新築マンション購入後、もう21年が経過した。子供たちが大きくなり、社会人として巣立ちをした。私たちと同世代の住民たちは、徐々に老後の生活に備えたリフォームをやり始めている。大がかりな物から限定的な箇所まで色々と耳にする。家内は、すぐにでもリフォームをしたいようだが、事はそう簡単ではない。
色々な問題がある。
リフォームをするだけのお金があるか?その後の生活資金への影響は?
まだ調べていないが、リフォームをするのに発生する費用は、高くて1000万円、安くて数百万円ぐらいだという。1000万円あれば、田舎で土地付きの別荘が建ってしまう。資金が豊富なシニアは別な話だが。
家内曰く、
水回り(キッチン、お風呂場、トイレ、洗面所)が古くなると大きな問題になるのでこの4カ所は最初にやりたいという。次に、カビが生えている室内の壁紙の張り替えだ。最後に、人の出入りや動きが多いリビングのカーペットとなる。これだけをやるには、一体どれほどのお金が必要なのかと。数百万円は覚悟しなければいけないだろう。
お金の問題が最初に来る。次に、このマンションでずっと住み続けるかどうかだ。両親が健在で住宅がある。もしかしたら、ある時期に両親の自宅を二世帯住宅にして一緒に住み着くという可能性がある。このタイミングと決断がどうなるかだ。
お金は、今からこの目的のために稼いで貯めれば良い。どれだけ時間がかかるか分からないが、やれば出来ると思う。
両親宅への同居に関しては、わからない。まだ、普通の生活が出来ている。何か生活上で不自由なことが発生しない限り先方も望まないだろう。お互いにとって現状維持が一番快適だからだ。こればかりは、その時になってみないと分からない。両親が何をどのような形で望むかだ。
こんな状態であるのでマンションのリフォームは、どの程度までやるべきか悩む。
健康上の問題を危惧すれば、壁やカーペットの下に生えてきているカビだろう。壁紙やカーペットの張り替えぐらいであったら、それほど費用も発生せずに大がかりではないだろう。カーペットは、部屋全体になるようだ。リビングだけというわけにはいかないという。壁紙の張り替えとカーペットの張り替えは同時に行わないと駄目なようだ。
一番最後になるのが、水回り(キッチン、お風呂場、トイレ、洗面所)だ。 趣味嗜好が発生するのでじっくり検討する必要がある。
何をやるにしても先立つ物はお金!