衣食住が足りた老後は未体験、欲しい物、楽しい時間の共有を中心に考える

衣食住が足りて、仕事をする必要もなくなった。あとは人生で何が残るのか。「死」に向かって時を過ごすだけである。この世界にいられる残りの時間を自分が満足が行くように使うにはどうするかが命題になる。

老いに従い体が不自由になり、普通の生活を過ごすのが困難になって行く。老いは肉体的、精神的、経済的の面で現在よりも苦しくする。楽しく時間を使う期間をできるだけ長くすることで今までこの世界で経験できなかった事を楽しめる。

神からお呼びがかかるまで「自分が楽しめる事をやり続ける」のがこれから宿題になある。

coffee at work

69歳の老後はこの写真のような感じである。好きな仕事をして売り上げを気にせずに働き続ける。カフェでコーヒーを飲みながら、注文受付の女子大生アルバイトと世間話をする。人と会って会話をしない老後の生活ではカフェの女の子とおしゃべりするのが息抜きになる。

あと10年から20年生きれば自分として満足である。その頃には孫も青少年になり普通の話ができる。何か孫に残せる「人生を楽しむ秘密」を話せる。

クレジットカードを上手く使うには(69歳シニアの事例)

この数日前まで私は所持しているクレジットカードを出来るだけ少なくする事を考えていた。現在、5枚ほどクレジットカードを持っている。実際使っているのは2枚程度。ビジネス用途用のクレジットカードと日常用途のカードの2枚である。他のクレジットカードは特定目的の時だけ使っている。

個人事業主でもビジネス用途とプライベート用途に使い分けることで確定申告の時の経費インプットで煩わしさが減る。原則、クレジットカードは財布の中の現金以上の物やサービスに使う。1万円以下は財布の現金で済ませている。ただ、オンラインショップ(アマゾン、楽天ショップ、ヤフーショップ、ユニクロオンラインなど)ではクレジットカードを使うことになる。

過去にピアノや自動車を購入する時にクレジットカードを使ったことがある。与信金額が300万円ほどあるクレジットカードを持っていたからである。今はそんな使い方をしていないし、そんな金額を使う用途もない生活をしている。

シニアは消費経済にあまり貢献しないと言われているが、少子高齢化の時代ではシニアがお金を使わないとお金は回らない。シニアはお金を使うべき時に使う人が増えている。団塊の世代のシニアは年齢的にお金を使って楽しめる最後の時期に来ている。例えば、旅行である。若者と違って豪華な旅行に出かけている。

旅先で役に立つのがクレジットカードである。 

老人の後ろを歩かない!脚力が弱い高齢者は触れただけで転倒しやすい

特別な目的もなく街中に出てくる老人たちを多く見かける今日此の頃である。彼らの歩き方を見るとある種の危険を感じる。老人とぶつかると老人を転ばせてしまう危険がある。転んで骨折してしまうリスクが非常に高い。

だから、老人が前を歩いているときはできるだけ遠回りに早足で抜き去ることにしている。時々、予測不可能な行動を老人は歩いてる時にする。左に行ったり、右に行ったりする歩き方である。突然、止まることもある。目的を持って歩いていないため、注意散漫な歩き方になる。

横浜の地下街を歩いている高齢者たちを見ると一生懸命に目的無しに歩いている。健康維持のために歩くことを目的にして外出している。普通の大人ならば良いが、高齢者は枯れた体を見れば分かるように弱々しい。転倒すれば確実に骨折する。元気良く歩いているシニアであれば問題がないのだが、歩き方が弱々しい老人であると普通以上の注意が必要になる。

駅の階段を降りる時に前方に老人がいたら極力後ろにつかない。階段を降りるテンポが普通と違う。前方不注意で体に触れ、階段から落ちて怪我をさせてしまう。そんなリスクが非常に高い。

85歳まで普通の生活を自宅で過ごしたいシニア:自立度を維持しながらやりたいことをやる

今69歳の私は、老化の人生に向かっている。身体が老化する上で問題になるのは、何歳で「自立した普通の生活」が出来なくなるかである。健康寿命が72歳なのでそれを85歳まで伸ばす工夫が必要になる。

加齢に伴う自立度の変化を説明したデータがある。

約1割(10.9%)の人は80歳、90歳まで元気なまま自立度を維持できています。そして大多数の約7割(70.1%)は75歳頃から徐々に自立度が落ちていきます。”

(引用先:第6回 年を重ねると「健康状態」はどのように変化するのか

https://www.nissay.co.jp/enjoy/nagaiki/column/006.html

自立した普通の生活が出来なくなるシニアは75歳以降に増えてくる。私の目標は、85歳であるので後16年間を何とか普通の生活が出来るようにしなければならない。

仮に85歳まで自立した普通の生活を送れることにする。私に残された時間は、19年間である。この19年間を「我が人生に悔いはなし!」と言えるようにしたい。健康は誰もが気にする。朝起きて鏡に写った自分の顔や体を見る。老いた自分の顔と姿。ええっ!これが私の顔。老人の顔ではないか!老いは容赦なく自分たちの体で起きている。

75歳を過ぎて足腰の筋力が落ち、動く自由を失い始めると時間の問題で普通の生活が出来なくなる。元気な年齢のときに健康寿命を伸ばす努力と試行錯誤をしないといけない。私は週二回スポーツジムで筋トレをして健康と体力を維持できるように努力している。

シニアの恋愛はどこで探せるのか?

ときめき続けるシニアたち―――70代からの愛と恋」というYahooニュース記事を読んでいた。私たちの知らない世界でシニアたちは、シニア同士のテートを楽しんでいる。そのための出会いの機会を婚活サービスが提供し、それを利用して一緒に楽しく時間を過ごすシニアたちが増えている。

配偶者を失ったシニア同士がその寂しさと孤独から逃げるために新たな関係を出会いから築こうとしている。平均寿命が80歳を越している今、元気な高齢者が増えている。シニアの青春というものがあっても不思議ではない。

red rose in window light

私の周りには、まだ、シニア同士がデートをして余生を楽しんでいる知人や友人はいない。まだ、伴侶が生きているからだ。60歳代の夫婦は、親の介護に追われている。まだ若い。

シニアの青春は、没イチになった時に始まる。