シニア女性の熟年結婚は生活力があるシニア男性でないと困るのか?

愛に生きるか、日々の生活に生きるか、結婚する女性は男性を選ぶ。男性を見る目がない女性は、結婚数年後に後悔する。旦那がお金を稼いでこないと、毎日の生活が回らなくなり、親や親族にお金を借り始める。そして、母親にこう言われる。

「結婚するときには生活力がある男性でないと後々まで後悔するよ!今それが分かったでしょ!」と。

伴侶を失ったシニア女性の多くが経済的に苦しい生活を強いられる。国民年金だけでは到底生活が出来ない。他界した夫が金融資産を残しておいてくれればお金でそれほど苦しむこともない。伴侶を失った熟年女性は経済的に豊かなシニア男性を探すことになる。

老後の生活で一番不安になることは死ぬ時まで生きていけるだけの生活力があるか、ないかである。自分ひとりで生活できない経済状態ならば、誰かに頼りたいというのが自然である。シニア女性は金融資産があるシニア男性、お金を稼いているシニア、年金額が多いシニア男性を熟年婚活で探す。

生活力とはお金を稼げる力

これは、高齢者の男性にも言えること!未婚男性だけでなく全ての男性が対象となる。社会的な常識として生活力がなければ結婚したくても出来ない。結婚する相手の女性が代わりにお金を稼いでくれるタイプならば主夫として家庭に入れば成り立つ。

だが、多くの女性は、結婚する男性にお金を稼いでもらいたいと期待している。

熟年結婚はお金の切れ目が縁の切れ目になるのか?

熟年結婚が人気である。伴侶を先に失い一人で寂しい高齢者男女が増えている。特にシニア女性は経済的に恵まれていないため老後の生活を安定させるために「資産がある、お金を稼げる高齢者男性」を再婚相手として求める。老若男女誰もがお金を稼げる人を探す。

経済力がない人は、苦しい生活を強いられる。これは当たり前である。だからこそ、女性は生活力がある男性と結婚しなさいとなる。旦那を失った高齢者の女性は、旦那の資産が十分あればそれで何とか生活が出来る。

だが、資産が無い女性の場合は国民年金と遺族年金だけで生活するしかない。その金額は、生活保護で頂く金額よりもかなり少ないため生きていけなくなる。ほとんどが生活保護受給者になる。

熟年結婚にはそんな経済的な背景がある。シニア女性は生きて行くために生活力があるシニア男性を求める。そこに愛があるのか、ないのかは貧困の程度にもよるかもしれない。経済的に問題が無ければ精神的な寂しさを和らげるためかもしれない。余生をもっと楽しく過したいと思う年寄りは多いはずだ。それを可能にさせるのが「お金」である。

楽で安心な老後の生活を求めるシニア女性はお金、お金である。これは若い女性でも同じかもしれない。自分でお金を稼げなければ男性にお金を稼いでもらうしか無い。熟年で再婚しても再婚相手の男性がお金を稼げなくなったり、金融資産を失ったりしたら、直ぐに離婚だろう。求めているものが求められなくなるからだ。

お金との付き合い方がうまいシニア男性を探せ!

経済的に困窮した高齢者は、生活力がない若者と同じ状況に置かれる。自分でお金を稼ぐことを考えなければならない。高齢者は健康と体力の面で若者たちよりもハンディキャップがある。特に女性は男性以上に困難かもしれない。国民年金だけでは生活が出来ないからだ。

子供がないシニアの女性は、自分で稼いだ貯金で生活をするしかない。子供がいれば、子供の世話になる機会もある。子供も経済的に困窮していれば子供にも頼れない。

若い女性は、新しい家庭を築き上げるときに生活力がある男性と結婚できているか、いないかでこれからの長い人生が変わる。安定した生活は、経済力がベースになる。後は、稼いだお金との付き合い方だ。賢いお金との付き合い方が分かっている男女であれば問題ない。お金を握る人が賢ければそれで問題は解決しやすい。

どんなに生活力があってもお金との付き合い方がまずい人は、お金が貯まらない。こうなると生活力があり、お金との付き合い方をわきまえている男性でないと困る。

熟年結婚でも状況は変わらない。お金との付き合い方を知らない女性が貧困状態になりそれから逃げるために資産家の男性に期待する場合もある。熟年結婚で問題が多く発生する理由の一つではないか。愛よりもお金で結婚する女性が多い。女性にお金を稼ぐことが出来る男性を見つける力があるかどうかである。

経営者と結婚できても会社の経営が上手くいかないで倒産し、悲惨な生活をしている人もいる。予定が狂ったと思っているだろう。こればかりは、運命だ。結婚したときは生活力があっても人生は長いのでその途中で生活力を失う場合が多い。その時、男女の本当の愛が試される。愛する人のために再起できる男性が本命である。

契約結婚でお互いの欲求を満たす方法

シニアの再婚はお互いの条件を満たし、受け入れる人達同士がすれば良いのではないか。経済的に不安を抱えている女性はその問題を解決してくれるシニア男性という条件を出す。シニア男性は老後のお世話をしてくれる良き伴侶という条件を出す。お互いの条件を再婚条件にして契約すれば良い。

どちらかの条件が維持できなくなれば、契約違反で離婚が成立するようにする。その方がお互い納得がいく。本音を隠して生活を送るのは疲れる。

熟年の女性は男性よりも生活面でハンディーがある。経済的な基盤が夫なくして存在しない。私の世代の奥さん方は専業主婦が多い。専業主婦と夫は役割分担で生活を共にしてきた。生活費を稼いでくる夫、家庭と子育ての妻という役割分担で家族が回っている。

男は何歳になってもお金を稼げれば自分の役割を演じ続けられる。男のメンツが立つ。定年退職後、その役割とメンツが消える。妻は将来に不安を覚える。夫が他界したら遺族年金と自分の国民年金だけでは不安だとなる。夫が生きているうちに私の老後保証が出来るお金を蓄えたいと。

お金は十分稼げない女性にとって命綱になる。

結論

伴侶を失い老後の生活に不安を覚えるシニア女性はお金を稼げる、お金との付き合い方がうまいシニア男性を探す。熟年就活がシニア女性にとって大きな選択になる。熟年結婚で問題になるのはお金である。愛よりもお金。安心して老後の生活を送るにはお金が先にくる。愛はその次になる。