サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は止めたほうが良い!

11月5日付の読売オンラインでの記事引用

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)が、高齢社会の本格化に伴う老人ホーム不足を補う新しい受け皿として、2011年に制度化(※)されてから5年。不要な介護サービスを押し付ける「過剰介護」が問題となる一方、月数万円前後の費用を払って受けられる「生活支援サービス」について「事前の説明と違い、相談に乗ってくれない」などと入居者やその家族から不満の声が出始めている。社会福祉士の山崎さんは「内容が不透明で、費用に見合っていない住宅も少なくない」と、入居前の厳しいチェックの実施や場合によっては住み替えなどの対応をとることを勧める。

上手い話には必ず嘘がある!!

生活支援サービスは別の業者と契約することだ!

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を検討している老人は、住宅販売業者が客寄せとして「生活支援サービス」を過大広告しているという裏真実を知るべきだ。この住宅を購入した高齢者たちは、住宅以上に「生活支援サービス」を期待していた。期待すべきことは、住宅なのだが。本末転倒な感じがする。

ベストな選択は、今住んでいる住宅で納得がいく「生活支援サービス」を提供してくれる業者と個別契約をする事だ。高齢者は、「生活支援サービス」で老後の心配を何とかしようとしている。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を購入できる金融資産があるならば、本来求めている老後の「生活支援サービス」に使用すべきだ。おんぶにだっこは、いつの時代でも続かない

大手介護企業トップ8社(ニチイ学館、SOMPOケアネクスト、学研ココファン、やさしい手、ツクイ、ベネッセスタイルケア、ユニマット リタイアメント・コミュニティ、木下の介護)がサービス付き高齢者向け住宅の販売と運営を行っている。これらの会社は、大手の住宅販売の会社ではない。住宅を購入するならば、ちゃんとして住宅販売会社から購入して別途老後の「生活支援サービス」を提供している業者と契約したほうがリスクを抑える事が出来る。

生活支援サービスの内容に不満があれば、契約を止めて別の業者と再契約をすれば良い。サービス付き高齢者向け住宅を購入するとそのような選択が出来ない。

通常、介護が必要になる年齢や状態ならば、その地域のケアーマネジャー経由で生活支援サービスが提供される。多くの高齢者は、サービス付き高齢者向け住宅を購入すれば老後の生活での利便性で楽になると考えたのかもしれない。介護に関してはお金で解決できる問題なのだろうか。

介護施設で働きたいという人が少ない。割の合わない職業だからだ。こんな状況でサービス付き高齢者向け住宅に住めばこれら問題がすべて解決するなんて思うのがおかしい。

まずは、地域包括ケアプラザで自分たちの老後をどの様に準備したらよいかを相談してみる事ではないか。相談は無料だ。