやれば良い。今まで挑戦したことがない未経験なことをやるのが一番刺激がある。同時に多くをその体験から学べる楽しさがある。

一番行けないのは、受身的な時間の使い方である。自発的にアクションを取ることで脳も体も活発に動き始める。自分で決めた目的がハッキリしていると時間を使う価値が増す。

一人遊びに変化を!

時々、人恋しさを感じるときがある。そんな時は、毎月開催される経営者のオンライン勉強会とその後のオンライン懇親会で寂しさをなくす。NPO団体のメンバーにもなっているので毎月のオンライン定例会に出席する。いつも一人という生活スタイルにこんな変化を加えると新鮮味を感じる。

自分のホームページに1日に数ページのブログ記事を書いている。ブログを書くことで自分の人生を整理できる。書きながら、こんな事、あんな事をやりたいという気持ちになる。時々、読者からのメールが届く。返事を書きながら相手との共有感を楽しむ。

空想の世界を楽しめる人は、一人遊びを意識しないで暇な時間を過ごせる。人間は夢を見ることが出来る。夢を現実のものにしたいと思えば、それも可能な世界である。全て、努力と意志次第。現実は全て思ったことをやってみないと分からない。一人遊びも思ったことをやってみないと分からない。

結論

長生きをすればするほど自分一人になる。そんな時に暇で悩まないようにするには、一人遊びに長けていることである。老後の生活の中で一人遊びになる筋トレや趣味、好きな仕事を組み込むことで生活のリズムを作り込める。働ける間は仕事をして過ごし、それが出来なくなったら、知の世界(読書)を探求したり、自然や人間を観察して世の中の変化を楽しむ。